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モチベーションアップに必要な「ほめ力」 わかっていても上司が部下をほめられない理由は?

2014-05-28 21:03:21 | 日本ニュース (病気・環境)

 

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モチベーションアップに必要な「ほめ力」 わかっていても上司が部下をほめられない理由は?
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/nation/diamond-53587.html
ダイヤモンド・オンライン2014年5月27日(火)08:00
 

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

 部下の指導に悩んだとき、この山本五十六の言葉を噛みしめたことがある人は少なくないはず。特に後半の「ほめてやらねば」。ほめなければ人は動かない、そうわかっていても、部下を「ほめる」ことはなかなか難しい。あなたがほめたつもりでも、部下はそう受け取っていないかもしれないからだ。サーベイリサーチセンター(東京都荒川区)が行った、「職場における『ほめる効果』に関するアンケート」からは、上司と部下の「ほめる」ことに関する意識の違いが垣間見える。

 調査対象は日本全国の20~59歳の男女個人(民間企業の正社員および公務員の正規職員)。調査方法はインターネット。調査期間は3月27日~4月3日。回答者数は665人(民間企業の正社員管理職124人、一般社員213人、公務員の正規職員管理職122人、一般職員206人)。

ほめられた人は
同僚・部下を「ほめる人」になる?

 調査では、上司にほめられている人のほうが、「挑戦意欲」「仕事への満足」「仕事への楽しみ」「自信」「誇り」が高いという結果となった。これは、「上司にほめられている方だと思うか」に対し、「そう思う」「まあそう思う」と答えた47.5%を「ほめられている人」、「あまりそう思わない」「そう思わない」の52.5%を「ほめられていない人」として比較した結果。仕事に対する意識42項目(※)のうちの多くで、「ほめられている人」の方がポジティブな回答結果となった。

「ほめられていない人」より「ほめられている人」の方が20ポイント以上高かった項目には、「現在の労働時間(長さ)に満足している」「今の仕事に満足している」「周囲の人との人間関係に満足している」など、仕事に対する満足度に関するものも多く、「ほめられる」ことは仕事への納得度、満足度に必要なものであることがうかがえる。

 また、ほめられた経験のある人は、結果的に自分も「ほめる人」になる傾向があるようだ。「上司からほめられた経験」について聞いたところ、「この1ヵ月以内に経験した」と答えた人は33.7%。この33.7%に「同僚・後輩をほめた経験」について聞いたところ、1ヵ月以内にほめた人は63.1%。全体に同じ質問をした結果の34.1%と比べて2倍弱という高さだった。

(※)「挑戦意欲」「仕事への満足」「仕事への楽しみ」「自信」「誇り」などを指し、同志社大学政策学部・太田肇教授「承認とモチベーション」(同文舘出版)より調査項目を使用

 ほめられた経験のある人、ほめられた経験の多い人は、ほめられるうれしさや、それでモチベーションがアップすることを、身を持って理解しているのだろう。だからこそ、他人に対してもほめるポイントやタイミングがわかり、うまくほめることができるのかもしれない。

 

 

 

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「盗んで覚えろ」では部下が育たない理由
「褒める」とは、どういうことか
http://diamond.jp/articles/-/48760

 
2月20日から始まった全5回連載では、『自信は「この瞬間」に生まれる』を刊行され、ハーバードで「ベストティーチャー」に選ばれ続けた日本人教授、柳沢幸雄さんに「自信」の秘密を教えていただきます。

最終回となる今回は、「育てる側」から自信について考えていきます。後輩を育てる、部下を育てる、子どもを育てる……。「育てられる側」から「育てる側」になった時、人は誰でも戸惑うものです。

「子どもを育てる場合も、大人を育てる場合も、そこにはまったく同じ法則がある」という柳沢先生に、その秘訣をうかがいます。

「背中を見て覚えろ」では部下は育たない

?日本の職場で昔から上司が部下に向かって言うのが、「俺の背中を見て覚えろ」「盗んで覚えろ」。上司はむっつりした顔で黙々と仕事をして、部下はそのマネをするわけです。日本企業の伝統的社員教育なのかもしれませんが、これは「教育」ではありません。

?最近の若手社員は、上の世代から「ゆとり世代」や「宇宙人」と呼ばれて、教えにくい、育てにくいと言われているようですが、みなさんのまわりではどうでしょうか??これまでの社員教育が通用しない部下の出現に、頭を抱えている方もいるかもしれません。

?でも、「言わずに通じた」従来のやりかたのほうが、教育という点から考えると特殊だと言えます。教育とはそもそも「言わなければ通じない」ものだからです。

?普通に経験を通して身につけようとしたら何十年、何百年とかかることを数ヵ月、数年で圧縮して伝える。これが教育です。ですから、「俺が30年かけてやったことを、30年かけて身につけろ」というのは、教育ではないわけです。特に、今のように伝えるべき情報が大量にある時代には、向きません。


私が新米上司だった頃

?たとえば、部下がなかなか思い通りに仕事を仕上げてこない時。イライラして、つい「自分でやったほうが早い」と手を出してしまいたくなります。でも、これは厳禁。ただでさえ忙しい自分の首を絞めるようなものですし、部下も育ちません。

?とはいえ、私自身はなかなか部下に任せられない上司でした。

?40代になり、ハーバードの研究室でマネジャーをしていた頃。実験に手が回らなくなり男性スタッフを1名雇い入れました。ところが、彼の出してくる実験結果と私の想定した分析結果が食い違う。

 「さては、あいつ実験を間違えたな……」と疑いを持った私は、週末に実験室に忍び込み確認するようになりました。やがて、それに気づいた彼は烈火のごとく怒りました。「ユキオ!?なぜ、僕のやることを信じないんだ!?」

?この時、私は初めて、人を束ねるマネジャーとして部下を育てることを真剣に考えるようになりました。


褒めるとは「価値観」を伝えること

?人を育てる時に一番大切なのは「褒めること」です。たとえば、部下が仕上げてきた仕事が自分の理想からほど遠いものであっても、片目をつぶりましょう。自分が求めている方向に一番近い部分を、まずは褒めてやる。

?それを繰り返していくと、最初は5割くらいの出来だったものが5割5分になり、最終的には7~8割くらいの出来になっていきます。

?褒める時に気をつけたいのは、具体的に褒めること。ただ「いいね」「やるじゃん」と言うだけではダメ。なぜなら、褒めるとは、価値観を伝えることだからです。

?具体的に褒めることで、相手に「こちらの方向で合っているよ」「その部分を伸ばせばいいんだよ」というメッセージが伝わるのです。つまり、教える側と教えられる側で一つの価値観が共有される。逆に価値観が共有されていない状態では、育てられる側は何をどうしていいのかわかりません。

?また、否定では価値観が伝わりません。「これじゃ、ダメ」と言われたところで、次にどうすればいいのかわからないのです。たとえば、上司に何か提案をして「これじゃ、ダメ」と言われても、部下は次にどうしていいのかわからないでしょう。「じゃあ、どうすればいいんだよ……」と心のなかでつぶやきながら、やる気をなくしてしまいます。

?褒めて気分よくさせてあげれば、たいがいの人は現状の上を行くようになります。人には誰でも「こういうふうにしたい」という方向性があるものです。本人が望んでいるのだから、褒めて褒めて、その方向に伸ばしてやるのが一番いいに決まっているのです。

?人を育てるのには、長い時間がかかります。でも、褒め続ければ必ず伸びる。それが私の実感です。

?この連載は、今回が最終回です。ご愛読、ありがとうございました。


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価格:¥ 1,470(税込)
ISBN:978-4-478-02514-7


『自信は「この瞬間」に生まれる』


ハーバードで「最高の教師」に選ばれ続けた、伝説の日本人教授が教える「一生ブレない人」の秘密。自信が生まれる瞬間、人のなかで一体何が起きているのか??その秘密に迫る。

 

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自信が生まれる瞬間を科学する
「一生ブレない人」が実践している「S字カーブ」の法則とは


http://diamond.jp/articles/-/48743
   
 
自信は、どのタイミングでどんなふうに生まれるのか?
みなさん、考えたことはありますか?
?
知らないうちについている自信
がんばっているのに、なかなかつかない自信
 何かあると、すぐに揺らいでしまう自信

「自信」とは、いったい何なのでしょう?

