中小企業診断士 福田 徹 ブログ

経営コンサルタント・中小企業診断士・ビジネスファシリテーターによる経営者・起業家・管理者向けブログ

農業再生診断士~Google検索で1位

2011年01月17日 | 福田徹の農業再生
「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

皆様、おはようございます。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。


「農業再生 中小企業診断士」でGoogle検索すると、当ブログが1位表示されます。

それどころか、1位~10位までの内、実に4つが私に関連する検索結果でした。

抱えている案件の話は、当然に一切書いてはいないのですが、このような結果でした。


これは、この分野で実際に仕事をしている診断士が少ないことと、その中にネットに活動をアピールしている方が殆どいないと言うことなのでしょう。


検索結果を見て、他にできる人がいないのであれば、現在実際に案件に手探りで取り組むものとして、私がやらないとならないと感じました。

また、その為には私自身がもっと勉強をしていかないとならないと痛感しました。

そして、このままこの世界のパイオニアになっていきたいとも考えるようになりました。



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本当に恐ろしい粉飾「黒字決算」

2011年01月16日 | 福田徹の経営

「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

皆様、こんにちは。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。


以前に書いた記事中小企業:借入返済のタイミング(1)借入返済のタイミング(2)という記事に、興味深いご質問をいただいたので、回答とともに公開したいと思います。


〈記事本文の要旨〉
実質赤字なのに、粉飾決算を続けて黒字決算を続けながら、借入を増やして行く(実質赤字なので当然現金はマイナスでありどこかから借りてくることになる)と、たとえ業績が回復したとしても、中小企業に認められている過去7年分の欠損金額の繰越控除が使えないために、税負担が大きくなり、借入の返済がより難しくなる。


〈ご質問内容〉
借入を増やしながら、無理して黒字決算を続けていればこうなるということは、税や会計がわかる人にとっては自明のことのはずです。
でも、こうしなければその前に運転資金が続かなくて倒産していたのでは、とも思いますが、もっといい方法があるのでしょうか?


〈福田の回答〉
まずは、中小企業経営者の内かなりの層が、「税や会計がわかる人」ではないということがあると思います。

一方「借入を増やしながら、無理して黒字決算を続け」ることの怖さを知っているはずの税理士さんは、(少しでも多く税金を取りたい税務署との関係性から)本質的に「黒字決算を推進」しているので、一部の税理士さんは見てくれの良い黒字決算書を積極的に作ってしまってきた。

と言えないでしょうか。


それでは「もっといい方法があるのでしょうか?」ということですが、


私はあると思っています。

それは赤字決算による危機の認識です。

企業は赤字になったら即「運転資金が続かなくて倒産」するわけでも
銀行が相手にしてくれなくなるわけでもありません。

その間には、多少なりと猶予期間があり、
赤字を出した過去の反省をきちんとして、次の経営に活かして経営を立て直すことができます。

また、赤字決算化によって得られる危機感が、経営を変えるきっかけになることも多々あります。


これを見方を変えて言い換えると

ごまかして黒字の決算をすると

銀行をだますつもりが

企業自体が自身を見失い

その危機認識を遅らせることになる

また、その結果としてマネジメントサイクルが回らなくなる

と言うことです。


元に戻って「もっといい方法」ですが

私は、実質赤字の時は本来の赤字決算することによって、問題を先送りせずに、企業と経営者が危機を認識し、それによって経営改善を進めることこそが、最善の方法だと思っています。


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農業再生勉強会

2011年01月15日 | 福田徹の農業再生
「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

皆様、おはようございます。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。


昨日は、農業再生の専門家向け勉強会でした。

講師をしていただいた方々、また参加された方々は、大変お疲れ様でした。


今回は、3名の講師の方々から、「農業」と「農業再生」に関するとても興味深いお話を伺うことができました。

講師は、菅直人が会いに行った農業生産法人まいすたぁの斎藤一志社長、異業種から3年前から農業に参入してお金を生む農業に取り組む株式会社ホッコウの宮本社長、一般企業の再生に関連して農協(金融)と闘った経験のある吉田猫次郎さんとそうそうたる顔ぶれです。

参加者もそうそうたる顔ぶれで、農水官僚・弁護士・公認会計士・税理士・診断士などが、農業がおかれている現状や、農政、農協、新しい農業について学び、語り合いました。

とても勉強になりました。

皆様、ありがとうございました。

2ヵ月後の次回もよろしくお願いいたします。


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やってもらいます

2011年01月14日 | 福田徹のコンサルティング活動

「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

皆様、おはようございます。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。


診断士っていうと、企業診断報告書を書くことが仕事というイメージがあります。


しかし実際の私たちの仕事は、報告書を書いたり、やり方を教えて終わりではありません。

企業の中に入って、実際に報告書に書いたことを実行してもらうまでが仕事です。


企業内に入って行うコンサルティングには、色々なやり方がありますが、会議体やプロジェクトチームの運営を通じて進めることが多いです。

やらなければならないとわかっていても、企業内のメンバーだけではいつまで経ってもできない。そういう懸案を、外部から私が入ることにより、企業内の意識を高めたり方向性を一致させながら実行に移していきます。

