「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」
皆様、おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。
話題の本、『日本は世界5位の農業大国~大嘘だらけの食糧自給率』を読みました。
この本では、日本の農業は捨てたモノじゃないし、将来性もあるということが書かれています。
「日本の農業は辛くて儲からないし後継者もいない。
だから、農水省に予算を回して保護しなければならない。」
「国民は、予算を確保し続け存在意義を維持したい農水省と、農水省の予算が回る農協や企業その他、そして本気で農業をしていない(兼業だったり助成金目当ての)農家を票田とする政治家・政党にそう思い込まされているのだ」
と著者は言うのです。
日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率
浅川 芳裕(講談社)このアイテムの詳細を見る
私は、著者浅川氏が発行人を努めるアグリズムという農業雑誌を購読しています。
amazon「アグリズム12月号」(ホリエモンの農業論がおもしろい号です)
この『アグリズム』を読むと、若い農業経営者が明るく農業に取り組んでいることがわかります。
この雑誌に出てくる若い農業者達は、高く売れる農産物を効率よく生産して、高い収益を上げているか、それをめざして頑張っているようです。
雑誌『アグリズム』から垣間見える日本農業には、儲からないとか辛いとか後継者がいないという、負のイメージはありません。
そう、実際に日本の農業は捨てたものでは無くて、今回紹介している本の『日本は世界5位の農業大国』というタイトルが示すように、売上で考えると日本は世界5位の農業大国なのだそうです。
確かに、先入観を排除して冷静に考えると、経済的に豊かな国日本に市場を持つ日本農業が、斜陽産業であるはずはないというのも頷けます。
実際、スーパーに行くと、多くの国産野菜や肉が陳列されており、輸入品はごく一部です。
1億3千万人の世界の中でも比較的豊かな生活を送る人々の市場で優位に立ち、近隣に巨大な中国市場を見据えることが可能な日本農業に将来性がないわけがない、という浅川氏の言説は正しいと感じました。
さて、この『日本は世界5位の農業大国~大嘘だらけの食糧自給率』では食糧自給率の問題も取り上げられています。
この問題についての浅川氏の主張については明日の記事『書評(2)『日本は世界5位の~』で、また紹介します。
※関連記事とこの記事のカテゴリー
書評(2)『日本は世界5位の農業大国~大嘘だらけの食糧自給率』
日本再耕プロジェクト~Agrizm (アグリズム) 2010年06月号より
オイシックス高島宏平社長インタビュー~Agrizm (アグリズム) 2010年03月号
ホリエモンの農業論がおもしろい~アグリズム創刊2号
農業の魅力が満載~雑誌アグリズム創刊
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