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祝:小泉首相、終戦記念日に靖国参拝

2006年08月16日 04時49分12秒 | 政治・世相・スポーツ等
小泉さん、ついにやりました。終戦記念日の靖国参拝。
最後にやっぱり公約を守ってくれました。有終の美を飾るというところだ。念願の郵政民営化もやりきったし、小泉さんの気持ちを推し量ると、万感の思いといった所だろう。


当然のことながら中国や韓国は文句を言っているけども、これがなぜいけないのか、ちゃんと理由を言える人はどれだけいるのだろう。


「一国の元首が、この国を守って戦って命を落とした人を追悼してなにが悪いのか。」


誰もこの問題にきちんと答えた上で文句を言っていない。
中には理由にならない理由や、既に間違っていることが証明されている理由で文句をつけている人もいる。

新聞やら掲示板やらブログやらを見て回ったけど、やっぱりどれも簡単に論破できてしまうものばかりだ。

一番良く言われるのが「A級戦犯を祀っているから」というもの。
これはもう、ちゃんと勉強していないことが分かる馬鹿げた理由だ。
まず、A級戦犯というが、別にBやCだって祀られているのだ。このABCというのは罪の重さではなくて、単に国の指導者かどうかというだけの差だ。Aだから悪いっていうわけじゃないことが一点。

つぎに、戦犯というもの自体が存在しないということが一点。
これは二つの点から説明出来る。

まず、その戦争犯罪というものを裁いた東京裁判といわれる軍事裁判が、法的に(国際法、国内法全てにおいて)違法なものであったということ。
事後法において論じられ、なんら証拠調べもせず、検事や弁護人などの選定も適当であり、およそ近代法学からはかけ離れたものだったのは有名な話だ。
事後法というのは、ある行為が行われた「後」に、それが犯罪だと決めて、その法が出来る前に行われた行為を犯罪として裁くことをいう。これは「罪刑法定主義」という近代法の根本的な原則に反する。
ある行為をしたときには合法だったのに、あとから「やっぱさっきやったことは違法だから裁くわ。あんた死刑ね」とか言われたら困るだろう。というか、天才バカボンでもそんなことは言い出さないと思う。でも、それを堂々とやらかしたのが連合国なのだ。
つまり、もう裁判という名前がついてはいるけど、裁判のカタチに成っていない茶番であったわけだ。

とはいえ、サンフランシスコ講和条約ではこの判決を受け入れることが日本が独立することの条件であったから、判決そのものは受け入れるしかない。ところが、その中身が異常であったことまでは放棄してはいけない。

次に、同条約の手続きに則って戦犯は既に罪を解かれている。そう、もう彼らは犯罪人ではないのだ。これは処刑された人たちも含む。

裁判の形ではない裁判モドキで裁かれた戦犯。その罪を解かれて名誉が回復している戦犯。残念なことに死刑が執行されてしまった者もいるA級戦犯の面々だが、そうでないA級戦犯は普通に釈放され、政界に復帰した者もいる。処刑された人は戦死者扱いになっている。

これだけで、そもそも、いわゆるA級戦犯なんかが存在しないことが分かる。そして、日本政府も同じ立場を取っている。ならば、よその国からどう言われようと「うちにはA級戦犯なんてものはいない」とはっきり反論して、毎年参拝するべきだ。それと天皇こそ参拝すべきだと思う。

さて、それでも「日本が侵略戦争をした時の責任者だから」という理由で参拝に反対する人もいる。これも無知からくるものだ。

まず、日本は侵略戦争をしたわけではない。

戦後の自虐史観による教育を受けた人には、日本がアジアの征服を目論んで無茶な侵略をしたとい思いこんでいる人もいるだろう。これは間違った歴史認識である。

支那事変が起きたのは、当時の中国国内の内戦が原因と言われているし(かといって日本軍に責任が全くないわけではないが)、太平洋戦争に至っては欧米のアジア侵略の邪魔を日本がしたから、逆に意地悪をされたからだ。

ロシアは不凍港を求めて南下してきたし、欧米列強もアジアの権益を求めて進出してきている。日本もいつその対象となるかわかったものではなかった。日本を守るには、地理的に朝鮮と中国を押さえておかなければならなかった。ところが一向に近代化しない朝鮮や中国は欧米の侵略の危機に晒されていた。
そこで朝鮮は自らの意志で日本との併合を望んだし、満州国は日本の傀儡政権ではあったものの、日本を守るために必要なものだった。
ところが、欧米及び中国はこれに反発し、アジアから日本を締めだそうとした。これがABCD包囲網と言われるものだ。米英中蘭の頭文字を取ったこの政策によって、日本は資源の輸入路を絶たれてしまった。そして米国は「ハルノート」と言われる最後通牒を突きつけてきた。
つまり、大陸や朝鮮での権益を放棄して撤退しなければ兵糧攻めするというものだ。
日本はこの死刑判決とも言える通告をうけて、最後まで戦争を回避しようとしていた。ところが、アメリカは全く聞く耳を持たず、「日本を追いつめて最初の一発を撃たせる」ことを目的としていて、戦争をするつもりが満々であったのだ。

真珠湾攻撃に至るまでにその暗号は解読されて、あえて攻撃されたとか、それに至る前に何度か小競り合いはあって、真珠湾が発端じゃなかったとか、宣戦布告をしたけど駐米大使館員が宴会をしててこれを提出しなかったとか、いろいろ日本にとってよくない巡り合わせもあったが、ここまで読めば日本だけがそれほどあくどいことをしていたわけではないことが分かって貰えるだろう。

ただ、個々の作戦では正義とは言えないこともしただろうし、大東亜共栄圏という日本の拡大路線もあったのは事実だろう。ただ、結果として日本が占領したアジアの国々は、欧米列強の植民地から続々と独立しているのも事実だ。日本がこれらの国を結果的に解放したという事実は、戦争の功罪の一つとして認識しておくべきことだ。

太平洋戦争とは、これらの一連の流れがあってのことだということを知っておけば、その時代の指導者の責任がどうとか言うのが誤りであるのがわかる。たまたまその時に指導者の立場にあっただけで、彼らも極力戦争を避けようとしていたのだ。日本との戦争を一番望んでいたのはアメリカそのものだ。そしてそのアメリカは空襲や原爆という民間人虐殺という大きな戦争犯罪を犯している。しかし彼らは全く裁かれてもいないし、日本はアメリカに文句の一つも言っていない。日本人は、いまさらこのことをとやかくいうべきではないが、このことを忘れてはいけない。

こういった列強の無茶と戦い、命を捨てていった人達のために参拝し、追悼するのは日本人の義務であるとすら言える。とはいえ国民全員が参拝はできないから、首相が代表して行うのは当たり前のことだ。

戦争を起こした日本は悪いことをしたとか、戦犯は悪いやつだというのが誤りであることは理解してほしい。事実を知りもしないで、首相の靖国参拝に反対する人は、日本人ではない。いやむしろ、人ではない。首相と天皇は、毎年揃って参拝するべきことだ。それが人の道というものだ。

中国や韓国は、政策として「日本を常に攻撃すること」という手段の一つとして靖国問題に文句を言っているだけだ。もしこの問題で日本が譲歩しても、別のことで文句を言うだけのことだから、相手にする必要はない。小泉首相も「どうせいつ行っても文句言われるから」といっている。
そもそも、この問題自体が戦後随分経ってから話題になっているのだ。中曽根首相の時代までは普通に行われていたのに、戦後何十年も経ってから突然中国らが文句を言ってきた。それはなぜかというと、朝日新聞がこの問題を提起し、中国をそそのかしたからだ。
中国は日本を叩くネタが出来てよかったとばかりにこれに乗ったわけだ。

というようなことをマスコミが正しい情報を報道しないから、中国や韓国の言うことを信じて参拝に反対している人もいるが、(知っててやってるなら最悪だが)きちんと調べて、事実を知ったうえで批判をしてほしいものだ。事実を知った上で参拝するべきではないと言うのなら、その根拠を私にも分かるように教えて欲しいものだ。私は今まで、そんなものに出会ったことがないのだ。


まあ、日本は隣の馬鹿の言うことは無視して、粛々と参拝していればいい。いやむしろ、「日本には戦犯などいない」という立場を取っていることを、もっと宣伝するべきである。


米国産牛肉輸入再開

2006年08月09日 17時03分10秒 | 政治・世相・スポーツ等

単なる日本の駄々に付き合わされた米国もご苦労さまでした。

といった感じのこの狂牛病騒動。マスコミの偏向報道によって事実を知らずに反発している人もいましたが、報道を見ていると「安かったら買う」的なコメントをする市民の姿が見られ、やっぱりあまり気にしてない人が多いのかななんて思います。
でも、ネットなんかだと反米な人が過剰に反発しているのが見られます。やれ危険だの、俺は食わないだの、アメリカが気に入らないだの。それらは事実を前提にしていない批判だということを、前にも書いたけど改めて記していきたい。


まず、大前提として知っておいて欲しいこと。

それは、「BSEはヒトには感染しない」ということ。

これを知らない人が多いことに驚かされる。確かに、ヒトの変異性ヤコブ病という病気の症状と、狂牛病とは似ているし、その原因であると推定されてはいる。危険部位に異常プリオンは良く見つかるようだし、危険部位を食べていた英国でのヤコブ病発症率が異常に高いことも、状況的に関連性を肯定する。
しかし、科学的にそれが証明されたことは一度もないのだ。推測でしかないという事実をまず知るべきである。

つぎに、全世界でまだ200人に満たない人数しか感染していないということ。感染は死に繋がるものであるとはいえ、ここ数十年で発見され、述べ100億人もの人が地球上に存在している中、たったの200人しか感染しないという、ごくごく希な病気である。危険部位を毎日一生懸命食べたところで、その感染確率は数億分の1。宝くじに当たるよりもまだまだ低い確率であり、さらにその危険部位を除去している現在、感染したくてもできるものではないのである。
それくらいありえないほど希な病気なのに、危険部位や、米国産牛肉を食べると高確率で死に至ると誤解している人がいるようである。
はっきりいって、牛肉を危険だと思うよりは、毎日飲んでいる水や吸っている空気の危険度のほうを心配するほうが先だと言えるわけだ。煙草なんか吸ってたら、癌で死ぬ確率のほうがよっぽど高い。
狂牛病が恐い、といってる時点で普通の感覚ではあり得ないほどの低確率の危険に怯えていることになり、そのくせそれより何十億倍も危険な科学物質を毎日摂取していることに気づいてないことは、とても滑稽だと思えるはずだ。
まあ、これらの誤解は、なぜか事実を報道しないマスコミにも原因があると思うのだが、どれだけ危険なのか自分で調べようとしない人にも問題はある。


ということをふまえて、輸入再停止になった危険部位混入の話。
「それでも死ぬ確率は少しでも減らすべきだ」という人のために、それなりの対策を取ることにするわけだ。

さて、脊髄が入ったあの肉は、アメリカでは普通に出荷されるべき、アメリカ基準を満たしているものだという事実を知らない人が多い。
日本にだけ、自分らも食わないような肉を出した、それは危険だから気にくわないという誤解があるようだ。でもこれは間違い。あれはアメリカの基準を満たしてる、アメリカ人が普通に食べている肉だ。
アメリカでは「30ヶ月齢」以下の牛は無条件で安全とされている。なぜなら、それ以下の牛でBSE感染牛が見つかったことがないから。

安全基準の考え方は2つある。

1つは、感染が顕著化しない若い牛を食べるということ。
もう一つは、危険部位を除去するということ。

このどちらかを守っていれば、BSEは恐るるに足りないということだ。そりゃそうだ、BSEが発症しない年齢の牛を食べるか、病原体を取り除いて食べればいい。


日本はこれらの両方をしろという。明らかに不必要な対策だ。でも、安全度はほんの少しは高まるとはいえるかもしれない。コストに見合わない安全度だけどね。

いや、日本の要求はそれ以上のものがあったのだ。さらに「全頭検査」をしろといってきた。

全頭検査とは、全ての牛にBSE感染の検査をするというものだ。日本国内では普通に行われていることだが、はっきりいってこれには全く意味がない。

「感染した牛がわかるんだから、それを除去すればいいわけだから意味あるだろ」

と思う人もいるかもしれない。しかしそれは間違いである。
なぜ意味がないかというと、「全部の感染牛を見分けられるわけじゃないから」である。感染してても検査をすり抜ける牛がいるのだ。じゃあどうするかっていうと、危険部位を除去するのだ。全ての牛の。そうすればすり抜けた牛がいても安全だからだ。
えー、じゃあ、検査をすり抜けた感染牛の危険部位でない部分を食べても危険ではないの?と思うかもしれない。まあ、危険ではないのである。

じゃあ、検査なんかしないで、最初から全部の牛の危険部位を除去すりゃそれでいいんじゃないの?

はい、正解ですw

これがもう一つの全頭検査に意味がないことの理由である。
そう、感染牛が見つかったらその牛の全ての肉を廃棄するわけだが、危険部位以外の部分の肉まで廃棄する必要はない。そこは食べてもいいのだ。
となると、感染牛を見つけるという作業自体が意味がないということになる。

というわけで、アメリカでは全頭検査はしていない。かなり抜き取り式で検査をしているが、これもあまり意味がないからしなくてもいいんじゃないかって感じである。

それでも日本とオーストラリアでは全頭検査をしている。なぜかというと、徹底した品質管理の一環ということで、宣伝材料になるからだ。科学的に意味がないとはいえ、「それくらい管理してますよ」というアピールになり、それ以外のシステムの完璧さの説得力となるからだ。
当然、コストは上がり、値段にも響いてくるが、安心感を金で買いたい人はそれはそれでいるものなのだ。これはこれでいい。ただ、それを安さがウリの米国産に要求するのは筋違いというものだ。日本国民が和牛やオージーだけを食べたいと判断したのなら、それは市場が答えを出すことだ。つまり米国産は売れなくなるわけだ。これを政府が文句つけて排除するのは、健全な市場ではない。だから、アメリカは制裁をちらつかせて、「全頭検査」だけは断固として拒否したということだ。そこまでいいなりになる必要はないということである。
米国内の業者の一部が、日本用に自主的に全頭検査をやろうとしたが、米政府はこれを禁じた。そんなことをすれば、検査が出来ない業者に対して不利になるからだ。抜け駆けはゆるされない、それがアメリカの文化である。



で、「若い牛のみ」というアメリカ基準にプラスして、日本基準として「危険部位の除去」までも要求し、それを勝ち取ったというわけである。
米国内の工場ではこの二重基準が浸透されてなく、危険部位が入ったモノが来てしまったというわけだが、これはなにもことさらに危険なものでもずさんなものでもなく、アメリカ人は普通に食べていたものだし、狂牛病騒ぎが起こるまえは日本人も普通に食べていたものだ。それで何人の人が死にましたか?いえ、死んでませんね。

単なる誤った認識や、扇動によってそれが危険なものだと勝手に思いこんだ人が騒いでいるというだけのことである。

それと、アメリカに文句を言うとか、和牛業界の後押しのためとか、そういう政治的な問題もあって、日本はこの問題でアメリカに強く注文をしているのである。そして、日本は「若い牛の危険部位除去」という、科学的にそれほど意味のない条件を勝ち取った。これは外交勝利である。アメリカの言い分が押しつけられたわけじゃないのだ。そこを勘違いするべきではない。日本が、無茶な言い分を押しつけたのである。



という事実を知った上で「俺は食べない」「いや食べる」という議論をすべきである。危険だ危険だ言うのはあまりに事実を知らない、間抜けな言い分である。危険なことは何一つない。普通に食べて良いものだ。

私は、安かったら食べたいし、吉野家も新メニューも存続してほしいけど、昔の牛丼も早く復活してほしいものである。


イスラエルの異常さと国際司法機関の必要性

2006年07月30日 20時00分38秒 | 政治・世相・スポーツ等
全くひどいもんである。

中東の馬鹿共は戦争をするにあたって互いに言い分があるんだろうけど、それらは相手に向けてのものであるはずだ。相手を攻撃する理由はお互いに大儀として持っている。ところが、イスラエルはなにをトチ狂ったのか、国連の施設に爆撃した。

それもいわゆる単発の誤爆ではなく、あえて、わざと狙ったというのだから凄い。まる一日にわたって、何十年も前から国連のビルだと分かっている建物を、しっかりUNとライトアップされている建物を、地上部隊も使って念入りに爆撃して、その関係者四人を殺害したのだという。
しかも国連側はその攻撃の合間に、必死に「ここは国連の施設である」ことをアピールし続けていたのだという。この状況で誤爆だなんて言い訳は通らない。馬鹿とか無法者とかいう以前の問題である。というか、意図がわからない。そんなことをして一体なんの得があるのか。

これは北朝鮮の挑発行為とは全く別の次元のものである。北朝鮮は外交上の譲歩を引き出すつもりでやっていて、別にどこに着弾させるつもりもなかったのは明白だ。しかしイスラエルは、なにも敵対しない、むしろ平和のために存在する国連施設を攻撃したのだから、無法の度合いがまるで違う。ヤクザが金をゆすろうとテーブルをひっくり返すのと、抗争で相手の組の事務所ではなく、警察署を襲うことの違いのようなものだ。何がしたいのかさっぱりわからない。

