平成23年12月17日 土曜日
「前向きに取り組む…のせる練習」
試合前に全力プレーを期すべく子供達を鼓舞し、集中させて「のせる」には普段の練習段階から…
その成否を分ける「鍵」があるというのは、至極当然のことですが、
子供達はコーチが語り続けることを自分の意識の根っ子にすることが…
できている子供もいれば、まだできない子供もいます。
ですからコーチは忍耐強く子供達の意識に植え付ける言葉を語り続ける事が大事だと思います。
子供達の練習に取り組む姿勢が馴れ合いのようになってきたときは意識が欠けているときです。
練習の意味や、ねらいを認識できていないからでしょう。
子供達にとって、練習は練習でしかないという状態です。
ただその動作をやるだけ…という意識です。
こういうときには、私はしばらく様子を見ます。
だまってじっと様子を見ます。
以前なら、「トロトロやるな!やる気のない練習ならやらない方がいい!」と練習会場に響き渡る大声で一喝していたでしょう。
しかしそれでは子供達は、その練習には乗ってこないでしょう。
今はまず、練習をとめます。
そして子供達の前に立ち…
「みんな、注目して…」から語り始めます。
ざわつきが静まるまで待ちます。
そうすると子供達の間から、「しーっ…、だまって!」という声が出ます。
そして語り始めます。
「今の練習で、何を意識しなければいけないのかな?」
「なんのために、この練習をしているのかな?」
「基本のDFフットワークだよね。いつもやっている練習だよね。
いつもより足は反応できるようになっているのかな?」
「そういう意識を持ってやっている子は手を挙げて…
自分はやっていると、自信がある子は挙げていいんだよ。」
静かに語り始め、徐々にトーンをあげていきます。
最後に子供達の返事を待ちます。
子供達には次のことを意識させることが大切だと思います。
『試合において全力プレーができるためには…”質”の高い練習ができるかどうかにあります。
その”質”の高さとは、練習のやり方ではなく…
そのねらいを理解して、昨日の自分より、今日の自分がその動きを頭で理解出来ていて
それをやろうと意識して、それをやり続けること、
そして一生懸命に練習に取り組む姿勢、
そういう自分自身が、”質”の高い練習を創っていくのです。
君達の練習に臨む意識と姿勢が、この練習を”質”の高いものにするか…
単なる練習にするかを決めるのです。
それを決めるのは、コーチではないのです。
”質”の高い練習が、今日の自分をさらに向上させるのです。』
ただし、その練習を創造するのはコーチの責任です。
その練習の目的を子供達に明確に説明して理解させ、納得させることです。
それがなければ、子供達の練習に対する「やる気」は生まれません。
子供達は練習に乗ってきません。
コーチの示す明確な目的によって創造した練習を子供達が一生懸命に…
そのねらいを意識してやることで、”質”の高い練習になると思います。
あるバスケット指導本に、次のようなことが書いてありました。
私なりにそしゃくして述べています。
『練習を創造するには、コーチ自身が試合における対戦相手になったつもりで、どういう練習を組み立てるかを考えなければいけない。
そして相手ならば、どうするか?
だから、この練習は意味がある…と言えるものでなければならない。
そういう練習であれば、試合のときに子供達は、
「あぁ、これがコーチが言っていたことなんだ。」と刮目(かつもく)して、
練習通りにプレーしようと意識することができるようになるだろう。』
まさにこのことは言い得ていることだと思います。
「前向きに取り組む…のせる練習」
試合前に全力プレーを期すべく子供達を鼓舞し、集中させて「のせる」には普段の練習段階から…
その成否を分ける「鍵」があるというのは、至極当然のことですが、
子供達はコーチが語り続けることを自分の意識の根っ子にすることが…
できている子供もいれば、まだできない子供もいます。
ですからコーチは忍耐強く子供達の意識に植え付ける言葉を語り続ける事が大事だと思います。
子供達の練習に取り組む姿勢が馴れ合いのようになってきたときは意識が欠けているときです。
練習の意味や、ねらいを認識できていないからでしょう。
子供達にとって、練習は練習でしかないという状態です。
ただその動作をやるだけ…という意識です。
こういうときには、私はしばらく様子を見ます。
だまってじっと様子を見ます。
以前なら、「トロトロやるな!やる気のない練習ならやらない方がいい!」と練習会場に響き渡る大声で一喝していたでしょう。
しかしそれでは子供達は、その練習には乗ってこないでしょう。
今はまず、練習をとめます。
そして子供達の前に立ち…
「みんな、注目して…」から語り始めます。
ざわつきが静まるまで待ちます。
そうすると子供達の間から、「しーっ…、だまって!」という声が出ます。
そして語り始めます。
「今の練習で、何を意識しなければいけないのかな?」
「なんのために、この練習をしているのかな?」
「基本のDFフットワークだよね。いつもやっている練習だよね。
いつもより足は反応できるようになっているのかな?」
「そういう意識を持ってやっている子は手を挙げて…
自分はやっていると、自信がある子は挙げていいんだよ。」
静かに語り始め、徐々にトーンをあげていきます。
最後に子供達の返事を待ちます。
子供達には次のことを意識させることが大切だと思います。
『試合において全力プレーができるためには…”質”の高い練習ができるかどうかにあります。
その”質”の高さとは、練習のやり方ではなく…
そのねらいを理解して、昨日の自分より、今日の自分がその動きを頭で理解出来ていて
それをやろうと意識して、それをやり続けること、
そして一生懸命に練習に取り組む姿勢、
そういう自分自身が、”質”の高い練習を創っていくのです。
君達の練習に臨む意識と姿勢が、この練習を”質”の高いものにするか…
単なる練習にするかを決めるのです。
それを決めるのは、コーチではないのです。
”質”の高い練習が、今日の自分をさらに向上させるのです。』
ただし、その練習を創造するのはコーチの責任です。
その練習の目的を子供達に明確に説明して理解させ、納得させることです。
それがなければ、子供達の練習に対する「やる気」は生まれません。
子供達は練習に乗ってきません。
コーチの示す明確な目的によって創造した練習を子供達が一生懸命に…
そのねらいを意識してやることで、”質”の高い練習になると思います。
あるバスケット指導本に、次のようなことが書いてありました。
私なりにそしゃくして述べています。
『練習を創造するには、コーチ自身が試合における対戦相手になったつもりで、どういう練習を組み立てるかを考えなければいけない。
そして相手ならば、どうするか?
だから、この練習は意味がある…と言えるものでなければならない。
そういう練習であれば、試合のときに子供達は、
「あぁ、これがコーチが言っていたことなんだ。」と刮目(かつもく)して、
練習通りにプレーしようと意識することができるようになるだろう。』
まさにこのことは言い得ていることだと思います。