<お出かけ先>歌舞伎座・二月大歌舞伎(昼の部)
<着物>グレーの無地結城
<帯>臙脂色にお茶屋柄のちりめん帯
<帯揚げ>ピンクに赤の飛び絞り
<帯締め>一斤染(ごく淡いピンク)の冠組
2月16日(土)、歌舞伎座の昼の部へ行ってきました。
時間がなかったので、あれこれ考えている暇がなく、またまたグレーの無地結城。
「七段目」(「仮名手本忠臣蔵」祇園一力茶屋の場)がかかるので、帯はもちろんお茶屋柄です。
帯に描かれているお茶屋さんの軒先にかかっている提灯も、なにげに祇園町の「つなぎ団子」の柄なので(柄のアップ写真は、2月10日の記事内にあります)、ここで締めずにいつ締める!と、勇んで締めて行きました。
◆◇◆◇◆
今月は、毎年二月恒例の「地口行灯」が、歌舞伎座内のいたるところに飾られています(「地口行灯」についての詳細は、昨年の記事をごらんください)。
そのなかに、こんなものがありました↓。
「伊達に見しょとて銭金尽きょぞ」
ご存じ「京鹿子娘道成寺」の「クドキ」の一節、「誰に見しょとて紅かね付きょぞ」をもじったものです。
元の詞では、「誰に見せようとして紅やお歯黒を付けるというのでしょう(ほかならぬあなたのためです)」という艶っぽい意味ですが、地口行灯に書かれている言葉のほうは、「伊達(おしゃれ)にしようとしてお金を使い果たしてしまう」という意味。
ついつい着物や帯や小物を衝動買いしてしまう私には、まことに耳の痛い話であります(笑)。
自戒のために、この地口行灯を家に飾っておきたいくらいですね……。
2月(と1月26日)の観劇日記は、後日まとめてアップします。
<着物>グレーの無地結城
<帯>臙脂色にお茶屋柄のちりめん帯
<帯揚げ>ピンクに赤の飛び絞り
<帯締め>一斤染(ごく淡いピンク)の冠組
2月16日(土)、歌舞伎座の昼の部へ行ってきました。
時間がなかったので、あれこれ考えている暇がなく、またまたグレーの無地結城。
「七段目」(「仮名手本忠臣蔵」祇園一力茶屋の場)がかかるので、帯はもちろんお茶屋柄です。
帯に描かれているお茶屋さんの軒先にかかっている提灯も、なにげに祇園町の「つなぎ団子」の柄なので(柄のアップ写真は、2月10日の記事内にあります)、ここで締めずにいつ締める!と、勇んで締めて行きました。
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今月は、毎年二月恒例の「地口行灯」が、歌舞伎座内のいたるところに飾られています(「地口行灯」についての詳細は、昨年の記事をごらんください)。
そのなかに、こんなものがありました↓。
「伊達に見しょとて銭金尽きょぞ」
ご存じ「京鹿子娘道成寺」の「クドキ」の一節、「誰に見しょとて紅かね付きょぞ」をもじったものです。
元の詞では、「誰に見せようとして紅やお歯黒を付けるというのでしょう(ほかならぬあなたのためです)」という艶っぽい意味ですが、地口行灯に書かれている言葉のほうは、「伊達(おしゃれ)にしようとしてお金を使い果たしてしまう」という意味。
ついつい着物や帯や小物を衝動買いしてしまう私には、まことに耳の痛い話であります(笑)。
自戒のために、この地口行灯を家に飾っておきたいくらいですね……。
2月(と1月26日)の観劇日記は、後日まとめてアップします。
二月の観劇のおりにはぜひ見ようと思っておりました。
が…当日はすっかり忘れてましたぁ
来年こそはちゃんと見よう~っと
へへへ、私の場合は「伊達」よりか「観る」に
銭かね尽きちゃう感じです~
諺をもじったものから、芝居の外題や文句をもじったものまで、言葉もさることながら一緒に書かれた絵も楽しくて、なごみます
来年はぜひゆっくりご見物ください~
実はこの地口行灯、歌舞伎座の外から見られるところが1か所だけあるんですよ!
歌舞伎座のお稲荷さんのところにある門の上に、狐さんの絵が描かれた地口行灯が飾られています。
中に飾っているもののように「しゃれ」は書かれていないのですが、毎年、その月の演目にちなんだ絵になっているんですよ。
千穐楽までの間に、もしお近くにお出ましになる機会がありましたら、ぜひごらんになってみてください~。