こんなことをすれば、国連軍を派遣してイスラエルを徹底的に潰す・・・ことになるのが筋というものだが、なんと非難決議にアメリカが反対した。中国は中国人の国連関係者が殺害されたこともあり、制裁決議まであり得るほどの勢いだったのに、それにアメリカが反対・・・こないだの北朝鮮の問題の全く逆のことだ。
単なる外交上の駆け引きという部分もあるのだろうけども、こういう無茶苦茶な悪業に対してそんなものを持ち出してどうするのだろうか。そもそも、なぜアメリカはイスラエルに荷担するのだろう。アラブ=テロ 反アラブ=味方 という単純な二元論でもあるのだろうか。それともユダヤ教とキリスト教は仲間だと思っているのだろうか。アメリカの現政権はかなりの保守的キリスト教信者で構成されていることは有名だが、そういったあたりも関係してきているのだろうか。

単に小競り合いをしていることについて、テロ的な行動をとりつつあるヒズボラや、それを支援するイラン、シリアなどが他のテロ組織を支援しているとするあたりから考えて、そてに対抗するイスラエルにシンパシーを感じるのかもしれないが、さすがに現在のイスラエルを支援するというのは、テロよりもあさましい、中立組織への攻撃という愚行を肯定することになってしまう。

結局の所、この件についてイスラエルと国連で調査するという文言が外され、イスラエルが調査するということになった。奴らに調査させてどうなるものか。外部にしっかり調査させて、イスラエルの軽はずみかつ異常な行為について糾弾すべきである。どう調査しようが、やったことは確かなんだから、何らかの対処があって然るべきなのだが・・・。

というか、こういう重大かつ悪辣な行為をした国に対して、大国の思惑によって対処ができなくなるというのでは、なんのために国連があるのかさっぱりわからない。法というのは権力者の思惑とは別に存在するものであり、それに反するものは国家元首だろうが裁かれるべきだ。民主主義の国ならばそうあって当然だが、国家レベルで行われる犯罪については、明確な証拠があってもそれを裁く機関が存在しないのは問題だ。


国連には国際司法裁判所というのもあるにはあるが、双方が付託に合意しないと審議が始まらないうえに、その判決を遵守するもしないも自由という程度のもので、判決に強制力はない。ただ、判決を遵守しないことを安保理に付託することもできるから、そうなると制裁決議は必至である。とはいえ、その当事国が常任理事国と利害のある国だったら拒否権が発動されてしまうこともありうる。これでは、裁判で有罪になっても権力でもみ消せるのと同じで、普通あってはならないことだが、それが出来てしまうのが現状ということだ。

現状の安保理はせっかく多くの国が合議でもって対処することになってるのに、その中立性がまったく保たれていない。たとえば日本の裁判でも、複数の裁判官による合議制がとられているが、それはもちろん、中立、公平性を保つためである。もし、裁判官のなかにとても権力を持つ人がいたとして、その人と同じ出身の者を裁くときに手心を加えても良いということになったらどうだろう。そんなことはあり得ないはずだ。しかし、現状の安保理ではそれが行われているのだ。こんなことで世界の秩序が保たれるわけがない。

ではどうしたらいいか。理想論になるが、ここは国連とは独立した司法組織を作るべきだ。一般の法における対象が人であるように、国の行動について刑罰を含めた法律を作るべきだ。これは批准するしないは関係ない、強大な力を持たせるべきだと思う。核拡散防止条約のように「脱退するから知りませーん」では困るからだ。

国際法というものは既にある。これは明文、不文とわず、国家間の「お約束」的なものであって、即座に罰則があるわけではないし、そもそも誰が国に罰を与えるのだろうという話だ。安保理決議にしても、確かに武力行使までは存在するけども、そこまでいくのはとても大変なハードルがある。大国の思惑が絡むとなおさらである。

およそ国ならば当然に守らねばならないことを明文法に定め、それを守らない国は司法組織が所有する軍隊によって攻撃され、その行動をやめさせ、最悪の場合は政権を奪うことまで許されるようにする。そこに大国の思惑は排除され、行動そのものが違法かどうかだけで判断する。判断するのは外交官ではなく、国際法学者による。当然、当事国と利害のない国の出身者が担当するようにする。大国からの出身者はなるべく控えるべきでもある。
軽はずみな攻撃や、民間人殺害、中立組織への攻撃などをすれば、国としてペナルティも受けるようにする。そうなれば、たとえ相手の国を滅ぼしてやりたいほど憎んでいたとしても、実力行使に出づらくなるというものだ。これは、殴ってやりたい、殺してやりたいほど憎い相手がいても、実際にやると逮捕されてしまうからやらない、というのと同じだ。行為者に思いとどまらせる、予防効果が国家にも期待できるようになる。
さらには、報復行動が禁止されるという利点もある。攻撃に対する自衛以上の報復を禁止し、それは国際司法機関によって速やかに行われるようにすべきだ。そうすれば報復の連鎖を産まなくなる。

現状では、国連は国際連合と訳されてはいるものの、第二次大戦の戦勝国(連合国)そのものだから、彼らの思惑によって、常識外の判定が出てしまうこともある。通常は外交上の不利益を被ることが抑止になるのだが、大国による外交上の保護があれば、北朝鮮やイスラエルのように、無茶な攻撃をしてもしらんぷりできてしまう。そんな無法が、この科学文明の世の中で許されていいわけがない。

アメリカにはテロと戦うという大義名分があるのかもしれない。テロを倒すのには少々の無茶をやってもいいかもしれない。それがアフガンやイラクへの侵攻かもしれない。しかし、それとは別の、あり得ないほどの無法までも許して良いわけではない。
それはそれとして、イスラエルに、それはやり過ぎだと言えなければ、米国は世界の警察とはなれない。米国に世界の秩序を任せるのが危険であるのが、今回のことで分かったはずだ。世界はいまこそ、国際的な法秩序の確立に動くべきである。アメリカが無茶をやれば、きちんとやめさせることが出来るようになるべきである。とはいえ、核保有国が本当に狂ったら止める手段はないんだけどね。

そんな理想論はいいとして、手始めに、全ての国はイスラエルを徹底的に非難すべきである。それが出来ない国は、同じくらいの無法者である。

中東の野蛮人と愚か者

2006年07月21日 18時29分16秒 | 政治・世相・スポーツ等
またイスラエルあたりでドンパチやってるようだ。
イスラエルといえば、存在自体が抗争のタネみたいな国で、日ごとパレスチナがテロを起こして、それにイスラエルが報復するということを繰り返している。

まあ、どっちが悪いかっていうとどっちもどっち。
パレスチナがイスラエルを憎むのもわかるけど、テロをしちゃだめだし、それにいちいち武力行使つって民間人も一緒に殺すイスラエルもやりすぎ。

野蛮なテロを行うアラブ諸国と、見境ない報復をするイスラエル。まさに無法者と愚か者の泥沼の戦いだ。

小泉さんもいい面の皮だ。自分がサミット前に中東を回って、日本が間に入って協議しようって言ってる間に、イスラエルとヒズボラとの戦いが始まっている。表向きは日本の提案を飲んだかのように振る舞って、まさにその瞬間にそれをないがしろにするのだから、よっぽど軽く見られているな。


ともかく、今回のイスラエルのやりかたは異常だ。
首都に空爆し、ミサイルを撃ち、発電所や道路などのインフラを破壊し、民間人を多数巻き込んでいる。
なんで米英はイスラエルを非難しないのだろう?彼らはむしろイスラエルにテロをしかける組織を支援するイランやシリアを非難している。まあ、それはそれでいい。でも、イスラエルのやりかたも問題があるから反発を産むんだろう。だったら喧嘩両成敗、それも力のある方もたしなめなくてどうする。米英はテロに対するというお題目だけで、アラブ人が嫌いで行動してるんじゃないんかと思える。

ヒズボラというのは、レバノンの武装組織だ。単なるテロ組織ではなく、議席も持っているれっきとした政治団体でもある。彼らはイスラエルに敵対軍事行動を取っている。
単なる武装組織が国を相手に戦闘できるわけがないので、イランなどが彼らに支援しているとされている。だから米国はイランの核開発なども含めて文句を言っているのだ。

今回の戦闘は、そのヒズボラがイスラエル兵を拉致したことから始まる。その報復としてヒズボラと戦闘をするくらいならまだしも、なんとイスラエルは無差別ともいえる空爆、ミサイルの発射などをしている。
いくら武装組織のテロ的行為に対する報復とはいえ、政府がテロを行ってるわけでもないのに、首都を攻撃するなんてやりすぎだ。そのまま戦争になってもおかしくないことだ。
そのせいで関係ない一般市民が何百人も既に死んでいる。そんなことをしてなんの得になるのだろうか。まず平和的話し合いあっての戦闘だろう。しかも市民を無差別に攻撃するなど言語道断だ。ユダヤ人は、かつてヒトラーにされたことと同じ事を、アラブ人に対して行いたいのだろうか。あえてテロをさせて報復と称して虐殺したいだけにしか見えない。戦闘そのものが好きなんだろう。まさに野蛮人である。そしてその挑発に載るアラブ人も愚かである。

あくまでレバノン政府は、ヒズボラが問題なのであって、レバノンとしてはイスラエルと戦争するつもりはないという。でも、ヒズボラを非合法化して取り締まったり、支援するイランに文句を言ったりはしない。そして、世論もヒズボラに同調的だ。んじゃ、不作為による支援をしているのと同じだ。戦闘を回避するようなことをしようとしない。レバノンもまさに愚か者の集団である。

そんなことをすれば、イスラエルの無茶な報復が待っていることは明白だ。そうすればまた無駄な血が流れる。確かにやられっぱなしというのもなんだけど、ヒズボラに同調する気持ちもわかるが、ユダヤだのアラブだのどうでもいいと考える人もいるはずだ。戦争そのものを忌み嫌う人の方が多いはずだ。自分が死んでまで相手と戦いたいなんて思うのは、それこそ原理主義者くらいのもののはずだ。でも、ヒズボラのやりかたを肯定するレバノン国民。そんなに死にたいのかお前らは?

この問題、北朝鮮と違って何かを引き出すために挑発しているんじゃない。両者ともに感情的になり、損得を抜きにして相手を殺したいと思っているのだ。まさに野蛮で愚かな連中である。地球の裏側で野蛮人が殺し合うのは勝手にしてほしいけども、イスラエルは核を持っている。イランもその疑惑がある。この2国がまともに戦争するようになったら、奴らのことだからわりと簡単に核を使うんじゃないだろうか。

そうなれば世界大戦となる可能性もないこともないし、そもそも中東の石油に依存している日本の経済も大変なことになる。対岸の火事というわけにはいかないのだ。本当に困った連中である。

アラブ側のテロに反対し、イランを批判する決議案をちらつかせてる米英だけど、お前らがそのテロを煽ってるんじゃないか。そもそもイスラエルの成立からしてだな・・・いや、これを今言う必要はあるまい。ともかく、米英は中東に口を出すな。貴様らのせいでもめてるんだから。

「ならず者国家」「悪の枢軸」などとイラン、北朝鮮、イラク、それにシリアなど批判するのもいいが、それにイスラエルも加えるべきである。今回のレバノン侵攻は、あきらかに侵略、虐殺そのものである。日本政府は、しっかりとイスラエル批判をするべきである。

倫理観のない会社

2006年07月21日 08時57分43秒 | 政治・世相・スポーツ等
倫理観のない会社といえば、シンドラー社が記憶に新しい。明らかに製品にも問題があるのに、当初はメンテナンスの問題だといって取り合わなかった。もちろん、メンテナンスの問題もあったのだろうけど、製造者がメンテの実態まで責任を持つべきだと思う。

実はうちの父は元大手エレベータ技術者で、エレベータの設計も行うような人だったのだが、その父にきいてみたところ、閉じこめくらいはよくあることで、それは電気的な問題だけども、ブレーキがきかなくて重りによってドアが開いたまま上昇するなんてことはそうそうあることじゃない機械的欠陥とのこと。それがよくあるシンドラー製品がとんでもない粗悪品であることは明らかだとのこと。

そして、今回のパロマの湯沸かし器の問題である。
これも当初は、メンテ業者が勝手な改造をしたことが原因であると言い逃れようとしていた。でも、実際はその違法改造は、パロマが指示したものであることや、設計段階での欠陥すらあることが明らかになった。しかも、パロマはそれを理解したうえで言い逃れようとしていたことまで明らかになっている。

こういった会社の責任者は、一体何を考えているのだろう。もし欠陥品があったとして、それを隠すことで誰が得をするのだろうか。欠陥自体でそれほど会社に影響があるとは思えない。素直に欠陥を認めて対策することのほうが、結果的に会社への傷も少なくなるはずだと思うのだが。もちろん、人的被害も軽減される。

松下製のファンヒーターの不具合のときは、松下全社を挙げてCMを総差し替えにして、改修を呼びかけた。それくらいのことを即座に出来る会社というのは、それまでの対応のまずさがあったとしても、信頼が出来るというものである。

もし不具合を認めたとしても、担当者が首になるわけでもなし、人間間違うことはあるのだから、あとはどれだけその騒動を小さくするか、誠意を見せるかにかかってくるはずだ。にもかかわらず、どうせばれるのに隠蔽しようとし、明らかになっても謝罪や情報開示を殆どしないようにするにあたっては、本当に何を考えているのかがわからない。誰も得しないばかりか、人的被害も、会社の名誉も傷つける行為だと思う。

そして、「それほどのこととは思わなかった」とあっけらかんと言うパロマ幹部。こういう連中に会社を任せていいものか。管理責任云々いうまえに、経営者としての度量の問題だと思う。こういう連中は即刻辞任して、まともな対応が出来る人に経営してほしいと切に思う。


最近の日本の外交について

2006年07月21日 07時57分40秒 | 政治・世相・スポーツ等
北朝鮮問題。


ちょっと間あいたけど、国連決議がついに成された。
日本が望んでいた、国連憲章7章に基づく決議案は中国の拒否権発動を匂わす行動によって譲歩し、非難決議ということになった。これを中国に負けたという向きもあるが、そんなことはない。勝利の一歩である。

まず、全会一致というのが大きい。中国、ロシアが棄権した状態では、世界中が北朝鮮を批判しているという状況が作りづらく、とくに中国と日本の険悪さが目立つ結果となる。中国は北朝鮮ほどは外交において狂っていないようで、国連で孤立するという事態は避けた格好だ。これから大きな国際イベントを控えている中国だけに、そういった情勢に配慮したのだろうと言える。

ともかく、北朝鮮を批判する決議に「賛成」したというのが大きい。もしこれで北朝鮮が改善しなければ、さらなる強い制裁を含む決議案が提出されることになり、前賛成したのに今度は反対なんて矛盾した行動が取りづらくなる。つまり、譲歩したけど賛成させたというのは後退ではなく、前進である。

まあ、なかには中国に拒否権を使わせて、北と一緒に孤立させたほうがいい的なことを言う人もいるんだけど、確かにそういう手もあるとは思うけど、日本にとって二正面作戦は好ましくない。孤立するのは一国だけでいいし、一回否決されてしまうと次に繋がらない。そこで今回の案を出したところで、それが議決されるとも限らないし、中国の態度を硬化させることになる。だから今回の折衝は日本の勝利といっても過言ではない。



そして、北朝鮮はすぐに決議に反発し、退席してしまった。さらに国際的な孤立を高めているわけだけど、米国の侵略政策が蔓延しているから、と苦しい言い訳をしている。君らがきちんと独裁政治をやめ、市場経済を受け入れれば、民間的な投資も行われて国は潤うのだけど、単に独裁政治をしたいだけのことで国を立ちゆかなくしているだけではないか。
とまあ、あたりまのことを言っても彼らには届かないのであろう。日本はただ粛々と、法に則った行動を厳格にとり続ければいいのである。それでまたミサイルを撃ってきたら、今度は制裁決議を通せばいい。なんらかの被害が出たら、アメリカさんに攻撃してもらえばいい。そうやっていればそのうちあんな国、なくなってしまうだろう。

というか、自衛のための先制攻撃は憲法に反しないよなあ。国際紛争を解決するための武力行使を放棄しているだけだからねぇ。ミサイル基地くらい爆撃していいと思うだんだけど、まあこれまで戦後一度もそういったことをしてないという清純さは守っていくべきだと思うし、そうなると、やっぱり核武装かなあ・・・。もし日本が核を持てば、もし間違って本土に着弾したら報復で撃たれるかもしれないと思えば、軽はずみなミサイル発射なんかしないと思うんだけどねぇ。

まあともかく、最近の日本はイイ。GJ。

北朝鮮問題の諸対応で日本の紳士さが浮き彫りに

2006年07月13日 13時06分40秒 | 政治・世相・スポーツ等
さて、ちっとも進展しない国連の北朝鮮対策決議。

北朝鮮の説得に難航している中国は「賛成」票は投じないと宣言したとかしなかったとか。
そうなると、棄権してもらって通す必要があるんだけど、どうもそれすらもしたくないみたい。
ただ、もし反対票を投じて決議を妨害するようなことをすると、「じゃああんた最後まで北の面倒みれよ」ってことになるし、そもそも世界中から総スカン食らうことにもなる。それは中国にとってもプラスにはならない。
まあ、ロシアは棄権くらいはしてくれるんだろうけど、こっちも怪しいものだ。

イスラエルの首相は「民主化していない国がミサイル持つことは憂慮すべきことだ」というけど、テロの報復に民間人殺す国に言われたくはないが、まあその部分においては正しい。そうなると、中国が核持ってることも憂慮すべきことなんだよな。なんであんな国が常任理事国なんだろう。しかも途上国なのに。

で、中国はこのあからさまな北の軍事行動をすぐにやめさせられない、説得に難航している所を見ると、中国の影響力もたいしたことない。というかそれほど北朝鮮が狂ってきたってことなんだけど。まあ、このまま北と心中して世界から孤立してくれるとありがたいな。そうすればそれらに敵対する日本の立場はさらに向上することになるからね。