これは、本当に「やってもらいます」。

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ある企業の成長

2011年01月13日 | 福田徹の企業再生
「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

皆様、おはようございます。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。


昨夜は某社の会議でした。

昨日の会議では、これまでと変わって、参加者の皆がピリッとしているように感じました。


ご本人達は気付かないかもしれないけれど、ファシリテーターから見ると、会議に積極的に参加していることがよくわかります。

それぞれが待ちの姿勢ではなく、自分で動こうとしているから、会議への参加態度が違うのです。

我々が入って3ヵ月経って、それぞれが主体的な姿勢で再生に取り組むようになってきたようです。


よかった、再生コンサルとして、ファシリテーターとして、とてもうれしいことです。

この勢いを借りて、業績改善も加速していきましょう。


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「習うより慣れろ」というより「慣れる前にやってみな」だな

2011年01月12日 | 福田徹の生き方

「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

皆様、おはようございます。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。


「習うより慣れろ」というより「慣れる前にやってみな」だな。

最近感じていることです。

殆どのことは、あれこれ言ってないで「やってみれば」何とかなるんですね。


ところで、最近ある人に「福田さんはコンサルタントとしてのスキルをコンサルタントになってから得たのですか?」と聞かれました。

私にコンサルタントスキルがあるのか、はたまたそのレベルがどうなのかはさておき、この2年弱※1の間、仕事をやりながら今のやり方(もちろん発展途上)を作ってきたのは事実です。


「どうやって得たか」と聞かれれば「わからないなりにやってみた」と言うしかありません。

やってみるうちに、これまでの職歴での経験や診断士養成課程で教えてもらった技術がコンサルタント業務に溶け出して、これらが活かされて、自分独自のやり方として再度固体になってきている感覚があります。

わからないなりにもやってみると、これまでのすべてを活かすことができるのですね。

言い方をかえると、どんなに良いことを経験したり習ったりしても、そこから一歩踏み出して自分でやってみることをしないとその良い経験やいい教えもあまり役に立たないということなのかもしれません。


せっかくそこに気付いたのだから、これからは自分に「慣れる前にやってみな」とハッパを掛けながら生きていきたいと思います。


※1独立開業してから3年弱ですが、「コンサルタント」としての仕事歴は2年弱です。

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再生に必要なのは覚悟だ

2011年01月11日 | 福田徹の企業再生
「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

皆様、こんばんは。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。


ズルズルと儲からない仕事を続けて、資産を食いつぶす。

ついに借りたお金の返済資金が尽きても、それでも元の夢にすがる。


そんなことでは、何も変わりません。

再生に最も必要なのは、今までのやり方を変える。考え方を変えて、なんとしても生き残る、自分の生活を守るという覚悟です。


借入がかさむほど、資金繰りに窮するほどに、選択肢は、狭まります。

経営者は皆、最後には「もう選んでなんていられない」と気付いて、はじめて覚悟が定まるのですが、その時期は早ければ早いほどいいのです。


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北海道での仕事始め

2011年01月10日 | 福田徹のコンサルティング活動

「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

皆様、おはようございます。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。

今朝の目覚めの風景です。



手前は、東室蘭駅です。

ちょうど電車が出発するところですね。

遠景といってもすぐ近くに海も見えています。


宿泊している部屋は



ぞろ目番です。

何か良いことないかな?


今日は、北海道での仕事始めです。

気を引き締めて参ります。


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千歳は-16℃

2011年01月09日 | 福田徹の街歩き・ハイキング

「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

皆様、こんばんは。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。


関西空港から、札幌に到着しました。


たった今撮った、乗換駅南千歳駅の様子です。



列車を降りると肌に痛みを覚えました。

本当に寒い時にだけ感じる感覚です。

やばっ。もう1枚着込んでくればよかったかも・・・。


雪や鹿との衝突で、各線の列車が遅れているようです。


鹿との衝突は石勝線です。

山の中を縦断して十勝平野に向かう石勝線は、これが本当に多いのですよね。


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京都鴨川そして北海道へ

2011年01月09日 | 福田徹の街歩き・ハイキング
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皆様、こんにちは。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。



京都に来ています。

写真は、冬の京都鴨川です。

残念ながら京都には15時間くらいしか滞在できず、これから北海道です。

今年最初の北海道出張です。

きっと、寒いんだろうな。


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農産物の価値は自分で付ける

2011年01月08日 | 福田徹の農業再生

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皆様、おはようございます。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。

某所の農産物直売所のPOPです。


POPに、商品名、用途、アピールポイントが訴えられています



やはり、商品名とわかりやすい補足、特徴がPOPにまとめられています

農家が、自信を持って作ったものを薦めていることがわかる良いPOPですね。

私だったら、買うなぁ。


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Agrizm (アグリズム) 2010年 12月号

2011年01月07日 | 福田徹の農業再生
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皆様、おはようございます。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。


創刊号から購読している 農業雑誌「Agrizm」の最新号です。


Agrizm (アグリズム) 2010年 12月号 [雑誌]
農業技術通信社

「Agrizm」は、「農業は儲からないから大変。だけどとっても立派なお仕事。だから農家は保護しなければいけない。」という農政三段論法(本号P.28より)とは無縁です。

表紙に、「農業で稼いじゃいます!宣言」とあるとおり、「農業はやりようによっては儲かるんだ」、「Agrizm世代(同P.29より、20代~30代前半の農業者を読者として想定しているらしい)が農業ででっかい夢を実現するんだ」というポジティブな農業論に溢れています。

その農業論を支えるのは、今までの日本の農業に足りなかった「マーケットイン」の考え方です。

「マーケットイン」とは、作ってから売り方を考える「プロダクトアウト」(市場を無視した作り手の独りよがりになりがち)に対して、ニーズか有って売る方法も有るもの(ニーズや売る方法を創るとも言える)、つまり売れるものだけを作るという考え方です。

「ニーズを創る」「売る方法を創る」という発想は、これまでの保護を前提とした農業にはありませんでした。だって、保護とはニーズがあることが前提ですから。

しかし、戦前戦後の食糧難の時代は遠く過ぎ去り、市場にモノが溢れる現代では、保護されて作る作物に高い値が付くわけはありません。

高く売るためには、「マーケットイン」の発想が必要なのです。

そして、これは、儲かる農業を志すためには、若い農業者が農家の保護を前提とした件の三段論法から抜け出す必要があるということでもあるのです。


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PDCAを見える化する

2011年01月06日 | 福田徹の経営

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皆様、こんばんは。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。


下の図は、筆者の作ったPDCAを「見える化」した月次報告書のイメージです。



報告書の上段では計画と実績を数値で「見える化」し、下段ではその数字を実現するためのトピック(たとえば計画売上高を実現するための販促計画)についてのP(計画)D(実施)C(評価)A(改善)を「見える化」しています。

この報告書は、前月末までにトピックとP(計画)欄を埋めておき、当月中の進捗をD(実施)欄に書き込み、翌月初にはC(評価)A(改善)を書き込みように設計してあります。

このように、計画数値を実現するために施策を計画し、その施策の計画から評価、改善までのサイクルを見えるようにして、さらにその結果を数値で確認できるようにすると、マネジメントサイクルを通じて業務改善をすることの意味が見える化できます。

つまり、P(計画)を前月につくり、実際にD(実施)した上で、P・Dのどこに問題があるかを、数値その他を分析C(評価)して、A(改善)に結びつける一連の流れを、報告書上に順次書き込むことによって、自然とPDCAを回す感覚を得ることができるのです。


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ユニクロとg.u.の違い

2011年01月05日 | 福田徹のマーケティング

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はじめてg.uで買い物をしました。

g.u.はファーストリテーリングのブランドです。

同社にとってユニクロよりも価格ラインを下げた低価格業態です。


ユニクロもけして高い価格帯ではないことから、自社のブランド同士の共食い(カニバリゼーション)をどうやって避けているのだろうという興味がありました。


今回g.u.で購入したのは、アンダーウエアです。

私はユニクロのアンダーウエアを愛用しているので、良い比較になると思い買ってみました。


価格は、やはりより買い安く落とされていました。

デザインもユニクロほど洗練されていません。


下着であってさえも、ユニクロとは作りが違うと感じられます。

せっかくのVネックアンダーシャツも、ユニクロのモノとは違いg.u.のものはワイシャツの第一ボタンをはずすと外から見えてしまうのです。


比較してみて改めて感じたのは、ユニクロの品質の高さです。

あの値段で、クオリティが相当に高いのだなということがよくわかりました。

また、これだけの差があるので、共食いはなさそうです。


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できない理由ではなく、やる方法を考える~仕事始めの言葉

2011年01月04日 | 福田徹の経営
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「できない理由ではなく、やる方法を考える」

新しい年の仕事始めにあたり考えたい言葉です。


経済が右肩上がりではなくなったこの時代では、当たり前のことを当たり前にやっているだけでは上手く商いが成り立たなくなっています。

業界や御社の常識と外れた商いであっても、そこに顧客がいるのであれば、できないと頭から否定せず、正面からぶつかって具体的にかんがえ始めることが大切です。


コンサルティングの現場では、いつも「できない理由ではなく、やる方法を考えて下さい」と言うのですが、私自身もこれができているわけではありません。

私自身も、今年は「できない理由ではなく、やる方法を考える」ような仕事をしていきたいと思います。


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