☆・☆・☆富貴屋倶楽部☆

高齢者の目から見た、身の回りの出来事を、
そこはかとなく書き連ねました。

◆ 宇宙飛行士ガガーリン大佐は、「地球は青かった」とは言っていない?!

2013年06月16日 | ▼宇宙

 今朝、チャンネルを切り替えていたら、1913年の「春の祭典」というバレーの為の楽曲について語り合う内容に興味を持ちました。
 リズムが、ロックの乗りに通じ、クラシックの指揮者泣かせで、失敗した指揮者もあったとか。
構成は、春を迎えたある2つの村同士の対立とその終息、大地の礼賛と太陽神イアリロの怒り、そしてイアリロへの生贄として一人の乙女が選ばれて生贄の踊りを踊った末に息絶え、長老たちによって捧げられる、という筋と、ウィキペディアにありました。
上演されたバレーも斬新過ぎて、顰蹙を買ったそうです。
その有様は、下記の映像で。
『春の祭典』( ロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーがセルゲイ・ディアギレフが率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)のために作曲したバレエ音楽。)
 1913年に完成し、同年5月29日に初演された。
20世紀の近代音楽の傑作に挙げられる作品であり、複雑なリズム、ポリフォニー、不協和音に満ちていて、初演当時けが人も出る大騒動となったことで知られる。
   その有様は 映画で再現されています。
映画「シャネル&ストラヴィンスキー」
に見る、「春の祭典」初演 再現映像


  ・背景にニコラス・レーリヒの背景画を再現しています。
、       最近は薄手のタイツの群舞で表現されているようです。
                             

▼本題
 宇宙飛行士ガガーリン大佐は、「地球は青かった」とは言っていない、との発言もあり、
私は初めて知りました。
 調べてみましたら詳しく調べているブログがありました。参照記事
・引用「交信記録を見ると、ガガーリンは9時10分に、地球が見える様子を語っています。
ただ、これはまだ大気圏内で荷重に耐えながらの言葉。
周回軌道に乗ってからの9時21分「のぞき窓を通して地球、空、地平線を眺めています」が、人類が宇宙からの地球を眺めを語った最初の言葉と言えるのかもしれません。

さて、肝心の<地球は青かった>に関する言葉ですが、9時27分に語っているのですね。

「地球の縁、地平線の際は非常に美しい青い光の輪になっています。この光の輪は地球から離れるにつれ、暗くなっていきます。 По краю Земли, по краю горизонта такой красивый
голубой ореол, который темнее по удалению от Земли.」

ガガーリンが感じた青は、シーニーではなくガルボイでした。
(注・ロシア語には「青」を表す単語が2つあり、「синий(シーニー)」と言って、英語では blueもしくはdark blue。
もうひとつは「голубой(ガルボイ)」と言って、英語では light blue、sky blue、もしくはblue)
ですが『地球という惑星が青かった』ではなく、宇宙空間との境い目の大気の層が青く見えたことを語っていたのですね
又、ガガーリンはプラウダに連載した『ダローガ・フ・コスモス(宇宙への道)』の中で、地球の夜の面から昼の面へ飛行する時に地平線上に現われる色彩の美しさに感嘆し、
ニコライ・レーリヒの絵のようだと語りました。
 とあります。
  ▼ 思想家で画家のニコライ ・ リョーリフ(ロシア読み) バーチャル博物館
  下方のニコライ・レーリヒの肖像画をクリックすると、彼の絵画を見ることができます。
         
  ▼彼・ニコライ・レーリヒが提唱した 平和のマーク 
 ▼6月18日追記
 ・「地球は青かった」は「地球は優しく光る淡い水色だった」 ブログ・Cool Cool Japan !!!より
コメント (2)
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