この問題で浮き彫りになったことは、中国、韓国、北朝鮮のダメダメっぷりと、日本の誠実さだ。
日本は挑発に乗らず、厳格な行動をとり続けている。安倍官房長官も言葉を選び、必要なことにはきっちり答えて、そうでないことには無視をしている。大人の対応だ。
先制攻撃論が噴出しているという報道に関しても、これまでの政府見解を説明したうえで、そんなこと言ってもいないのに勝手に報道されて批判されても困るとピシャッと言った。かっこいいなあ。
まあ、ミサイルに燃料注入の状態で察知次第空爆というのも憲法に反しないと思うけどね。憲法を良く見てみると「国際紛争を解決する手段としての戦争」を放棄しているのであって、自衛権に関わるところは放棄していない。ミサイルを撃たれてからでは遅いので、撃つそぶりをみせたら即爆撃するくらい当然のことだろう。それすら憲法違反だと言い張ってやめさせるやつは北朝鮮の手先だ。今すぐ死んでほしい。
自衛権を放棄することになんの意味があるのか、それを行使することになんの批判があるのか、論理的な主張を見たことがない。

まあ、そんなこと言わせないために憲法を改正しちゃえばいいんだ。戦力を持たないという文言を削除し、自衛のための戦闘と、国連軍への参加は認めると。国連が認めた戦闘ならば先制攻撃にも参加していいと思うよ。なんでこれがいけないのかさっぱりわかりません。北朝鮮にしても、武力行使が決議されたら、自衛隊が参加してやるべきだと思うけどね。だって国連にちくったはいいけど、他国に対応任せるなんてかっこ悪いじゃん。


それはいいとして、韓国の対応だ。韓国は北にへつらう政策をとっている。北に弱みでも握られているのかわからないが、統一のために必要だと思ってるようだ。それに反日が加わると、ほんとにひどいことになる。
日本の対応に、「それほどバカ騒ぎすることではない」と大統領府が発言したそうだ。他国にむかってバカと言い切れるのが破廉恥な国だと思う。
自分の国を狙われたわけじゃないからだろうが、一歩間違えばまた韓国にも攻めて来るかもしれないというのに、悠長なことだ。
しかも先制攻撃論という誰が言い出したのか分からないことについても「侵略癖が出た」という。おいおい、そんなこと言ってないし、そもそもそれって世界中の誰でもやってることでしょうに。つーか自衛のための攻撃が、なぜ侵略癖になるんだ。さっぱり話が通じない。日本は終戦以来60数年、一度も戦争してない国だぞ。大国でそんな国他にないだろう?韓国ですら戦争やってるんだから、よくそんなこと言えたもんだ。金は出すけど人は出さないと言われた日本が好戦的であるなんて、他の国が聞いたら転がって笑うぞw

相手を批判するのに、論理性がないというのは、本当にみっともない。
それは世界中から袋だたきに遭うほどひどいことをしている国家を擁護するのと同じで、みっともないどころが本当に破廉恥な発言である。日本をバカにしたいのは分かるけど、その行動がどれだけ世界からひんしゅくを買うかということを理解していないのだろう。南北とはいえ、同じ民族だなあと思うことしきりである。


そして、中国は北朝鮮のしつけができない、韓国は一緒になって煽ってる。それに対して日本はきちんと段階をふんで世界の合意を取り付けている。頭のおかしい人と争うには、そいつを叩いてやりこめることより、論理的に相手のおかしなところを指摘し、合法的な行動を取るだけでよいのだ。そうすれば周りはわかってくれるのだ。
韓国みたいに、善悪を通り越して感情で片方の味方をするのは、本当にみっともない破廉恥極まりない行為だと言えるだろう。

中韓朝と日本は仲が悪いとされる。日本の唯一の外交上の欠点は隣国と仲が悪いことであるとよくいわれる。しかしこの件で、どっちにその抗争の責任があるのかが浮き彫りになったといえる。
日本は彼らとの対話で、何も無茶を要求していない。手を広げて待っているのに、仲良くしたら負けだとばかりに無理難題をふっかけてきているだけである。
そして、ここ最近の日本は、アメリカにも三バカ国にもちゃんとモノを言うようになっている。明らかに外交能力は向上し、発言力も高まっている。それを行動で示すこともしている。こういうことを繰り返すことで、常任理事国入りも現実的になっていくのである。

駐禁問題と警察利権!!!

2006年07月13日 12時31分29秒 | 政治・世相・スポーツ等
さっきニュースでやってたんだけど、ゆうパック集配車への即アウト除外措置を解除するんだって。一般の集配業者と実態が同じで、民営化したら除外する必要性がないっていうんだけど。

このニュース見て、ばっかじゃねーのって思った。
不公平だから郵便も取り締まるんじゃなくて、物流に関わる最低限の駐車は認める方向に合わせなさいよ。

きちんと許可をとって、駐車する所が限定されてて10分以内とか、きちんと決めれば渋滞にはならないでしょうに。自治体単位で警察と話し合ってそうしてる所もあるみたいだけど、そのガイドラインをきちっと警察庁のほうでまとめないとダメでしょうに。

無駄な取り締まりをして得するやつなんかいない。いるとすればその利権をアテにしている警察天下りOBどもだろうが。それにしても警察利権てのはなんでここまであからさまなのになくそうとしないんだろうねえ・・・。

天下り完全禁止法でも作らないとだめだな。
公務員の職にあった者は、その業務に関係する民間企業に再就職してはならない。罰則つきで。民主党あたりが騒いでた気がするんだけど、こういうのもっと追及してくれよなあ・・・。自民党員のスキャンダルをあげつらったら身内に同じ事やってるやつがいた、なんてギャグばっかやってる場合じゃねーだろww

孤立を深める北朝鮮

2006年07月09日 10時44分12秒 | 政治・世相・スポーツ等
先週、サッカー見てたら突然のニュース速報で北朝鮮がミサイルを発射したと知った。
結局7発も発射され、そのうち1発は長距離弾道ミサイルテポドン2だったらしい。

前から北朝鮮が暴れるときは、それをやめることの見返りを周囲から与えられてきた。拉致を認めるかわりに日本は米などの援助をすることになったし、アメリカも前回の発射に関して援助をすることになっている。

核開発をやめる見返りにエネルギーの援助をするなんて話も前にはあった。これは向こうの都合でぽしゃったんだったかな。
北朝鮮の狙いとすれば、日本が対北朝鮮制裁法案を通してしまったから、それに反発する意味と、国内へ軍の威厳を示すこと、それと周りをびびらせて援助を引きだそうとする意味があったのだと思う。

まあ最後がとくに狙っていることだと思うけど、まさに乞食根性というか、ヤクザのようなものである。彼らに誇りはないのだろうか。

ただ、彼らの狙いが間違っていることは、だれもびびってないwことと、制裁の口実を与えたこと。日本はこれまでないような迅速かつ強硬な対処をし、制裁を発動させた。また国連に付託することも、日本主導で行うことになった。

国連に対してはこういう場合、アメリカが音頭を取るのが当たり前だったのに、日米共同で運動しつつ、日本が提起することになった。日本のメンツが立つというもので、歓迎すべきことだと思う。

国連で北朝鮮制裁決議が採択されれば、まず加盟国は北朝鮮に送金停止するだの、武器や資源の輸出を禁止するだのの措置をとることになり、それでも発射をするようだと、国連軍での軍事介入まであり得る。

これは画期的なことで、日本が軍事活動をすることができないし、韓国は腑抜けてるし、アメリカはイランとイラクの問題で手一杯だし、どうせ誰も攻めてこないと思っている北朝鮮が、そろそろ肝を冷やし始めているところだと思う。国連軍となれば世界中から軍隊が派遣されるわけだからね。

そこで北朝鮮が現在の方針を変えるかどうか、それはわからないけども、日本としては制裁法案を通したりして微妙な挑発をして、このような事態をあえて導いたのではないかと思える。北朝鮮が無茶をすればするほど制裁として意地悪が出来るのだから、そのほうが日本にとっては好ましいことだからだ。

拉致被害者がまだ北朝鮮に多くいることから、彼らへの迫害が進むのではないかという懸念もあるが、拉致被害者家族会は制裁にはかなり急進的なのは言うまでもない。彼らはこれらの措置を歓迎しているのだから、気にすることもないだろう。

いくら日本が北朝鮮を非軍事的に包囲したところで、本当に日本に向けてミサイルを放つことはありえない。もしそんなことをすれば、完全にイラクの二の舞になってしまうからだ。いや、イラクはしびれを切らしたアメリカが先制攻撃をしたが、北朝鮮が先に手を出したらアメリカだけじゃなく周辺諸国からも攻撃される可能性すらある。

そうなるとまさに北朝鮮という国がこの世から消え去ることになり、金正日その他支配者は犯罪者として裁かれるだろう。これは好ましいことだ。出来るならもっと北朝鮮には暴走してもらって、潰されてほしいものだ。

で、現実の問題としてどうなるか。日本の国連への提起について、中国とロシアが難色を示しているという。まあ、北朝鮮の親分だからこれは当たり前で、これまでもそうだったんだけども、今回はその親分に一言の相談もなく発射に踏み切っているので(そもそも中国などは前から発射をするなと言っていた)、彼らのメンツを潰した格好になる。

ロシアはともかくとして、中国は反日政策もあって日本の提起には反対してくる公算が高いけども、こういう状況だと、この問題については事前の根回し次第でどうにでもなりそうな気配である。彼ら常任理事国が反対したら決議されないので、この根回しは重要なことである。まあ、私個人的には制裁決議は通ると思う。軍事制裁のほうは現時点ではそこまでいかないとは思うけど、2回目3回目の発射があればこれもあり得るだろう。

ああ、「はやく戦争になーれ」とは思わないけど、「早く発射しちゃえー」とは思うw
それで、何らかの実害が出てしまえばもっと望ましい。それで人的被害が出るとすればそれは痛ましいことだが、それによって北朝鮮がこの世からなくなるなら無駄死にではないと思う。

え?お前がその役目を担ってミサイルで死ねって?

