風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

お稽古

2019年02月12日 | 詩吟
5番の止めが、やっと、できるようになったらしい。

「らしい」というのは、三度やり直しをして、「それ!」にやっと至ったのだけれど、なんだそれは、初心者の練習をつけてあげたのか?と、当然問われることでしょう。

いえいえ、私のこと。

吟道大学で極め付けに、チェックが入り、その前からも、やっとコメントがいただけるようになり、今日、やっと、どこに問題があって、私はどうすればよいのかが、やっとわかりました。

「聞く耳ばかり育って」と、言っていたけれど、果たしてそうなのか。
耳は育っても、それの再現性がないのは、確か。

「やってます」と、言い切った人の気持ちが、少しわかった。

信頼する人から言われても、指摘を受けるだけで、再現する手間を省いてしまうと、それは、何にもならず、毎回同じことを繰り返してしまうこととなる。

食い下がることと、相手が腹をくくって、致し難きをいたしてくれるこの日を何年前から、待ち望んでいたことか。

指導者になっても、なったからこそ、スキルアップをせねばと、思い、願い続けていたことが、今日、実現した。

「そんな簡単なことだったの?」
「そう、そんなかんたんなことだったのよ」


あとの飲み会での酒のうまいことと言ったら。

きっと、誰も私のこの喜びの本当のところは、わからないだろうなぁ。

こんな喜びを、私は、教場の会員さんたちに、味あわせてあげられるだろうか?



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