
GWが近づき心躍る日々。
早い方はすでにGWに突入している方も多いのかな?
GWは大混雑で移動も何かするも大変なので、混雑前に観賞したかったRe又造へ行ってきました。
早い方はすでにGWに突入している方も多いのかな?
GWは大混雑で移動も何かするも大変なので、混雑前に観賞したかったRe又造へ行ってきました。
3月31日にテレビ『美の巨人たち』でも取り上げられた加山又造。
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

EBIS303の1階にあるスバル自動車も加山又造作品のコラボ車展示されていました。
加山又造
加山又造を現代のクリエイターが「リクリエイト」した「Re 又造 MATAZO KAYAMA」。

日本の美術界100年に一人の天才とも称される加山又造。
東京藝術大学教授などを歴任伝統と革新を作品創作の軸として、日本画の伝統的な様式美を現代的な感覚で表現し、1997年に文化功労者に選ばれ、2003 年には文化勲章を受章しているそうです。
アート展「Re 又造 MATAZO KAYAMA」では、加山家秘蔵の「黒い鳥」をはじめ、代表作の屏風や人気の版画作品だけではなく、現代のクリエイター陣による最新技術を駆使した作品も公開。
最新の映像演出や創意工夫によって加山又造氏の世界観を現在の技で表現するという新しいアート展の試みとなるそうです。

会場はスマホ撮影OK! ※コンデジ等カメラはNGでした。
これは嬉しいですね!
また再入場はできないので会場に入る前にお手洗いも済ませておくことをおすすめします。
写真は撮り放題なのでまだあるのですが、あまりブログで公開してしまうと楽しみがなくなるので、一部だけご紹介します。
会場で実際にご自身の目でみて感じて欲しいです。
又造の作品からは想像できませんが、小さな身体で左利きというコンプレックスを持っていたのだそうです。絵を描くのは得意でしたが、それも戦争によって否定され、歩むことを見失いかけた時期もあったそうです。

そんなメッセージを込めたアート展で才能は自ら作るものであることを知れると思います。
又造の作品の中では私は桜島の「満月光」や「火の島」が好きでした。
コンプレックスからカラスばかりを描いていた時代もあるそうですが、そのカラスもまた私は好きです。
コンプレックスからカラスばかりを描いていた時代もあるそうですが、そのカラスもまた私は好きです。


兄のように慕っていた横山操をなくなったとき、一時、又造は絵が描けないというほど弱気になってしまったそうです。
横山への尊敬の念から再び絵を描くことを決意しレクイエムとしてささげた「満月光』に思いの丈が詰まって迫力があるだけでなく、又造のやさしさと内に秘めた情熱が表現されている気がして好きです。



又造の横山へのレクイエム『満月光』
横山の激しい桜島を描いた作品と、又造の穏やかな桜島と交互に作品が切り替わるようになっているのですが、桜島が好きな私はこの作品がとても好き。
また、比較できることでもっとも又造らしさが表現されている気もしました。
横山の「炎炎桜島」に刺激されて描いたという『火の島』
また、比較できることでもっとも又造らしさが表現されている気もしました。
横山の「炎炎桜島」に刺激されて描いたという『火の島』

火の島
激しい作品を描いていても、又造の心根のやさしさやコンプレックスから来る人の心の痛みがわかる優しが現れている気がしました。
噴火する桜島の迫力を描いているのですが、横山の作品に感じる怖さですが、又造の作品には迫力はあっても怖さを感じないのです。

春秋波濤(1966)
代表作でもある《春秋波濤》の展示は、描かれている山ごとアクリルに特殊印刷がされ、それぞれがレイヤー状になるよう展示、アクリルの間を自由に歩いて作品の中に入って記念撮影することができました。
又造の代表作でもありますが、西陣織の図案化の家に生まれた又造ですが、それがもっとも出ている作品。
人は生まれ持っての才能というより、置かれた環境やその後の人生の自分の思いやしたいことが人に才能を与えるものなのでしょう。
人は生まれ持っての才能というより、置かれた環境やその後の人生の自分の思いやしたいことが人に才能を与えるものなのでしょう。

臨済宗大本山・天龍寺の天井画「雲龍図」
原寸サイズで会場天井に再現。
記帳な下書きの原画の展示もありました。
原寸サイズで会場天井に再現。
記帳な下書きの原画の展示もありました。
迫力ある龍なのに怖さを感じない。睨まれているのに不安よりも安心感を感じる龍の優しい目。

身延山久遠寺の天井画「墨龍」
墨龍は貴重なメイキング映像も観ることができます。
製作一年かけたという金箔と墨で描かれた作品の製作過程を見ると感動します。
この作品の本物を見るために久遠寺へ行きたい!と思いました。

マタツクル=又、造る
自分の納得するまで絵を描き続けた地味な事の繰り返しをして大きな仕事をした又造。

墨龍のメイキング映像には又造の日本画家としての人生が集積され、才能があるから描けるのではなく、納得するまで地味な仕事を繰り返すことの大切さを教えてくれているのがよくわかります。
Re 又造 MATAZO KAYAMA
開催期間/2018年4月11日(水)~5月5日(土祝)
開催場所/「EBiS303」イベントホール 東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル 3F
開館時間/11:00~20:00 ※入館は閉館30分前まで
観覧料/一般 2,000円、学生1,300円
問い合わせ先/ハローダイヤル 03-5777-8600(8:00~22:00 年中無休)
https://rematazo.tokyo
昭和を生きた天才、加山又造を平成アレンジで生き返らせた。
そんな素晴らしいアート展でした。
そんな素晴らしいアート展でした。
SNSでもかなり話題になってきているので混雑するGW前にぜひ観賞していただきたいアートです。
