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靖国参拝者ブラックリストに批判も…中国「自国の烈士拝まないくせに!」
産経新聞2013年10月26日(土)20:36
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20131026560.html?fr=rk
靖国神社の秋季例大祭に合わせて国会議員約160人が同神社を参拝したことに対して、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は23日、「参拝した政治家のブラックリストを作成すべきだ」とする学者の論評記事を掲載した。ビザ発給停止などで圧力をかけ、参拝をやめさせようという趣旨だ。中国のネット上では反日感情を背景に「強烈に支持する」との声が上がる一方、「中国人は自国の烈士を拝まないくせに、他人のことをあれこれ言う資格があるのか?」と冷めた声も少なくない。
■「拝鬼者を制裁せよ」
論評を執筆したのは中国人民大学の陳先奎教授。まず陳氏は、靖国神社の参拝について「鬼を拝む(拝鬼)」と記述している。中国メディアでは一般化された表現で、鬼は亡霊という意味のほか、憎悪を込めて外国人を呼ぶ際に使われ、日本人の蔑称「日本鬼子(リーベン・グイズ)」を連想させる。
陳氏は、「靖国神社を参拝した右翼の政治屋のブラックリストを作成し、各人の状況に応じて一定の制裁措置をとることを検討すべきだ」と主張。閣僚などの「代表的人物」に対する制裁として、長期間の入国禁止措置や中国における経済活動の制限、中国政府が日本国内で行う活動への参加拒否、国際機関の重要ポスト就任への反対など挙げている。
陳氏は「日本の政治屋が靖国神社に参拝するのは、人類の良知と国際正義への挑戦であり、中国人民の傷に塩をすり込むものだ」と決めつけ、制裁は「『拝鬼者』に代償を支払わせ、参拝に反対する日本の友人の立場を固めさせる」と解説。また「近年わが国の指導者は、歴史と領土問題において中国に挑戦している日本の指導者と会談しない姿勢を堅持している。これは事実上、一種の制裁なのだ」とも言及している。
■「国内問題から目をそらすな」
このブラックリスト作成論に対して、中国のネット上では賛否が分かれているが、支持派に共通しているのは「靖国参拝によって中国人が侮辱されている」という誤解に基づく感情論だ。
「どんな人間にも自らの尊厳はある。譲れない最低ラインを示して、外国から侮蔑を受けないようにしよう」
「いい考えだ。リストに載った日本人は一生涯、中国の地を踏ませるな」
また「毎年毎年、中国側はいつも抗議ばかりで、実際の行動はどうした?」といういらだちの声もみられる。
一方で冷静な声も少なからずある。
「中国人は日本車に乗り、日本のテレビ番組を見て、日本製のエアコンを使い、大声で日本に反対する。恥知らずだ」
「日本人が靖国神社で参拝しているのは彼らの英雄だ。われわれは何を根拠にとやかくいうのか?」
日本との軋轢(あつれき)が、国内問題の目くらましに使われていると疑う向きもある。「まず、自分の家の問題をしっかり解決してから考えよう。視線を他にそらすな」
国内社会の矛盾に対する不満から、自虐的なコメントも目立つ。「中国の汚職官僚はブラックリストに載ってもお構いなしで、酒食におぼれたぜいたくな暮らしをしているじゃないか」
「そもそも日本人が中国に来て何をするんだ? 汚れた空気を吸って、有毒食品を食べて、共産党の賛歌を聞かされるだけじゃないか」
■靖国に感動した周恩来
靖国神社は、祖先を祀(まつ)って祈りをささげる日本の精神文化に根ざした存在であり、「復讐(ふくしゅう)と侵略の誓いの場」などでは決してない。中国の冷静なネット世論を見る限り、日本側が丁寧に説明しさえすれば、そのことを理解してくれる中国人は多いはずだ。
「拝鬼」という表現からも分かるように、中国当局は東京裁判によるA級戦犯の合祀(ごうし)を問題にしているというより、靖国神社そのものを「日本軍国主義」の象徴と位置付けて喧伝(けんでん)している。日本側は少なくとも一般の中国人に対して、こうした誤解を解くための情報発信を根気よく続けるべきだろう。
日本の外務省は、韓国や中国がそれぞれ領有権を主張する竹島(島根県隠岐の島町)と尖閣諸島(沖縄県石垣市)について、日本固有の領土であることをアピールする動画の一部公開を始めた。
今後は中国語を含む10言語に翻訳される予定だが、この動きに対してさっそく中国中央テレビが24日、特集を組んで反論するなど、官製メディアは日本側の情報発信に対し、過敏に反応している。ある種の危機感の表れといえる。
新中国建国の立役者とされる周恩来元首相は、日本に留学していた1918(大正7)年5月1日の日記に、次のように書いている。
「朝、読書。昼飯の後、半時間昼寝。夜、九段一帯をぶらぶらしていると、ちょうど靖国神社の大祭(春季例大祭)に出合い、それを見て深く感動した(看了深受感動)」
周恩来は、日清、日露戦争の戦死者が祀られていることを知った上で、大祭に「感動した」と述べているのである。日本はこうした事実をどんどん発信しないといけない。(西見由章)
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抗日戦争の名将の記念碑が破壊される―山東省臨沂市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131025-00000026-rcdc-cn&pos=4
Record China 10月25日(金)18時17分配信
24日、山東省でこのほど、抗日戦争の名将・張霊甫将軍指揮所の遺跡の外にある石碑が、何者かによってセメントで汚され、破壊されているのが見つかった。
2013年10月24日、米華字メディア・多維新聞によると、中国の山東省臨沂市孟良●(山冠に「固」)でこのほど、抗日戦争の名将・張霊甫(ジャン・リンフー)将軍の指揮所跡の外にある石碑が、何者かによってセメントで汚され、破壊されているのが見つかった。
【その他の写真】
また、張将軍の妻・王玉玲(ワン・ユーリン)氏の「平和統一」、および台湾の呉伯雄(ウー・ボーシオン)国民党名誉主席、馬英九(マー・インジウ)総統が書いた「両岸の平和的和解と共栄」を呼びかける石碑も破壊されていた。現在のところ、容疑者は捕まっていない。
中国メディアによると、この事件に歓喜する人がいる一方、「恥知らずだ」と厳しく非難し、両岸の平和的な共栄に大きなマイナスだとする人もいるという。(翻訳・編集/北田)
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乳飲料爆発…過去にもしばしば、「まるで手榴弾」=中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131025-00000053-scn-cn&pos=1
サーチナ 10月25日(金)18時16分配信
江西省内で19日、プラスチック容器入りの乳飲料が爆発して、58歳男性が右目に内出血する負傷をしたことが分かった。同じメーカーの乳飲料や液状ヨーグルトは、過去にもしばしば爆発したことがある。男性は自分の体験を「まるで手榴弾(しゅうりゅうだん)だった」と話した。河北新聞網などが報じた。
爆発した乳飲料の容器は昔ながらの牛乳瓶と同程度の大きさだが、プラスチック製だ。男性によると、10月1日の国慶節(建国記念日)の際の親類からの贈り物だった。
19日になり、飲もうとして容器を手にしたところ、「ズズズズ」と音がしてふたの部分から泡が噴き出てきた。男性は危険を感じて、容器を室外に持って行って捨てようと思ったが、ドアのところに着くまでに「バン!」という大音響とともに爆発した。
男性によると、「まるで手榴弾が爆発したようだった」。いきなり大きな音が耳に飛び込んだので、しばらくは何も聞こえなかった。目の前も真っ暗になった。男性を治療した医師によると、右目部分がかなりひどい内出血を起こしていた。
男性は、右目部分に当たったのは容器の破片ではなく「噴出した飲料だった」と説明した。とにかく猛烈な勢いだったという。入院して治療を受けることになった。
爆発発生から3日目に、乳飲料を製造した会社職員と名乗る人物が病院にやってきた。男性側とは治療が一段落した後に、損害補償について話し合うと約束した。
それはともかく、やってきた職員は「お見舞いの品です」と言って、自社の飲料10ケースを男性側に渡そうとした。男性は「だれが、そんなものを飲めるか! お宅らの会社のロゴを見ただけで、怖くてたまらない」と、会社側の無神経な対応に腹を立てた。
これまでにも、同社の飲料製品は、炭酸飲料でもなく、消費期限切れでもないのに、しばしば爆発したことがあるという。発酵が進んで二酸化炭素が発生し、容器内の圧力が異常に高まった可能性が高いが、詳しくは分かっていない。(編集担当:如月隼人)
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