☆・☆・☆富貴屋倶楽部☆

高齢者の目から見た、身の回りの出来事を、
そこはかとなく書き連ねました。

◆ 熊本地震 被災から一ヶ月。体験しないと分からなかった三つもある判定の紛らわしさ。

2016年05月22日 | 熊本地震
 熊本地震から一ヶ月が過ぎたのに、台風・豪雨と違い いつまでも震度3の揺れ、時には4も!収束がいつなのかが分からない重圧感は精神を痛めつける。
我が家の孫は軽症だが、一人になることを怖がる。幼児返りしてお母さんに抱かれて登校している学童も見かけました。
 熊本市教育委員会は、熊本地震に伴う小・中学生6万1.039人への心と身体の健康観察調査を実施し、カウンセリングが必要と思われるのは全体の約3.5%にあたる2,143人にのぼることが判明し、市教育委員会は児童生徒が相談できる体制を整え、各県からのスクールカウンセラー派遣依頼も実施した。
 又、熊本から脱出のため転校する動きもあり、近所のお友達も父親を残して県外の実家へ避難。
先の3.11大震災による放射能問題で熊本に避難した東京の親子さんたちが、熊本から安全な県へ転校する動きもあります。
それらを羨ましいと感じつつも、此処に居るしかないので、覚悟を決めてテレビの情報や地震雲の出現を気にしながら 非日常と日常が混在する中、体調管理に気を配り、時にはズボラを決め込んで長期戦に臨んでいます。
 ところで、熊本地震 で被災して 被災度の判定が今知る限りでは三つあり、判定基準がバラバラなことです。
▼①応急危険度判定~3段階ー 応急危険度判定士
 
▼②罹(り)災証明   ~被災した住宅や事業所の被害程度を市町村が公的に証明する書類。
            東日本大震災後、改正災害対策基本法で速やかな発行が義務づけられた。
          ・「全壊」・「大規模半壊」・「半壊」・「一部損壊」・「床上浸水」
          ・「床下浸水」・「被害なし」
          この証明書によって住宅が全壊(全焼・全流失)した世帯、
          あるいは住宅が半壊または敷地等に被害が生じてやむなく解体した世帯、
          大規模半壊世帯と認定されると、被災者生活再建支援金の支給対象となる。
          家屋の被害の度合いに応じて支援金の額や支援の規模も異なる。 
▼③地震保険損害認定~「全損」・「半損」・「一部損」ー調査員は1級・2級建築士で所定の研修受講。
       
    ・家財は 家財保険加入者のみの適用です。
 ●参考記事 「国の被害認定と地震保険の損害認定どう違う」
罹災証明書では「全壊」でも、地震保険で「全損」になるとは限らないし、
地震保険では「半損」でも、罹災証明書で「半壊」になるとは限らない。
 我が家は、応急危険度判定では、「要注意」でした。罹災証明は申請中。、
地震保険の認定は「基礎部分にダメージあり」で 半損!外壁の亀裂に気をとられていましたが、半損に衝撃を受け、膝を付いて基礎部分を確認したら、ゾーッ、ボロボロ!
家はまだ傾いてはいませんが、補修する前に 大きな地震が発生しないことを祈るのみです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◆ 熊本城までもが崩れるなん... | トップ | ピカチュウのキャラクターと... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (北の国から猫と)
2016-05-26 19:43:47
余震が長引いていて大変ですね
こればかりは、過ぎ去るのを待つしかないので大変でしょう。子供の頃十勝に居ましたが、そこは頻繁に地震のある場所で、おまけに家が線路の近くで、泥炭地。
年がら年中ゆれていました。
現在の家は、ご存知のように自分で設計管理しましたので、基礎から地震対策はしてあります。改良地盤基礎と言う、特殊な工法でつくってあります。建築に詳しい人も、余り知らない工法ですが、古い神社仏閣などで使っていた日本独特の工法です。
今日は、キツネの写真を以前の記事に追加しました。ピンボケですが、成長したのが分かります。
返信する
Unknown (よりばば)
2016-05-27 13:50:19
 名無しの権兵衛さんの写真アップ有難うございます。おとなしそうですね。今は7時にお出ましとか。「ナナちゃん」なんていかがでしょうか?オスだったりして・・・。
 名前つながりでの余談ですが、昨日頼朝公が祭られている海底神社の管理人のダイバーさんと25年来の触れ合いで仲良しのコブダイが紹介され、そのコブダイの名前が私と同じ!コブダイの習性でオスより強いメスがハーレムの主になると、ナンとオス化してオスの容姿になり大きなこぶができると紹介されました。なんだか最近夫を尻に敷いている私自身とダブり苦笑しながら観ました。
 改良地盤基礎 ネットでみてみました。娘夫婦が将来改築する際の参考に教ええました。
 熊本地震は当地方の地盤に固い部分と軟い部分が交代するように並んでいるから、一度揺れるといつまでも軟い部分が揺れ続け、固い部分とぶっかりあうから、長引くと当初からわかっていたと熊大の教授が昨日テレビでコメントしていましたし、熊本県の下方地区・南西に当たる地区で震度7や6強が今後もあり得るとも。ハズレて欲しい気持ちです。地震大国日本、何処も安寧な地はないと覚悟を決めています。
返信する

コメントを投稿