バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

真似ることから始めるコーチ像

2011-12-25 01:14:37 | やっぱりミニバス!
平成23年12月25日 日曜日
 
「真似ることから始めるコーチ像」


コーチという指導者は、自分が指導する者としてどうあるべきか考えると思います。

ミニバスのコーチも同じです。

私が考えているコーチのあり方ですが…

①自分の性格を知り、コントーロールして、子供達と接する。


コーチの顔色を見ながら、選手がプレーすることは避けるべきだと思います。

…と言いながら、自分の性格が、コーチとして適正かどうかは、わかりません。

そのために他のコーチから学びます。

自分がプレーヤーになったつもりで、

このコーチなら、この指導なら、やる気になるだろうな…

というコーチの性格を見聞しながら、

その態度や、言葉、しゃべり方を盗み…

真似て、学び取りたいと思っています。


②具体的モデルとして自分自身が目指すものを想像する。


目指す像をイメージし、具体的なコーチの真似をするくらいに、その人物の生き方を参考にする。

基準とするコーチ像は、自分自身の価値観をもって判断するのでしょう。

それが正解か否かは、プレーヤーが応えるのだと思います。

といって、プレーヤーに迎合する必要はないのです。

チームを造るのは、指導者たるコーチの責任ですから


③何が魅力か?


尊敬する人物の何が魅力なのかを、自分なりに考えて…

惹きつけるものを自分の身に付けていくことを考え、実際に行動してみることです。


④自分以外の人にならない。

理想像を描いて、そこに近づくように言いましたが、

結局、自分は自分以外のものになることはできません。

自分にないものを真似ようとしても真似することができないでしょう。

それを意識しすぎると、自分を見失うことになってしまいます。

真似をしながら、自分のスタイルを造っていくのです。


⑤真似るものを選ぶ。


想像する、その人物を理想像としても人間である限り、

長所、短所を持っています。

指導する上で何が長所で、何が短所かは判断は難しいでしょう。

惚れてしまえば、アバタもエクボと同じですから…

そこは自分のキャリアによって、積み重ねてきた感覚や知識を信じ…

短所と判断するところは真似しないことも大切でしょう。

ただし、臆病になり過ぎて新しいものにトライしないということも、よくないことでしょう。

多くの経験と知識によって、いい判断基準を自分の中に作ることが出来るからです。


⑥本質を学ぶ。


外見や、しゃべり方まで傾倒し真似する人もいますが…

格好を真似ても仕方ないのです。

それは求めるべき本質ではないでしょう。

それは、その人の理念なり、哲学を学び…

自分のものとしてソシャクすることが大事だと思います。

以上です。

真似る…しかし自分のコーチ像を想像し、オリジナリティを求めて行くことですが…

オリジナリティを意識する必要はありません。

構えることなく、自然に醸し出すものが自分自身だからです。

構えてもメッキはすぐに剥がれます。

真似をして、その本質を理解し、自分が学んだ知識で自分の経験を積み…

指導者としての自分のスタイルを確立していくことが大事だと思います。