バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

子供達の心のかたち

2011-12-08 00:53:46 | やっぱりミニバス!
平成23年12月8日 木曜日
 
「子供達の心のかたち」


子供達の心は…

家庭での躾、学校での教育、地域での活動などによって「かたち」として創られていきます。

学校教育では、子供に手を挙げることは今の世の中ではできません。

しかし、筋をとおして烈火のごとく叱り付けることは必要でしょう。

子供達に物事の筋となる考え方は教え育てなくてはいけないと思います。

子供達に人権はあるから尊重すべき?

人権とは、すべての人間が生まれながらにして持っている自由と平等の権利です。

当然、この権利を行使するためには…

義務と責任を果たすことができなければなりません。

確かに子供達も生まれながらにして人権を持っています。

しかし、これを行使できる判断基準は持っていません。

それ故、大人は子供達にそれを心に育まなければならないのです

いっちょ前の人権を行使できる人に育てなければならないのです。

それをしないで子供達に、いっちょ前の人権があるとして…

子供達と接っしようとするから、子供達を説得するような教え方になるのです。

人権とは、自由と平等という権利を行使するための義務と責任を果たし得る、

ちゃんとした正統な価値観を持っている者が有するものだと思います。

子供達の心には権利を行使するための、

正統な判断基準となる価値観を育まなければいけないのでしょう。

そのために、ときに厳しく、ときに優しく、

その心に水と太陽の温もりや、猛々しい嵐の激しさをもって、その心を耕していくこと、

それが教える者の責任だと思います。

「自分がされて嫌なことは、人にしてはならない!」

「嘘はついてはならない。やってしまったことから逃げてはならない!」

至極、単純なことです。

この単純なことを徹底的に子供達の心にインプリントすること

子供達の心がしっかりと「かたち」あるものとして創られていくことで…

その価値観は創られていくと思います。

そのための厳しさが欠落しているから、子供は自分のことしか考えない心を持ってしまうのでしょう。

人に対する優しさは、人の痛みを感じることができなくては育むことはできません。

それは、ときとして烈火のごとく叱ることでインプリントすることができると思います。

思い知らせる激しさが、そこには必要なのでしょう。

教え育てる者は、冷静に烈火のごとく叱るのです。

子供達の心を正統な偏りのない「かたち」を創るために、

大人は臆することなく断固たる信念をもって行うべきなのです。