いやですw


で、もう一つの可能性。
北朝鮮が自主的に独裁政治をやめて、民主化する。
これはあり得ないw

まあ、いまの体制のまま軍事的挑発行為だけをやめることを誓約するくらいかな。
でも、それでも完全に武装解除するまで制裁をやめてはいけない。軍事的に攻め込んで潰す口実がないなら、兵糧攻めをして干上がらせるしかない。そういう方法で潰すしかない。
だとしてもその後の問題がある。韓国には北朝鮮を養う体力がないから、もし併合してしまったらまた韓国の財政が破綻する。ドイツは東ドイツを養う体力があったけども、併合後はかなりの不況になったという。その後どうするかというのは大変な問題だ。

まあ、朝鮮半島ごと日本に併合してしまうという手もあるけどねw

でも、はっきりいって、いらないwwwww

日銀総裁問題

2006年06月26日 21時30分16秒 | 政治・世相・スポーツ等
日銀総裁が村上ファンドに投資してものすごい儲けていたという話について。


最初きいたとき、またどうでもいいことを言い出してるなと思ったんだけど、よくよく話を聞いてるととんでもないことだというのがわかる。

まず批判としては、犯罪投資集団であった村上ファンドの設立時に投資していること。
これは、当時は犯罪組織じゃなかったとか、犯罪を行うことを知らなかったという弁解もできるとは思うけど、やっぱり批判されても仕方ないところ。まあ、それだけで辞任しろと言われてもそれは無茶だと思う。

ただ、問題なのは、日銀総裁という経済の流れを左右できる立場においてもなお、その資金を引き揚げてなかったこと。実際に儲かった金額がものすごいことも批判の対象だけど、それは結果論であってこの際大したことじゃない。

全体の株価が上がるか下がるか、そういった政策を決定する立場にいる者が利殖行為をするというのは、それだけで「ずるい」と思うのだが・・・。これって究極のインサイダー取引ではないだろうか?

日銀の内規では、少しでも他人に疑われるような利殖行為はすべきではないとある。これはこれで良いのだが、少しでも疑われる、とかでなくて、貯蓄以外の利殖行為をしてはいけないと厳しく断じる必要があるのではないだろうか。賭博の胴元が自分の賭場で賭をするようなものだ。ずるいどころの騒ぎじゃない。

こういった状況においてもまだ辞任をしないと言い張るのもいい面の皮だ。評論家の中には、こんな下らないことで能力ある人材を切るのは勿体ないという意見もあるが、能力がいくらあろうと倫理観のない人間に経済の動向を任せるわけにはいかないと思う。

堀江にしろ村上にしろ、そういったモラルのない人間が、今までは誰もやろうとしなかった下劣な行為を堂々とやって金儲けをしている世の中である。儲けた者の勝ちという価値観は、古くからの日本の価値観ではない。

それでも個人的には「儲けた方が勝ち」という考え方は同意できる。しかし、だからといって、法や限度を超えたモラル違反をしてはならない。経済とは人の心の鏡であり、不安な事件が起きればすぐに反応するものだ。そういったデリケートな経済界において、参加者ではなく舵取り人がモラルのない人間では、経済に悪影響を来すと断言できる。


つーわけで、とっとと辞任してください。

祭りの後

2006年06月24日 08時11分14秒 | 政治・世相・スポーツ等
いやあ、負けた負けた。

前から言われていたようにFWを一新し、玉田と巻を起用。
折角サプライズで選んだ巻を出さなくてどうするという感じで、これは当然か。

前半は凄かった。度重なるシュートを堪える川口。
ときどきいいクロスをあげる日本。
そして三都主の突っ込みに玉田があわせて先制!
玉田のシュートよりも三都主のラスパスが鋭かった。これは彼の仕事だ。

しかもその頃はクロアチアが1点をあげていた。
ということは、あと1点とって勝てば通過だよ!!!

という希望も束の間、前半終了間際ロナウドに頭で合わせられた。
ふわーっとあがったボール、DFが一瞬見失ったような動きをしたように見えた。
もしジャンプしていれば邪魔出来たようにも思えた。

これで2-0勝利がなくなり、3-1が最低条件になってしまった。
それでも、2-1でも通過できなくても勝てれば結果を残せる、だから希望を捨てて欲しくなかったのだが、後半は面白いように点を取られてしまった。

ゴール付近でいくら人を集めて防御をしても3人くらいでワンタッチを繰り返してボールを回していると、次第にシュートコースが現れてきて、そこへドカンと一発。キックボタンを押しっぱなしにしてパワー貯めてる感じがしたのは私だけじゃあるまい。

日本が苦労して苦労して突破して、もしくはロングボールをあげてやっとシュートが打てるかどうかというのに、彼らはごく簡単に、バレーボールでもやってるかのように簡単に打ってくる。
なんだろうこの力の差は?というか、日本が1点取る前と後で動きが全然違うんですけど?まさかジーコへの敬意で1点取るまでは手加減してくれた???だとしたらかなりやばい・・・。

まあ、そんなことは詮無きこと。

良くも悪くもワールドカップは祭りだった。初戦負けた時点で勝ちプランは殆どなかったにもかかわらず、まだいけるまだいけると騒ぎ立て、楽しもうとしていたのだろう。それが終わってテンションが下がったいま、まさに祭りの後といった感じの虚無感が支配する。

戦い終わった選手達の姿も、祭りの後を感じさせた。
ヒステリックな応援もパタッと終わり、悲壮感が押し寄せてくる。

中村はいつも通り淡々と受け答えをしようと努力していたけど、ときおり涙をこらえる表情をしていた。うおおおお!と泣き叫びたかったろうに、いつもの無愛想さを貫いていた。妙にかっこいいと思えてしまった。
ヒデはその場に崩れ落ちて天を仰ぎ、暫く立ち上がれなかった。後に引き上げてきてからは、日本の力はこの結果が全てであるという発言をした。これはいつものヒデらしいニヒルな表情を浮かべて去っていった。

うまく攻守がかみ合わなかったこともあったが、やりきった男の涙は素晴らしいものだと感じた。

さて、韓国とサウジが負けて敗退決定。アジア勢は全滅。
あとは普通に強豪国を応援しようかな。ドイツあたりがいいかな、でもブラジルはクソつえーからなー。ブラジルに連覇してもらうことで日本は仕方なかったという感じでいいかな。まあそんな感じで、試合は見ていきますよ。

「勝つしかない」・・・絶望か、気合いか

2006年06月21日 04時31分57秒 | 政治・世相・スポーツ等
「次勝つしかない。それしかグループリーグを抜ける方法がないんで。」

豪州戦後、中田ヒデは確かにそういった。そしてそれは事実だった。

「勝つしかない」クロアチア戦だったが、結果は引き分け。

中継の最後で「まだ望みはある!」と川平さんの雄叫びが空しかった。
確かに、可能性はまだある。でもそれは論理的な可能性であって、現実的なものではない。

クロアチアに勝って、ブラジルに引き分ける。これが想定された最後の手段だったはずだった。しかし、クロアチアに引き分けたこの段階では、クロアチアとブラジルが入れ替わることになる。そう、ブラジルに勝つ必要が出てきたのだ。

勝てるわけねーーーーじゃん!!!!!!wwwww

日の丸を背負ってる以上、選手が「次勝つしかないんで」と口々に言うのは頼もしい限りである。「次勝つ?ブラジルに勝てるわけないでしょ」なんて言ったら、国民から総スカン食らうのは確かだろう。勝てなくても勝つと言うしかない、そういう状況だ。
中村は「ブラジルがどうとかじゃなくて、勝つしかない」といった。まさにそうだ。

勝てるわけないんだけどね・・・。

でもまあ、なにがあるか分からないのがサッカーだ。
すでに決勝T進出を決めているブラジルが主力を温存してくれるとか、ジーコに敬意を表して負けてくれるとかw、退場者が続出して人数が減るとか、いい場面でPKをもらうとか、そういう幸運が重なれば・・・。書いてて悲しくなるね。

今日になっていろいろ新聞を見ていたら、主力を温存する可能性はあるとのこと。

ラッキー!

