『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

小池知事が1本奪取『都議連幹部5人辞任』

2016-08-05 14:31:15 | 日記

小池新知事は、二階幹事長に都知事選で応援した若狭衆院議員らへの寛容な処分を求めました。会談後、二階氏は・・・  「いろいろな戦いをやりますとわだかまりもあるでしょうが、そこらはね、みんな大人なんだから。もう撃ち方やめで」(自民党 二階俊博幹事長) 
小池氏の圧倒的な勝利を受け、自民党幹部も歩み寄りの姿勢を見せ始めました。しかし、別の幹部は小池氏を応援した自民党員への厳しい処分を求めているようです。二階幹事長の力量が問われる案件です。小池新知事は初記者会見で若狭勝氏との今後の盟友関係を強調。しかしながら副知事就任要請は白紙らしい。若狭氏→自民党除名→副知事就任。 若狭氏→自民党処分無し→衆議院議員のまま。まあ、妥当な選択です。

以下コピー 

自民党東京都連は5日、支部長・常任総務合同会議を開き、東京都知事選で推薦した候補が小池百合子知事に大敗した責任を取って、経済再生相の石原伸晃会長や都議の内田茂幹事長ら、執行部の5役が辞任することを了承した。

 辞任が決まったのは、石原、内田両氏のほか、いずれも衆院議員の下村博文会長代行、鴨下一郎政調会長、平沢勝栄総務会長の3人。

 都連所属だった小池知事は選挙中、都連や都議会自民会派について「誰が何を決めているか分からない。ブラックボックスだ」などと批判を繰り返して圧勝したが、政府と自民党本部は既に小池氏との関係修復に動き始めている。

 安倍首相と二階幹事長は4日、それぞれ小池知事と会談し、2020年東京五輪・パラリンピックの成功に向けて協力することで一致している。

❷若狭氏の身の処し方は、都議会の出方次第のところもある。若狭氏の副知事就任を議会が通さないとなると、利権追及されると都合が悪い議員がいるのか、と都民に疑われてしまう。議会も難しい判断を迫られる。一方で、小池都知事としてもいきなり議会と対決姿勢を鮮明にすると、今後の議会運営が立ち行かなくなるリスクが生じる。それも痛しかゆしだろう。

いずれにしても小池氏を新都知事に選んだ都民の期待は、都政の透明化であり、利権の追求であることは間違いない。その手を緩めるようなことがあってはならないだろう。まずは、小池知事が設立する「都政改革本部」の下の「情報公開調査チーム」と「五輪調査チーム」のメンバーはどうなるかを注視したい。

また、今後の都政について、既存メディアが詳細に報じることは考えにくい。ウェブメディアが中心となって、都民に知事 VS 議会の最新情報を報じていくべきだろう。都政の停滞を招かないように、都民も監視の目を注ぎ続けることが必要だ。


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