5月20日(日)、浅草の芸者さんたちの「くみ踊り」を観に行きました。
「くみ踊り」というのは、三社祭の期間中、浅草の芸者さんたちが3つの組にわかれてお座敷(東京の花柳界では、お茶屋さんではなく料亭のお座敷になります)を回り、踊りを披露するというご趣向です。
お座敷で披露されるだけではなく、浅草神社境内の神楽殿でも「くみ踊り」が奉納され、こちらは誰でも自由に観ることができます。
例年は浅草神社で観ていた私ですが、今年は別のところでゆっくりと拝見させていただきました!
といっても、料亭のお座敷ではないのですが……。
「浅草見番」という、浅草の芸者さんたちのいわば「組合事務所」のようなところがあるのですが(お座敷に芸者さんを呼ぶときは、この見番を通じて手配されるしくみになっているのです)、その2階に舞台付きの広間があります。
そこで開催された「くみ踊り観賞の集い」を観に行ってまいりました。
慌ただしく支度をしてブランチもとらずに駆け付けた私は、「途中でおなかすいちゃうかなあ……」と心配していたのですが、着いてみたらお弁当付きだったので助かりました。
しかも、草津亭(浅草の老舗料亭)のお弁当でした! わーい。
開演前にお弁当をいただき、準備万端になったところで(笑)幕開き。
「はな」「藤」「やなぎ」の3つの組にわかれた芸者さんたちの踊りと、幇間(ほうかん:お座敷でお客さんを楽しませるために芸を披露する男性、いわゆる「たいこ持ち」)衆の踊りとお座敷芸を堪能しました。
幇間衆の踊りは、「深川」「かっぽれ」「どうぞかなえて」など、噺家さんたちが寄席の高座の余興で踊っておられるものと共通しています。
ただ、寄席の場合は通常、高座をつとめた噺家さんや音曲師さんが「ここでちょいと立ち上がりまして……」と余興で披露するものなので、一人で踊るケースがほとんどです。
それに対して幇間衆の踊りは、たとえば「深川」なら、4人の幇間衆が駕篭屋や旦那、お坊さんなどいろいろな役を演じながら寸劇仕立てで踊るという感じで、寄席の踊りとはまた違った楽しみ方ができました。
芸者さんたちの踊りは、もちろんとてもあでやかで、現実を忘れるひとときでした
くみ踊り観賞の集いがハネて表に出たら、浅草見番から近いところで、ちょうど浅草神社本社神輿の「二之宮」が渡御されていました。
本社神輿渡御の様子については、追ってアップいたします。
「くみ踊り」というのは、三社祭の期間中、浅草の芸者さんたちが3つの組にわかれてお座敷(東京の花柳界では、お茶屋さんではなく料亭のお座敷になります)を回り、踊りを披露するというご趣向です。
お座敷で披露されるだけではなく、浅草神社境内の神楽殿でも「くみ踊り」が奉納され、こちらは誰でも自由に観ることができます。
例年は浅草神社で観ていた私ですが、今年は別のところでゆっくりと拝見させていただきました!
といっても、料亭のお座敷ではないのですが……。
「浅草見番」という、浅草の芸者さんたちのいわば「組合事務所」のようなところがあるのですが(お座敷に芸者さんを呼ぶときは、この見番を通じて手配されるしくみになっているのです)、その2階に舞台付きの広間があります。
そこで開催された「くみ踊り観賞の集い」を観に行ってまいりました。
慌ただしく支度をしてブランチもとらずに駆け付けた私は、「途中でおなかすいちゃうかなあ……」と心配していたのですが、着いてみたらお弁当付きだったので助かりました。
しかも、草津亭(浅草の老舗料亭)のお弁当でした! わーい。
開演前にお弁当をいただき、準備万端になったところで(笑)幕開き。
「はな」「藤」「やなぎ」の3つの組にわかれた芸者さんたちの踊りと、幇間(ほうかん:お座敷でお客さんを楽しませるために芸を披露する男性、いわゆる「たいこ持ち」)衆の踊りとお座敷芸を堪能しました。
幇間衆の踊りは、「深川」「かっぽれ」「どうぞかなえて」など、噺家さんたちが寄席の高座の余興で踊っておられるものと共通しています。
ただ、寄席の場合は通常、高座をつとめた噺家さんや音曲師さんが「ここでちょいと立ち上がりまして……」と余興で披露するものなので、一人で踊るケースがほとんどです。
それに対して幇間衆の踊りは、たとえば「深川」なら、4人の幇間衆が駕篭屋や旦那、お坊さんなどいろいろな役を演じながら寸劇仕立てで踊るという感じで、寄席の踊りとはまた違った楽しみ方ができました。
芸者さんたちの踊りは、もちろんとてもあでやかで、現実を忘れるひとときでした
くみ踊り観賞の集いがハネて表に出たら、浅草見番から近いところで、ちょうど浅草神社本社神輿の「二之宮」が渡御されていました。
本社神輿渡御の様子については、追ってアップいたします。
私はその日、新橋は金田中で落語を聴いてました。
今度どこかにご一緒させて下さい。
神輿渡御、いろいろ問題が起こっているようで・・・
世の中、礼儀をわきまえない輩が多くて困ります。
なんと、金田中さんでの落語会にお出ましとは!
おいしいお料理と楽しい落語……想像しただけでもワクワクします
こちらこそ、ぜひぜひどこかご一緒させてくださいまし!
