中小企業診断士 福田 徹 ブログ

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PDCAを見える化する

2011年01月06日 | 福田徹の経営

「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

皆様、こんばんは。(株)ビジネスファシリテーションのファシリテーター・中小企業診断士 福田 徹です。


下の図は、筆者の作ったPDCAを「見える化」した月次報告書のイメージです。



報告書の上段では計画と実績を数値で「見える化」し、下段ではその数字を実現するためのトピック(たとえば計画売上高を実現するための販促計画)についてのP(計画)D(実施)C(評価)A(改善)を「見える化」しています。

この報告書は、前月末までにトピックとP(計画)欄を埋めておき、当月中の進捗をD(実施)欄に書き込み、翌月初にはC(評価)A(改善)を書き込みように設計してあります。

このように、計画数値を実現するために施策を計画し、その施策の計画から評価、改善までのサイクルを見えるようにして、さらにその結果を数値で確認できるようにすると、マネジメントサイクルを通じて業務改善をすることの意味が見える化できます。

つまり、P(計画)を前月につくり、実際にD(実施)した上で、P・Dのどこに問題があるかを、数値その他を分析C(評価)して、A(改善)に結びつける一連の流れを、報告書上に順次書き込むことによって、自然とPDCAを回す感覚を得ることができるのです。


※関連記事とこの記事のカテゴリー
マネジメントサイクル(PDCA)を回す報告書とは?(見える化する)
PDCAを回すコツはハードルを下げること(目標ハードルを下げる)
PDCAを回す目標分解とは?(目標を分解する)
マネジメントサイクルをもう一回転させるPDCA報告会とは?(二回転目を回す)

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