いやラッキーじゃないって。それでも勝てないって。


というか、単に勝つだけじゃだめなのよ!
最終戦、日本はブラジルに勝つと仮定してみる。

その場合でも、もう一つの最終戦、豪州対クロアチアの結果に依存する。
豪州がクロアチアに勝ったら、その時点で豪州が進出してしまう。この自力突破が出来ないという時点で、ブラジルに勝ってもダメという可能性があるのでは、気力の入り方も違ってくるだろう。

クロアチアが勝った場合は、日本と勝ち点で並ぶから、得失点差の勝負になる。現在、クロアチアはー1、日本はー2だから、クロアチアより1点多く取ってブラジルに勝たないといけない。クロアチアが1-0で勝ったのなら、ブラジルに2-0で勝たないといけない。この場合、総得失点差で並ぶけど、総得点で上回るので日本が2位となる。そして、クロアチアの得点によってはさらに点を取る必要がある。

引き分けた場合、今度は豪州と日本が勝ち点で並ぶことになる。豪州の総得失点差は0、日本はー2だから、これが並ぶには日本はブラジルに2点以上差をつけて勝つ必要があることになる。

総得失点差で並ぶということは、総得点の勝負になる。

総得点は、豪州は3、日本は1。その差は2。
2点差をつけて勝つということは、最低2点取っているということだから、ブラジル戦が2-0ならば日本の総得点は3。豪州が0-0で引き分ければ、豪州の総得点は現在3なので、これで並ぶことになる。直接対決で日本は2点差をつけられているので、総得点で上回らないといけない。それには、3点とることが必須ということになる。

つまり3点差で勝つ(得失点差)もしくは2点差かつ3点以上取る(総得点)ということになる。

でも、3点差付けると言うことは3点以上取ってるということだから、前者の条件は不要になる。

つまり、3点以上かつ2点差以上で勝つ。
3-0とか3-1とか4-2とかで勝つということ。

一番楽なのは、クロアチアが1-0で勝つこと。その時は2-0で勝てばいい。
それ以上とられると、その分日本の必須点数が増える。
豪・クが引き分けると、最低でも3点取らないといけなくなる。
まあ、かなりきついというより、殆ど不可能でしょう。

クロアチア・豪州からみるとどうだろう?

クロアチアからみると、勝つことが必須。日本が勝つことを考えると点を取ることに越したことはないけど、それは多分ないから、ただ勝てばいい。日本戦の引き分けが効いて、豪州を上回る。

豪州から見ると、既に1勝してるので、引き分けでいい。日本が3-0で勝つなんてあり得ないからこれも確定に近い。勝てば問答無用だ。

ブラジルー豪州戦で、ブラジルがあと2点を取ってくれてたら、豪州が引き分けることで、「ブラジルにただ勝つだけ」でよかったんだけどね・・・。


やっぱり・・・ここはジーコが、ブラジル選手に向かって「・・・な?」って言ってくれるとか・・・だめかw

というか・・・一部報道で、日本のテレビ局などの要望で一度決まった試合日程が動かされ、一番暑い時間帯に2試合も組まされ、選手達は負担を強いられたとジーコが不満を漏らしたというんだけど、そんなの相手選手も同じ事でしょうに。同じ条件で戦ってるのにその言い分はなかろう。


でも!やっぱり!

ニッポン頑張れ!!!!奇跡をみせろ!!

といっておきます。

JR東海って・・・

2006年06月19日 06時19分20秒 | 政治・世相・スポーツ等
えー、携帯や自転車ばかりじゃなくて、私は電車好きでもあるんです。

このニュースによると、JR東海は新幹線の車内検札を廃止してないんだって。東日本の新幹線で廃止されていたのは知っていたので、これは驚いた。なにしろ新幹線で一番乗客が多いのが東京大阪間だからね。

まあ、18きっぱーな私にとって新幹線などあまり関係ないんだけど・・・静岡県内と岐阜県内の普通電車の便の悪さは有名で、そういった恨みはまああります。
ついでにいうと、西日本の相生ー岡山間もちょっときついです。

で、新幹線ですよ。
自動改札が完備されてる以上、指定券つき特急券と乗車券をいれて入場するわけで。その席が売れてること、その席に座るべき人が入場してることはあらかじめわかってるわけ。切符を持ってない人はそもそも改札を突破出来ないのだから、だったらそこに誰が座ってようと知ったことではないじゃないか。

最初、「他の列車の自由席に乗ってしまう人がいる」ことが原因だという説明の意味が分からなかった。

JR東海がどういう理由で検札を廃止しないかっていうと、もし「席が売れてること」「切符の持ち主が入場していること」で検札を廃止してしまうと、別の列車の自由席に乗った人が出てきた場合、その人が座らなかった席に別の人が座っていたら、その人から指定席料金を徴収できないからというのだ。

まあ、確かに自由席特急券を買って、車内で指定券を買う人もいるだろう。で、自分から車掌を呼び止めない人もいるんだろう。その状況で廃止しちゃったら、あとから乗ってきた、席の売れてるけど空いてる席に座ってる人から取れないっていうのはさ・・・。もしその人からも取ったら二重取りじゃん?ダブルブッキングですよ。その人があとからひょっこり現れて、別の席がなかったらどーすんの。

それにさ、どうせ、他の列車の自由席に乗った人に、指定席料金返してないでしょ?もし返すなら、この理屈は通るよ。でもその場合は無効なのは分かり切ってるじゃん。じゃあ、二重取りするために廃止しないってことになっちゃうよ。

そりゃ、その人がタダで座るのはずるいけどね、誰か別の人が代わりに料金払ってるんだからさ、誰が座ってようとJRが気にすることじゃないと思うんだよねえ。別の列車に乗った人も、そういうことわかったうえで、指定席を放棄するんだから。

西日本のコメントの意味は、そういう意味だよねえ。客の利便性を優先するって。

西日本としては全線で廃止したいけど、西日本内の発着の便でしか適用してないというのじゃ、東海が足を引っ張ってることになる。なんで同じJRグループでこうまで対応が違うんだろうか。

鉄オタの間では、JR東海はJR各社の中で一番がめつい、新幹線のことしか考えてないと言われているんだよね。まあいちいち挙げると切りがないから言わないけど、その一番顕著なのが、このせこい二重取りの施策なのがよくわかる。

私は普段は18きっぱーだけど、去年、東北・山形新幹線に乗る機会があって、その時は検札がこなくてかなり快適だった記憶がある。18切符だと一日何度か見せる必要あるからね。けっこう面倒なんだよね。間違ってスタンプ押されそうになったりするし。

東日本だと、普通列車のグリーン車も、Suicaでグリーン料金払うと検札をしなくなるんだよね。Suicaを椅子の上のセンサーにかざすとランプが緑になって、赤いままで座ってる人にだけ検札をするの。これもなかなか便利。普通列車のグリーン車は18切符でもグリーン料金払えば乗れるし、地方から18切符で東京に戻るときはけっこう快適だ。

東海も、たかだか5百円かそこらを取ることを考えるよりも、検札を廃止して車掌の手間をなくするほうが、結局のところ得するんじゃないか。でも、そういう包括的な損得より、目先の5百円を欲しがるのってさ、朝三暮四っていうかさ、愚かだと思うわけですよ。

客の利便性を全く考えてないし。だから東海はキライw

論破された人間の醜い荒らしとその習性

2006年06月17日 13時12分29秒 | 政治・世相・スポーツ等
最近、とある芸人さんに促されて(謎)ミクシィを始めたのです。
ヨーグルの人も結構やってて、密かに覗きにいったりマイミクになったりして遊んでおります。

で、気になるコミュに片っ端から入っていると、やっぱりいろんな人がいるもので。自転車で音楽を聴きながら運転することが危険かどうかというトピックがありまして、それを流し読みしていたら、どうも「危ないに決まってる」「そうでもない」という意見が空回りしている。

音楽を聴きながら運転すると主張する人も、一定の危険性の認識はある。私もどちらかというと危険かもしれないけど、ちゃんと周囲に注意していればそれほど危険じゃないと思っていたし、自分は音楽は聴かない派なのでそう書いたりしてたんだけど・・・。

危険だという側のあまりに無礼な、相手を見下すような書き込みの多さにちょっとプツっと来てしまったwww
危険に決まっている行為をあえてするなんて、人間じゃない的な意見を偉そうに書いてるのがね、ちょっとむかついたわけです。

とりあえず、「どう危険なのか」論証してもらおうと思ったけど、だれもしようとしない。危険なものは危険なんだ!って駄々をこねるのみ。こうなると、危険じゃない側についてディベートしたくなるのが人情です。