お神輿の件、私も前々から「お神輿に乗るなんて言語道断!」と憤慨していたのです。
今年は浅草神社さんも毅然とした対応をされていたので、改善されるかな……と思っていたら、ニュースで結局乗っかった不届者がいるとわかり、がっかりです
地元の方々をはじめ多くの方はきちんとなさっているんですが、一部の人によってお祭りが乱されてしまうのは、本当に困りますよね
とりとめのないブログでございますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします
振袖の際に、日本髪にしようしようと思っていたけれど、そのあとのプチ同窓会等考えたら無理かも知れません~
さてさて。
浅草にも芸者さんがいらっしゃるのは知っておりましたが、さすが藤娘さん、見番にて舞を鑑賞なさったのですね
わたしも、いまアルバイト掛け持ちを考えていて、そのお店(またまた飲食関係)は、京都の五花街のうちの1つの料亭で、いまの祇園と同じく、花柳界つながりです(笑)
私はこういうことにとんと疎いので、藤娘さまのレポートでお勉強させていただいています。
下のお着物も品の良い赤系で、可愛らしくていいですね。偶然なのですが、私も今日、本塩沢の単を着ました~(私のは薄藤色)。もう初夏ですねぇ。。。
コメントありがとうございます
成人式の日は、久々にお友だちと会える機会でしょうから、たしかに動きやすいカタチのほうがいいのかもしれませんね……。
でも、日本髪をお友だちに初披露するのもアリかも……?
花街の料亭でバイト、素敵ですねー!
京都で学生生活を送っておられるnonoさんならではの、貴重な体験ですね。
これからもバイトと学業の両立を楽しんで、がんばってくださいね
私の場合、下手の横好きといいますか、とにかく「あれもこれも観たいー」と、物欲ならぬ「エンタメ欲」にまかせて行動しているだけなので、お恥ずかしい限りでございますが……、でも、絵美さまにそうおっしゃっていただけるととても励みになります
今日は本当に暑かったですよね……。
でも、薄藤色の塩沢をお召しになった絵美さまのお姿を想像すると、とっても涼しげな感じで爽やかな気持ちになります
私も下記の塩沢好きですよ~
実は私も先日ネットでポチリとしたのも塩沢のセール品でした
私は薄い緑色です。まだ、御仕立てに出してないので、着れても9月でしょう。初単仕立てなので楽しみに
藤娘様の赤めのお色を拝見して、素敵だなぁと思ってました。
自分の中にない色を着こなしている方を見ると良い刺激になります
暑くなってきましたね。ご自愛ください
fumidukiさまにそうおっしゃっていただけると、とても励みになります。
fumidukiさまも塩沢をお求めになったのですね!
薄い緑色、単衣の時期にぴったりの爽やかな色で、素敵ですね できあがりを今から楽しみにしております
私も緑大好きなのです♪ なので寒色系の着物を買ってしまうことが多いのですが、今回は自分でも意外な色を選びました(笑)。
仕立ては某百貨店を通じてやっていただいたのですが、「塩沢は縮みやすいので、単衣の場合は汗のことを考えてガード加工をしておくと安心ですよ」とアドバイスをいただきました。もしよろしければご参考に
塩沢は肌触りがさらっとしているとよく聞くのですが、着てみたら本当にそうでした! これはやみつき(=ヘビーローテーション 笑)になってしまいそうです……
本当に、ここのところ一気に汗ばむ陽気になりましたね。
それでいて夜は少しひんやりすることもあったりして油断ができませんよね fumidukiさまもお体おいといください
いつもいつも興味深くブログを拝見させていただいております。
藤娘さまのブログはいつも初心者にもわかりやすく解説いただいているので本当に勉強になります。
この夏から一年ほど東京方面に行くことになっておりますのでその際には絶対歌舞伎と落語には行ってみたいと思っているのですが、チケットの購入方法などがわかりません。
ぴあとかでも買えるのでしょうか?よろしければご教授いただけないでしょうか?
「藤つながり」のご縁のwistariaさまにブログをご高覧いただき、何よりありがたいお言葉をいただいて、とても嬉しく、本当に励みになります。
なんと、東京にお出ましになるのですね!
一年間となると、短いようで長く、ご準備も大変と思いますが、東京での日々が楽しいものになりますよう、私もお祈りしております
歌舞伎座か新橋演舞場で行われる歌舞伎でしたら
・チケットホン松竹(電話予約)またはチケットweb松竹(ネット購入)
・eプラス
・ぴあ
のいずれかで買えますが、座席の取り扱い数が多いのはやはり松竹さんですね。電話だと席も指定することが可能です。
eプラスだと、座席は選べないのですが「得チケ」といって通常より安く買える場合もありますヨ(ただしほとんど平日のみになってしまうみたいですが……)。
あと、国立劇場でも時々歌舞伎が行われるのですが、その場合は
・国立劇場の電話予約または窓口購入
・eプラス
・ぴあ
のいずれかで取り扱っています。
落語は、ホールなどで行われる落語会の場合は前売券が発売されますが、寄席にお出ましになるぶんには当日現地購入でOKなんです
寄席は、毎月30日間必ず興行をやってますし、混雑期でなければふらりと立ち寄っても十分すわれますので、オススメです
ぜひぜひ、着物で歌舞伎&落語、楽しんでくださいまし!
wistariaさまに東京でお目にかかれたらとても嬉しいです
すっかり長くなってしまって申し訳ございません……。
コメントだけですとわかりにくい点も多々あるかもしれませんので、近いうちに記事にも立てさせていただきます
とりとめのないブログでございますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします