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自殺原因?中2生の自室、前日に同級生ら荒らす
読売新聞 7月13日(金)14時41分配信
大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、自殺の前日、男子生徒が住むマンションの自室が加害者とされる同級生らに荒らされたと、同学年の生徒が市教委が実施した全校アンケートに回答していたことがわかった。
男子生徒は「明日、死にます」などのメールを同級生らに送ったとの回答もあり、滋賀県警は、自室での出来事が自殺にまで追い込んだ可能性もあるとみて確認を急いでいる。
男子生徒は昨年10月11日朝にマンションから飛び降りて自殺した。前日の状況については、市教委が実施し、県警が今月に任意提出を受けた全校アンケートに複数の記述があった。
同学年の生徒は「(加害者とされる同級生らに)亡くなる前の日も部屋をめちゃめちゃにされた」と、伝聞情報としながら記名で回答した。
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「死んでくれてうれしい」加害少年発言か 中2自殺
産経新聞 7月13日(金)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120713-00000107-san-soci
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中学2年の男子生徒が自殺した問題で、緊急に開かれた保護者説明会に参加する保護者ら=12日午後、大津市(安元雄太撮影)(写真:産経新聞)
■大津市教委「いじめも一因」 学校に大量の教員メモ
大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、全校生徒を対象にした自殺直後の最初のアンケートに、男子をいじめていたとみられる生徒が「死んでくれてうれしい」と死亡をからかうようなことを話していたとの記述が複数あることが12日、関係者への取材で分かった。滋賀県警は実態把握を急ぐ。
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アンケートは859人が対象。その中には「(男子は)完全にいじめを受けていた」との記述のほか、「(男子が)亡くなっているのにそれを笑いに変えていた」「死んだって聞いて笑った」と記しているものがあった。この生徒の言動に対し、「人を自殺まで追い込んで、死んでくれてうれしいとかおかしい。(男子の)両親に土下座して欲しい。同じ学校に通いたくない」「顔も見たくない」と記述する生徒もいた。
教員に対しては、「生徒がいじめの相談して助けを求めてるのに何故助けてあげない!」との憤りの記述もあった。
大津市の中2男子自殺で、学校側がいじめの有無を生徒から聞き取った膨大なメモがあることが12日、関係者への取材で分かった。市教委幹部はこの日、「いじめも要因の一つ」と因果関係を初めて認めたものの、新たな事実が次々と発覚するなど問題は広がるばかり。文部科学省も事態を重視、異例の職員派遣に乗り出す。
◆10人「暴行見た」
学校側は、在校生に実施した1回目のアンケートで回答した生徒らに、いじめの有無を聞き取った。メモはその内容を担任らがノートに記載し、学校に残していたという。
県警は11日、同級生の3人が昨年9月の体育大会で男子生徒の口に粘着テープを貼ったなどとする暴行容疑で学校などを家宅捜索し、いじめの調査ファイルなど関係資料約130点を押収したが、このメモも含まれているとみられる。
この暴行をめぐって、1回目のアンケートで少なくとも10人が直接見たと記述していたことも判明した。
沢村憲次教育長は12日、記者会見し、自殺といじめの因果関係について「自殺にはいろいろな要因が考えられる。いじめだけが原因という判断ができない。いじめも一つの要因に入ると思う」と述べた。
市教委が因果関係を認めたのは初めてだが、沢村教育長は「これまでの主張と変わらない」としている。
◆文科省が職員派遣
一方、中学校が1回目のアンケート結果を父親(47)に渡す際、「部外秘」とする確約書にサインさせるなど、隠蔽(いんぺい)とも取れる対応を取っていた。市教委も県警に対し、生徒へのアンケートが2回実施されていたことを伝えていなかった。
12日夜には学校で保護者説明会が開催されたが、校長らは謝罪せずに警察から強制捜査を受けた経緯などを説明。出席者から「言い訳ばかり」と不満の声が聞かれた。
男子の父親も出席し、「真相を明らかにするためご協力をお願いしたい。お騒がせして申し訳ありません」と述べた。
混乱する状況を踏まえ、文科省は職員を市役所に派遣し学校の実態把握を進め、改善支援に乗り出す。同省幹部は「学校や教委は当事者能力が欠けている。混乱をとどめる必要がある」と語った。
◆14歳なら刑罰適用
暴行したとされる同級生3人は、捜索容疑の昨年9月時点で誕生日を迎えていれば14歳、その前であれば13歳。一般的には、その年齢差で司法手続きは大きく異なる。
刑罰を適用できる年齢は14歳以上。殺人など重大事件を犯した場合は、成人と同様に裁判所で裁かれることもある。
「触法少年」と呼ばれる14歳未満の少年は、刑事責任を問われず、逮捕されることもない。ただ重大な罪を犯したと思われる場合は、「おおむね12歳以上」なら少年院送致の保護処分になることもある。
県警幹部は「アンケートには多くの生徒が登場しており、事情を聴くのも時間がかかる」と捜査の課題を指摘するが、いじめが事件化されるケースは多い。
警察庁によると、いじめが発端となって刑事事件となったのは、平成22年は133件に上った。逮捕、補導された児童生徒は281人で、うち中学生が228人で8割以上を占めた。
13年以降の統計では、いじめが発端となった事件は16年から増加傾向で18年に233件とピークとなったが、その後は200件を割り込み減少傾向となっている。
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「ほんまにごめん」生徒心中吐露「苦しくて涙」
読売新聞 7月13日(金)14時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120713-00000830-yom-soci
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読売新聞
大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、生徒らが回答したアンケートの自由記載欄の内容がわかった。
それぞれが、仲間を失った悲しみ、助けられなかった自責の念を抱き、「全力で調査してください。お願いします」などと真相究明を求めていた。生徒らの痛々しいまでの心の叫びは、なぜ学校側に届かなかったのか。
自由記載欄の記述がわかったのは、昨年10月に男子生徒が自宅マンションから飛び降りた直後、全校生徒約860人に対して行われた1回目の調査アンケート。見聞きしたいじめの有無とは別に、「学校に伝えたいこと」「男子生徒への思い」を尋ね、635人が記入した。
ある生徒は、苦しい胸の内をこう記した。
「どれだけつらかっただろう。どんな思いで飛び降りたのだろう。そう考えると、悲しくて苦しくて涙が出る。相談に乗ってやれたらよかったのにと悔しい気持ちでいっぱいです」
男子生徒はクラスでも部活動でも、冗談を言って周囲を和ませるムードメーカー的存在。そんな彼が抱えていた苦しみに、多くの生徒は、仲間を失って初めて直面することになった。
ほかの生徒も「もっと早く気づいてあげればよかった。ほんまにごめんな、ゴメン。ゴメン。ゴメン」などと書き、いじめに気付いていた生徒は「見て見ぬふりをしてしまった」と、無念さをにじませた。
◆「先生も話して」◆
男子生徒の自殺直後、学校はいったん、報道機関などに「いじめはなかった」と公表した。これに対し、「絶対、先生とかも気付いていたと思う。いいかげん、隠さずに話してほしい」などと多くの生徒が違和感を持っていた。
自分たちが目撃したいじめが、自殺の原因だったのではないか。そんな思いで、徹底的な調査を期待する声も少なくなかった。
ある生徒は「絶対に真実を突き止めてほしい。事実がどうであっても、学校を守るために封印するのは絶対にやめてください」とクギを刺していた。
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<大津いじめ自殺>体育祭での暴行、女性教諭が目撃し注意
毎日新聞 7月13日(金)2時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120713-00000006-mai-soci
大津市で市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、男子生徒の手を縛るなど、滋賀県警が暴行容疑で捜査を始めた体育祭での同級生の行為について、居合わせた女性教諭が注意し、やめさせていたことが分かった。複数の生徒が毎日新聞に証言した。生徒20人が「目撃した」と学校に答えているが、教諭もこの様子を見ていたとみられる。県警は13日にも、この中学の教職員の事情聴取を開始する方針で、容疑の裏付けやいじめの実態解明を進める。
複数の生徒によると、昨年9月29日の体育祭の昼食時間に、会場の観客席で、男子生徒が同級生3人から鉢巻きや粘着テープで手や足、口を何重にも巻かれていた。この状態の男子生徒を同級生の1人が背負い、別の2人が男子生徒の背中を蹴る場面もあった。
この様子は、周囲の複数の生徒や教諭が目撃していたという。間もなく、女性教諭が同級生3人に「やめなさい」と注意した。3人は「はーい」などと言って粘着テープをはがすなどし、男子生徒の拘束を解いたという。
ある生徒は「同級生は男子生徒の背中をかなり強く蹴っていた。周囲の生徒が注意できるような雰囲気ではなかった」。別の生徒は「男子生徒は、いじめられているように見えた」と証言した。
昨年10月の男子生徒の自殺直後の学校のアンケートでは、生徒20人が男子生徒が縛られた様子などを目撃したと回答した。一方、同じ頃の教職員からの聞き取り調査で、全ての教職員が「これまで、男子生徒がいじめられていたという認識を持ったことはない」と答えていた。
捜査関係者によると、体育祭での同級生の行為は、生徒だけでなく教諭も見ていた可能性が高いという。県警は13日から順次、教職員から事情を聴く方針で、実際に目撃したとされる教諭らから、当時の状況などについて詳しい説明を求めるとみられる。
県警は体育祭での行為について、暴行容疑で強制捜査に乗り出した。関連先として捜索した市教委などからは、いじめに関するファイルや事例集、職員会議の資料なども押収しているという。【村瀬優子、村山豪、石川勝義、杉本修作】
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滋賀県警、学校と市教委側の聴取開始 生徒は夏休み集中的に 中2自殺
産経新聞 7月13日(金)13時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120713-00000546-san-soci
大津市の市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、滋賀県警は13日、学校関係者や市教育委員会職員への参考人聴取を始めた。市教委によると、同日午前中に学校教育課の3人が捜査員から聴取を受けたという。県警はいじめ行為をしたとされる元同級生や生徒らも聴取する方針で、同校の1学期終業式が行われる20日以降の夏休み中に集中的に事情を聴く。
市教委によると、対象は、澤村憲次教育長や松田哲男教育部長を含む15人で、午前10時前に聴取を開始。数人の捜査員が学校教育課を訪れたという。学校関係者では、教員らを聴取したとみられる。
捜査関係者によると、県警は市教委から、自殺直後に実施した全校アンケートの任意提出を受けており、資料を精査している。アンケートでは、教員が自殺した男子生徒のいじめを目撃していたことや、具体的ないじめ行為について生徒らが記しており、こうした記述をもとに学校関係者や市教委から事情を聴く。
一方、聴取の対象となる生徒は、元同級生のほか、約800人いる在校生徒で、いじめと自殺の因果関係を特定する。卒業生が含まれる可能性もある。
県警はこれまで、当時13~14歳だった同級生3人が男子生徒に暴力行為をしたとして同校などを11日に家宅捜索。職員会議の資料やいじめの調査ファイルなど約130点を押収したほか、校長や市教委幹部からも事情を聴いている。
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大津自殺少年 祖父母から金盗み「悪い友と交際ない」と手紙
配信元:2012/07/12 17:23更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/575952/
このニュースに関連した特集大津市中学生自殺問題
この記事に関連するフォト・情報記事本文 滋賀県大津市で昨年10月、当時中学2年生だったAくん(享年13)は、14階建ての自宅マンションの最上階から飛び降りて、自ら命を絶った。その直後、Aくんの自殺について、学校が全校生徒に実施したアンケートでいじめが発覚した。
しかし、大津市教育委員会は「いじめと自殺との因果関係は判断できない」と主張し、昨年11月に調査を打ち切っていた…。
卓球部に所属していたAくんは、後輩の面倒見もよく、クラスでもムードメーカーだったという。祖母の作った卵焼きが大好物で、祖父母思いの優しい子でもあった。
「おばあちゃんは体調が悪くて、ほとんど寝たきりの生活なんですが、Aくんは、“おばあちゃん、つかまりや。男やから、強いんやで”といって、トイレにも連れて行ってあげて。服を脱いだり着たりするのまで手伝ってあげていたそうです」(Aくん一家の知人)
だが、昨年の夏休みが終わったころから、突然、Aくんは仲良しグループの生徒たちからいじめられるようになり、やがて金銭も要求されるようになっていったという。初めは、自分の口座からお金を引き出し、いじめた生徒たちに渡していた。額は12万円以上にも及ぶ。
それを不審に思った父親は、学校の担任教諭に2回にわたって相談した。だが、結局、その理由はわからず、Aくんを問い詰めても、「ゲームに使った」というのみだった。
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いじめ自殺で大津市教育長「思いは受け…
「お父さんはAくんを頭ごなしに怒ってね。“お金を何に使ったんや?”って。Aくんはただ泣くばかりだったそうですよ」(前出・知人)
盗んだ理由を決して語ろうとはしない息子に対して、父親は祖父母宛てに謝罪の手紙を書かせたという。そこにはこんな文章が書かれていた。
<おじいちゃん、おばあちゃん、お金を盗ってごめんなさい。僕は悪い友達とは付き合っていません>
「もし、いじめのことを明かしたら、いじめっ子たちに何をされるかわからない、そんな恐怖もあったでしょうが、おじいちゃんおばあちゃんに心配かけたくないという思いから、そんな文面になったんでしょうね。Aくんの思いもですが、それを書かせることになってしまったお父さんの気持ちを考えると切なくて、切なくて…。いまにして思えば、お金がなくなったのは“いじめのサイン”。あの時に気づいて、もっといろいろ動いておけばと、お父さんは後悔してもしきれず、いまも自分を責めているんです」(前出・知人)
※女性セブン2012年7月26日号
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高2川で溺れさせ、女子が撮影…傷害容疑で捜査
読売新聞 7月13日(金)10時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120713-00000312-yom-soci
宮崎県西都市の私立高2年の男子生徒(16)が市内の川で遊泳中、複数の少年から頭を押さえ付けられるなどの暴行を受けて溺れ、一時、心肺停止の重体になった問題で、県警西都署は傷害容疑などで捜査を始めた。
同署は生徒が溺れる様子の動画を確認しており、暴行を加えた少年らから事情を聞いている。
同署などによると、生徒は8日午後、西都市などの高校に通う男女、無職少年らとともに計10人(16~17歳)のグループで同市の三納(みのう)川を訪れた。少年1人が女子生徒2人に「今から泳いだり、飛び込んだりするので撮って」と携帯電話で動画を撮影するよう指示。うち1人は途中で撮影をやめたが、もう1人は約6分間にわたって収録した。
これには、少年2人が男子生徒の頭を水中に押さえ付けたり、岸に戻ろうとすると足を引っ張ったりする様子が映っており、水中に沈む映像もあった。
水中で手足をばたつかせる姿を見た女子生徒は、最初は「溺れたふりをしているのでは」と思ったが、沈んで姿が見えなくなったため「本当に溺れた」と慌てて撮影を中断したという。
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