そもそも安全確認は目視で行うべきであり、音というのは補助的なもの。教習所では踏切の渡り方なども、音を聞いて、目で見てから渡るべしと教わる。そう、目視が最終確認手段であって、最終確認して安全であれば、音なんかあろうがなかろうが関係ない。その判断をする過程において、音を用いても用いなくてもそれは自由。

ようは、安全だと確認されてから通行すればいいということ。

しかし「音が聞こえないと後ろの気配がわからない、後ろを頻繁に見ると前が見えなくなる」といった冗談のような意見がありました。後ろを見るなんて進路変更のときくらいで十分なのに、なぜ頻繁に後ろを見なきゃいけないのだろうか。

次には、進路変更のときに後ろを見るとその間に前が見えないというんだけど、後ろを見るのにかかる1秒程度前を見てないだけで危険になるような車間距離や、そういう状況にあってはいけないんだけど・・・。そもそも、音が聞こえるかどうかで後方目視をしなくてすむなんて理屈は存在しないわけだけど、彼らは本気なのだ。音がしようがしまいが、進路変更のときは目視で進路を確認!当然のことです。

他にも、後ろから幼児車に突っ込まれたら危険だ、それは突飛な動きをするから音で察知してよけないといけないという人もいた。どうやったら幼児車に後ろから突っ込まれるのか、なぜそんな遅い速度で走る必要があるのか、また幼児車に突っ込まれたらどれだけの被害を受けるのか、冗談としか思えない主張の連続。
こうなってくると相手をするのがちょっと面白くなってきます。


出会い頭の事故も音で防げるとか、危ないときのクラクションが聞こえないと困るとか言う人もいるんだけど、クラクションが聞こえないほどの音量で聴く人なんかいないと思うんだけど、まあ仮にそうだとしても、クラクションを鳴らされるまで、目で安全を確認できなかったことが問題なのであって、クラクションに気づかないからいけないんじゃないと思うんだけどね。

ちゃんと前を見て、人や車が出てきそうなところを目で見て確認し、進路変更には前後をきちんと確認する。そうしてれば音なんか聞こえなくても危ないことなんか一つもないわけです。それが足りない人が、クラクションを鳴らされたり、音で相手の存在に気づいたりするのです。
つまり、目視が足りない人は音で補えばいいし、そうでない人は目視だけでいい。自分がどっちかを判断するのは自己責任ということになる。
「どういうときに音が聞こえないと危ないのか?」という問いに示される例は、「それより前に目視で確認しとけばよいだけだ」で終わるものばかりというわけだ。


次は法律で規制されているかどうかという話になる。
道交法にはそれらしき条文はないようだ。東京都には安全運転規則というのがあるらしく、これは条例のように自治体ごとに定められてるらしいんだけど、それをみると、周りの音が聞こえなくなるような大音量でラジオなどを聴くとか、イヤホンなどを用いてはいけないとは書いてあるけど、罰則がない。
なぜ罰則がないかというと、罰則を持って禁じるほどの危険性が証明できないから、イヤホンを使う自由を奪うほどのものじゃないからだ。

そして、高知県の例では、イヤホンなどを用いて周囲の音が聞こえなくなっている状況で、事故を起こした場合は罰金(反則金制度も。減点はゼロ)ということになっている。事故を起こして罰則があるのは当然だから、ことさらにイヤホンが規制されているということではないようだ。
規制されないということは、それほど危険じゃないということ。もし今後、携帯のように危険だというデータが取られるようになってこれば、規制されるかもしれない。

しかし現時点では、事故さえ起こさなければイヤホンは使っていい、それが日本の常識ということになる。禁止する根拠がない以上は、自己責任で使えばいいし、使いたくなければ使わなくていいが、人にそれを押しつけることは出来ないという結論になる。


ここらで危険だ派は手詰まりになったのか、「荒らし」を始める。どうでもいい話題にすりかえようとしたり、根拠も挙げずに勝手にこっちが間違いだと総括しようとしたり、人格攻撃をしたり、結果として荒れたことを以てその原因をこちらのみに押しつけようとしたり。

「正しいことを言って、間違った方が暴れた。その原因は正しいことを言った方にあるから、正しいことを言ったほうが荒らしにしか見えない」
と堂々と言う人まで出てくる始末。これには開いた口が塞がらなかった。

最後には、ニックネームをコロコロ変えながら、一行中傷レスを繰り返し、レスがついた時点で書き込みを自ら削除してしまう人が現れた。そうすると書き込み番号がずれてしまうので、対話がわけ分からなくなってしまう。そういった、問答無用の荒らしを行う人物がいる。まさにテロだ。

まあ、こういう人は自分が悪だと気づいてないっぽいので、その人のホームへ行って、そういうことをしないようにとお願いした。しかしほんの数秒でそれは消されてしまう。返答があるなら別だけど、返答もせずに消すなんてなめてやがるので、何度も書くwそしたら、思った通りアクセス禁止にしてきた。
しょうがないので、彼のマイミクさんたちに「彼が荒らしをして困るので、お友達から注意してあげてください」とメールをする。トピのほうにも、削除してもわかるように名指しで彼の言動を記しておく。そう、とことんまで彼のしたことを吹聴し、恥をかかせる作戦だ。

で、彼はトピのほうには「いぬさんもうちを荒らした」と書く。荒らしをするなというお願いが荒らしというのは、ちょっと前にうちを荒らした人達が堂々と言っていたことで、おかしな人というのはやっぱり同じような習性があるのだな、と思った。
中傷するな、荒らすなというお願いをメールですると、ストーカーだとか脅迫だとか、死ねとかいうメールがくると吹聴されたりしたっけな・・・。

まあ、ここ数日そのトピは荒れていましたが、おかげでうちのアクセスも増えたし、意見を同じにする人からメールが来たりしたし、個人的には実りがあったかな、といったところ。今後あそこがどうなるかは分からないけどね。


追記
荒らしをした人のマイミクさんに、彼に注意するようにお願いしたところ、
彼より私の方が荒らしだと認識していると一言だけ返答が来ました。
なるほど、根拠もなく突然人を荒らし扱いするということは、荒らしの彼と
同程度の変人なのだなと思ってそう告げて、訂正と謝罪を求めましたが、
どう見ても意味の受け取れない返事が来ました。意味を尋ねようと思ったら
メールが送れないようになってました。

「ある時点の人の行為を「荒らし」と感じて「荒らし」と書くことと、 」
「おかしな」人と人格否定するのとでは訳が違う。 」

つまり、私を理由もなく荒らしと感じて荒らしと書くのはいいけど、私が理由を
述べて変人だと言うことはいけない、といった意味なのだろうとは思うんだけど、
文章のまま受け取ると、自分の行為と私の行為は正当性が違う(つまり彼の
行為はいけないが、私の行為は正当)という意味にしか読めないんですよね。

もしここを見てたら、正しい意味を教えてくださいw

ワールドカップ・・・

2006年06月15日 03時55分10秒 | 政治・世相・スポーツ等
ついに開幕されました。

で、いきなり終わっちゃったねー。
だって、ブラジルには絶対勝てないということを考えると、2勝1敗もしくは1勝1敗1分けで予選を終える必要があった。そのうちオーストラリアに負けてしまったので前者が不可能になって、後者のみになってしまった。
初戦を勝っておけば、クロアチアに引き分け、ブラジルに負けというパターンもあったのに。なんか誤審があって日本にPKが与えられた可能性があるとかいってるけど、3点も取られて負けてるんだからそんなの今更って感じ。というか中村のゴールだってあれキーパーチャージでしょw

決勝進出には、クロアチアに勝って、ブラジルに引き分けるということでのみ、可能性がある。そして、これは自力での通過がないことに他ならない。
もしオーストラリアがクロアチアに勝ってしまうと、仮に日本がクロアチアに勝ってブラジルに引き分けたとしても、ブラジルが2勝1分、オーストラリアが2勝1敗で通過ということになっちゃう。

つまり、日本が通過するには

1 クロアチアに勝つ(オーストラリアよりは強い)
2 ブラジルに引き分ける(かなりきつい)
3 クロアチアがオーストラリアに勝つ(上2つよりは可能性高い)
4 ブラジルがオーストラリアに勝つ(一番可能性高い)

という条件が必要になってくる。これがかなりきついのは言うまでもない。

で、そのシナリオ通りにいく確率だけど・・・
クロアチア戦に勝つと、クロアチアは敗退がほぼ決定してしまう。その状況でオーストラリアに勝ってその通過を阻止するほどの気合いが残っているだろうか?
ブラジルについては、2勝を挙げた時点で決勝進出が決定することになるので、最後の日本戦には主力を温存して、流してくれるかもしれない。そうすると引き分けに持ち込める可能性もないではない。
この2点の可能性を考えると、それほど低い確率ではないかもしれない。でも、そう高い確率でもない。
現時点で1割くらい、クロアチアに勝つことで2割くらい、オーストラリアがクロアチアに負けた時点で3割くらいの通過確率なんじゃないかと思う。

ま、ブラジルにも勝つことで自力通過は出来るんだけど、それはさすがに無理でしょうw