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戦争への準備、着々と 続

2007-02-17 06:53:33 | 憲法9条

 

<先制攻撃軍への変質>

この中で、北朝鮮のミサイル・核実験を受けての対抗措置とされる先の2つは「専守防衛」の建前を覆し、先制攻撃型へと変質させる重大なものです。 <o:p></o:p>

PAC3購入費に関して国会議員を通じて詳細公表を求めても、防衛「省」は「PAC3ミサイルを含め、弾薬は、自衛隊の装備の能力発揮に不可欠なものであるため、取得数や単価については、従来より公表は差し控えさせていただいている」との書面を提示するのみでした。「軍事機密」の名による露骨な隠蔽です。 <o:p></o:p>

また、電子戦機EP3の改修は09年度までに完了する予定で、これにより海自に配備されている5機全てが改修されることになります。電子戦機の危険性について、半田滋さん(東京新聞社会部記者)はこう述べていました。「足りなかったのは、相手が地対空ミサイルを撃つために照射するレーダー波をかく乱する電子戦機だけで、その開発には2005年度から着手することが決まっている」「自衛隊が攻撃的な武器類をそろえ、敵基地を攻撃できる能力を備えるのは、もはや時間の問題となっている」(『憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言』岩波ブックレット)。 <o:p></o:p>

F2等の戦闘機とGPS精密誘導爆弾JDAM、空中警戒管制機AWCS、空中給油機(2月に小牧基地に初配備)、それに電子戦機という組み合わせによる先制攻撃態勢を完成させ、MDを併せ持つことで、「矛と盾」を兼備した攻撃軍へと脱皮するという魂胆です。 <o:p></o:p>

<全ての軍事費の削除を!> <o:p></o:p>

ただでさえ補正予算審議は通常、審議時間も極めて短く、チェックが不十分なまま数の論理で早期成立が図られています。米国では、2月にも国防総省が対テロ関連費として何と約1000億ドルに及ぶ07会計年度の補正予算を要求すると言われています。そこには、次世代の統合攻撃戦闘機(JSF)や戦略兵器である弾道ミサイルなどイラク戦争では使われない兵器の調達費までもが盛り込まれています。「緊急性」を隠れ蓑として、当初予算ほど議会の監視が厳格ではなく、迅速な支出ができる軍事的メリットがあるとされるからです。 <o:p></o:p>

これは、日本でも同様でしょう。しかも与党のみの単独審議と採決の強行という、民主主義のかけらもないやり方で成立が図られる。こうした事態を黙って見過ごすわけにはいきません。<以下、省略> <o:p></o:p>

だいたい、与党が単独で採決できるのですから、野党が審議拒否をしてもまったく意味ありません。 <o:p></o:p>

こんな大事な予算案を審議なしで通してしまった野党とは。。。 <o:p></o:p>

自民党の「肉を切らせて骨を断つ」戦略にひっかかったのか、本当に無能なのか、それとも出来レースだったのか <o:p></o:p>

国会は、1日開催するだけで約1億円もかかります。 <o:p></o:p>

こんな国会なら、ない方がマシかもしれません。 <o:p></o:p>

もっとも、日本を軍事大国化したい人ならば「アッパレ!自民党」と思うのかもしれませんね。 <o:p></o:p>

過去記事『法整備からみる戦争準備態勢』と『安倍晋三と日本の闇』もご参照ください。 <o:p></o:p>

http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20070214#1171390587 <o:p></o:p>

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