今日から始まる全5回連載では、『自信は「この瞬間」に生まれる』を刊行された、ハーバードで「ベストティーチャー」として選ばれ続けた日本人教授、柳沢幸雄さんに「自信」の秘密を教えていただきます。

柳沢先生によると、勉強でも、仕事でも、趣味でも、努力を確実に「自信」につなげられる人は、ある法則を理解して、実践しているそうです。

「つまずき」の99%はここで起こる

?長年、人を育て続けるなかで、私は1つの法則を確認しました。

?それは「すべての成長はS字カーブを描く」という法則。

 「S字カーブ」のなかでもっとも重要なのがグラフ内に示した部分です。ここを「立ち上がり」と呼ぶことにしましょう。


自信が生まれるのは、まさに「この瞬間」です。

 「立ち上がり」を迎えるまでは、本当にこれが自分に向いているのか、自分は正しい努力をしているのか確信が持てずにいたことも、「この瞬間」に「これでいいんだ!」と思える。

?さらにいえば、「伸びる人」と「伸び悩む人」を分ける最大のポイントも、この「立ち上がり」にあります。これを無事に越えられた人が「伸びる人」、越えられずに脱落してしまった人が「伸び悩む人」です。

?そして、残念なことに大半の人がここでつまずいてしまう。勉強でも、仕事でも「つまずき」の99%はここで起きるというのが、長年人を育て続けてきた私の実感です。


「無風状態」に耐えられたら、人は自信を手に入れる

 「S字カーブ」をもう少し詳しく見ていきましょう。

 「S字カーブ」は「無風状態」「立ち上がり」「成長の好循環」「壁」で説明できます。


「さあ!」と何かを始めても、最初はまったくの無風状態。

?「無風状態」とは、努力が成果につながらない時期。何事も、最初はいくら一生懸命に努力を重ねても、なかなか成長が感じられません。成果が出ないことにイライラして、「このままやっていてもしかたないかもしれない」とあきらめたり、面倒になって脱落してしまったりする人が出てくるのが、この時期です。

?無風状態を耐えて「立ち上がり」のポイントを超えると、一気にカーブが立ち上がり、ググッと伸びていきます。

?成長を続ける人は「S字カーブ」を何度もつなぎ合わせられる人。「最初のサイクルが終わった=壁にぶつかった」と感じても、また次の「立ち上がり」が始まるまで努力を続けられるかどうか。そこがミソです。

?ちなみに「昔取った杵柄」というのは、グラフ内に矢印で示したように、1番上達した地点からちょっとだけ下がったところに留まっている状態。私の経験からいうと、1つのことをだいたい3年くらい続けると、ここに至ります。

 

「壁にぶつかる」まで続けなければ、時間も労力もムダになる。

?見かたを変えれば、壁にぶつかることも一つの成功体験。

?だって、壁にぶつかるまで努力を続けた、ということなのですから。悲観することなんて、まったくありません。成長を感じられなくなった事柄は、すでに習得した事柄。最初のハードルを越えて、1つの成功体験を積めたと胸を張って次に進めばいいのです。

?人間というもの、一度でも「やればできる自分」を認識すると、自信を持ちます。その心地よさを体が覚えているから、「あの感覚をもう一度、得たい」と思い、がんばるためのモチベーションにつながっていく。

?ですから、成長するためには、何がなんでも一度は「壁にぶつかった」と感じるまで続けること。その前にやめてしまうと、費やした時間も労力もすべてムダになってしまいます。

?2月24日公開の第2回目以降は、仕事のこと、お金のこと、人生のこと……いろいろな局面で揺らいでしまいがちな「自信」を、いつでもしっかり支えておく方法について、引き続き柳沢先生に伺います。


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