☆・☆・☆富貴屋倶楽部☆

高齢者の目から見た、身の回りの出来事を、
そこはかとなく書き連ねました。

◆ 偏西風で運ばれてくる大気汚染物質を含んだ塵が、木々の立ち枯れの原因,そして熊は… 

2010年12月14日 | ▼中国
<12月13日、 ”報道ステーション”で” 原因どこから…浮上する中国 霧の摩周湖 謎の立ち枯れ”という話題がありました。
 環境のリトマス試験紙として注目されているというダケカンバ(岳樺)が生い茂る摩周湖周辺で、多くの木々が立ち枯れしてしまっているそうです。
摩周湖周辺の木々が立ち枯れしてしまっている原因とされる光化学スモッグ。
しかし、もう一つの原因として酸性霧による影響があるとの事。
そして、周知の事実の酸性霧の背景にある中国の工業化について解説がありました。
中国から排出された大気汚染物質がどのように運ばれているかを再現し、中国の大気汚染によってオゾン濃度が高くなっていることの解説がありました。
 ブログ”北の国から猫と二人で想う事”の12日の記事</a>【北京、上海は人の住む場所ではない 深刻な環境汚染 中国】でも取り上げており、
【北京も上海も、大気環境数値上は、すでに人間が住むには不適当な地域になっている。
この事は日本にも関係し、窒素酸化物や炭化水素の光化学反応で生成するオゾンO3が、日本では観測結果から過去10年間に約2割増えていて、原因として中国や韓国など東アジアの産業活動で発生した窒素酸化物からオゾンが生成され日本に流れてきているとする見方があり…】と指摘しています。
この事実は摩周湖周辺の立ち枯れの問題だけでなく、以前から指摘され今年は特に話題となっている山の木々の立ち枯れの原因かともおもわれます。
針葉樹より、広葉樹の方が葉の面積が広い分、害が甚大なものと思います。
熊を初め動物達のエサになる【どんぐりなどの実のなる木】でもあります。
ダケカンバに限らず、日本中の木々が、立ち枯れて、人間に警告を発していると思います。
砂漠の黄砂もですが、それに吸着されて日本へ降り注ぐ中国の工業廃棄物の大気汚染物質、はやく減少の方向にかじを切ってもらいたいと思います。

●黄砂の状況を広く国民の皆様へお知らせするために、環境省と気象庁が共同で情報を集めて提供している【黄砂情報提供ホームページ】があり、
偏西風の流れは
【そらまめ君】で知ることができます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする