セリーグ首位を独走する広島カープは2位イジメのビジターで6連勝、チーム全員でつかみ取った連勝です。特に丸・フランソアの働きは◎。広島の強さは交代する選手層の厚さと若さと一発攻勢による得点力の高さ。レギラーはほぼ20代で働き盛りで、疲れを知らない。チーム本塁打は既に155本となり、主軸次第ではまだまだ量産しそう、特に怖いのがドミニカの怪力バティスタ。一塁の守備に磨きをかけ、フル出場すれば年間50本は打つ力があるはずです。広島カープは先発投手陣・中継ぎ投手陣が安定しませんが、チーム全体が若く伸びしろがあり、不足する投手陣を補強する今年のドラフト次第ではリーグ4連覇の可能性も十分あります。
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広島の強力打線が、この日も夜空に大きな“花火”を打ち上げた。初回2死一、二塁。バティスタはヤクルト・石川の2球目を豪快に振り抜き、左翼スタンド中段に先制の23号3ランをたたき込んだ。試合前には、新井と迎打撃コーチから「我慢強く(甘い球を)待て」とアドバイスされたといい「完璧だった。見事な仕事をしましたね」と自画自賛した。
チーム全体でシーズン155本塁打となり、緒方監督の就任後では16年の153本を超える最多となった。今季2度目の13試合連続本塁打も記録するなど、機動力以上に一発攻勢が際立つ戦いぶりに、指揮官は「バティスタは一振りで決めてくれたね。今日も良い攻撃をしてくれた」と評価した。
敵地6連戦で今季3度目の6連勝を飾り、またもセ・リーグの貯金を独り占め。マジック対象チームである2位・ヤクルトとの直接対決に全勝し、マジックは今カードで一気に6つも減って13となった。「広島に戻って、また1試合1試合戦っていく」と緒方監督。最短の3連覇決定は11日。破竹の勢いは止まらない。