<お出かけ先>歌舞伎座(芸術祭十月大歌舞伎・夜の部)
<着物>灰色の無地絢結城紬
<帯>薄灰色にうさぎ柄のちりめん名古屋帯
<帯揚げ>白地に灰桜色の飛び絞り
<帯締め>ピンクの冠組
<根付>いちょう・もみじ・松ぼっくりの吹き寄せ(銀製)
歌舞伎座夜の部へ行ってきました。
夜の部の演目は「怪談牡丹燈籠」と「奴道成寺」。
「ちなみモノ」は、手ぬぐいだけです。
ズバリ「牡丹燈籠」の手ぬぐい。8月に「すずめ二人会」を聴きに全生庵さんへ行った折に買いました。
冒頭の写真を見て、「あれ、この着物の写真初めて見る」とお思いになった方、スルドイです!(笑)
今日仕立て下ろした、無地の結城です。
10月半ばで結城はまだ暑いかなあ……と思ったのですが、天気予報で予想最高気温が前日を大きく下回ると言っていたので、着て行きました(要するに、早く仕立て下ろしたかっただけなんですが……笑)。
ちなみに、本結城ではありません。旧・茨城県結城郡の石下町(いしげまち)で糸を作り、新潟県魚沼郡大和町に「出機(でばた)」をして織られている、「絢結城」と呼ばれるものです。
糸は手紡ぎで、高機を使って織られています。でも、とてもリーズナブルなのです。
今年の春先に反物だけ購入しておいたのですが、結城だしこの色合いなので秋になるまで着ないだろうと思い、そのまま保管。9月になって「そろそろ仕立てに出さねば……」と思い、日本橋三越にお願いして仕立てていただきました。
着物の色がかなり地味なので、八掛をグレーがかったピンクにしてみました。
冒頭写真だと袖口の八掛がわかりにくいのですが、帯揚げの飛び絞りよりも少し濃い感じの色です。
何となく、八掛の色を目立たせたいなあ……と思ったので、帯はあえて同系色にしてみました。
薄いグレーに、うさぎちゃんの柄がアップリケ風に描かれているちりめん帯です。
この帯を締めるのは、ものすごく久しぶりです。たぶんこの日以来……。
帯締めは、八掛や帯揚げとあわせてピンクにしました。
帯揚げは、京都の井澤屋さんで見つけたものです。ちょうど、着物を仕立てに出した後だったので「八掛の色と合うかも!」と思い、飛びつきました。
飛び絞りと言えば……。
飛び絞りにも「江戸好み」と「京好み」があるそうなのです。
私がよく締めている赤の飛び絞りの帯揚げは東京・日本橋の「加藤萬」のものですが、ここのはいわゆる「江戸好み」の、両サイドだけに絞りが出るものが多く、絞りの大きさも小ぶりです。
それに対して、井澤屋さんで買ったほうは、両サイドと中央に絞りが出るようになっています。絞りの大きさも少し大きめです。
京都・祇園の有名店「ゑり萬」さんの帯揚げも、両サイドと中央にたっぷりと絞りが出るのが特徴とか。
着物の雰囲気などによって、「江戸好み」「京好み」を使い分けても面白いのかも、と思いました。
<着物>灰色の無地絢結城紬
<帯>薄灰色にうさぎ柄のちりめん名古屋帯
<帯揚げ>白地に灰桜色の飛び絞り
<帯締め>ピンクの冠組
<根付>いちょう・もみじ・松ぼっくりの吹き寄せ(銀製)
歌舞伎座夜の部へ行ってきました。
夜の部の演目は「怪談牡丹燈籠」と「奴道成寺」。
「ちなみモノ」は、手ぬぐいだけです。
ズバリ「牡丹燈籠」の手ぬぐい。8月に「すずめ二人会」を聴きに全生庵さんへ行った折に買いました。
冒頭の写真を見て、「あれ、この着物の写真初めて見る」とお思いになった方、スルドイです!(笑)
今日仕立て下ろした、無地の結城です。
10月半ばで結城はまだ暑いかなあ……と思ったのですが、天気予報で予想最高気温が前日を大きく下回ると言っていたので、着て行きました(要するに、早く仕立て下ろしたかっただけなんですが……笑)。
ちなみに、本結城ではありません。旧・茨城県結城郡の石下町(いしげまち)で糸を作り、新潟県魚沼郡大和町に「出機(でばた)」をして織られている、「絢結城」と呼ばれるものです。
糸は手紡ぎで、高機を使って織られています。でも、とてもリーズナブルなのです。
