中小企業診断士 福田 徹 ブログ

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学習センターで授業視聴:放送大学大学院

2008年10月08日 | 福田徹の学び・放送大学

 おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。10月8日水曜日今朝0時の東京・小平は天気が雨、気温が19℃です。

 今回は放送大学大学院の話題です。以前のブログでお話ししたとおり、放送大学大学院の修士選科生になりました。今期は、自分が興味がある3科目を選んで科目登録しています。

 私の家には放送大学のチャンネルを受信できるアンテナが無いため、基本的に学習センターを利用して授業を視聴することにしています。
 そこで今回初めて、東京多摩学習センターに、映像や音声による授業を受けに行きました。



 登録してある科目は、「認知行動科学」「経営システム」「経済政策1」の3つです。いずれも、診断士試験で端っこをかじった分野ですが、一度体系的に勉強してみたいと考えての受講です。

 さて、一週間前のブログではテキストについて図などが少なくて、わかりにくい、大学に対する時代の要請に応えていないという批判をしました。
 
 そこで今回は、実際に授業を受けてみてどうだったのかについてお話しします。


東京多摩学習センター:一橋大学と共用の建物の3Fに受付があります


図書室(ここで映像や音声の授業を視聴できます)

 授業を受けてみての感想は以下のとおりです。

 「認知行動科学」は、認知科学,行動科学,数理言語学,情報科学,コンピュータ科学,そして脳神経科学や物理学などの科学的取り組みを統合し人の心や行動を解明しようという分野です。初回の授業は、アカデミックな雰囲気の中で今後15回の授業の展開を、CGやビデオで説明される内容でした。私は、担当の先生の論理的な語り口がとても気に入りました。

 「経営システム」は、中小企業診断士の専門分野のひとつですが、あえてもう一度、学問的な体系として学んでみたいと思っています。この講座は、音声のみの講座です。初回の授業は、主に経営学の体系を説明するものでした。音声のみの講座の限界があるのか、講義はほぼテキストを読んでいるだけの内容に留まるものでした。

 「経済政策1」は、診断士1次試験では不得意分野というか、まじめに勉強できなかった経済学を学び直すために受講します。この初回授業はこれから始まる講座へのオリエンテーションとして素晴らしい内容でした。まず、これから学ぶ内容が簡潔に述べられ、つづいて授業を聞いて欲しい対象者と授業を受け学ぶことの目的と効果が述べられます。
 話が非常に具体的であり、わかりやすい講義を期待させるものでした。

 
 以上、初回授業を受けた感想です。全体を通して、期待していたレベルの内容でありました。各授業の魅力については、また書き込みます。