今年の春先に反物だけ購入しておいたのですが、結城だしこの色合いなので秋になるまで着ないだろうと思い、そのまま保管。9月になって「そろそろ仕立てに出さねば……」と思い、日本橋三越にお願いして仕立てていただきました。
着物の色がかなり地味なので、八掛をグレーがかったピンクにしてみました。
冒頭写真だと袖口の八掛がわかりにくいのですが、帯揚げの飛び絞りよりも少し濃い感じの色です。
何となく、八掛の色を目立たせたいなあ……と思ったので、帯はあえて同系色にしてみました。
薄いグレーに、うさぎちゃんの柄がアップリケ風に描かれているちりめん帯です。
この帯を締めるのは、ものすごく久しぶりです。たぶんこの日以来……。
帯締めは、八掛や帯揚げとあわせてピンクにしました。
帯揚げは、京都の井澤屋さんで見つけたものです。ちょうど、着物を仕立てに出した後だったので「八掛の色と合うかも!」と思い、飛びつきました。
飛び絞りと言えば……。
飛び絞りにも「江戸好み」と「京好み」があるそうなのです。
私がよく締めている赤の飛び絞りの帯揚げは東京・日本橋の「加藤萬」のものですが、ここのはいわゆる「江戸好み」の、両サイドだけに絞りが出るものが多く、絞りの大きさも小ぶりです。
それに対して、井澤屋さんで買ったほうは、両サイドと中央に絞りが出るようになっています。絞りの大きさも少し大きめです。
京都・祇園の有名店「ゑり萬」さんの帯揚げも、両サイドと中央にたっぷりと絞りが出るのが特徴とか。
着物の雰囲気などによって、「江戸好み」「京好み」を使い分けても面白いのかも、と思いました。
ひょっとしてバッグもピンクでしょうか?
『大人のピンク』って難しそうだけれど、キマったときにはとても素敵ですよね。
飛び絞りの帯揚げは江戸と京都でそんな差があるとは知りませんでした。
どちらのものもお持ちだから比較ができるのですね。
いつかは1枚( と言わず、何枚でも )欲しいと思っています。
無地結城。藤娘様は私が欲しいと思っているものをいつも購入されているので、羨ましい限りです。
グレーとピンク、少しだけピンクって可愛いですよね。
私もやたらピンクが気になります。
関係ありませんが、私は昨日茶色にピンクのラインのジャージを購入しました。
この兎帯は初めて拝見しました。
ピンクも帯びも大人の可愛い楽しみ方ですよね~
そうなんです、バッグも、先日地雷を踏んでしまった(笑)ピンクのバッグにしました
あと草履も、バッグと同じような台の色なのです
ピンクとグレーの組み合わせが好きで、洋服でもよくやるのです
かなり前、東京の芸者さんか女将さんを取材した記事かなにかで、江戸好みの飛び絞りのことについて書かれていて「へ~」と思っていたのですが、実際、京都のものと比較してみるとたしかに違いがあるんだなあ……と思いました。
ゑり萬さんの帯揚げにも憧れます
結城に限らず、無地感覚の紬は帯あわせもいろいろ楽しめて、重宝しそうですよね
グレーとピンクの組み合わせがすごく好きで、洋服でもよくやります
茶色とピンクの組み合わせも可愛いですね!
この兎ちゃんの帯は、意外とあわせる着物がなくてここのところずっとタンスの中で眠っていたのですが、これで少し活躍の場が増えそうです
無地の結城、につられてここにコメントいたします・・・
JKにとって結城は憧れの紬です。色合いもすてき!
歌舞伎のお話も、もっとお伺いしたかったです。玉さまは美しくて別格だなといつも思うのですが、JKは今月「ちゅーちゅーたこかいな」にやられてしまいました。。。(いつも変なところに引っかかってしまいます)指先も美しくてため息!!!
いつかいつか、ご一緒してくださいませ~御指南よろしくお願いいたします!!!
こちらこそ、先日は本当にありがとうございました
お目にかかれてとても嬉しゅうございました
玉三郎さんの「ちゅーちゅーたこかいな」には、やられましたよね~!
私は、昼の部の錦之助さんの「田舎のおやじ」もなかなかツボでした(笑)。
ぜひ、歌舞伎座でもお目にかかれれば嬉しゅうございます
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします