風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

連吟

2019年02月26日 | 詩吟
コンクールの連合吟の練習に集まった三人のメンバーの、池上教室でのお稽古に、立ち合いました。

リーダーのもとに、チームワークが結成されていますし、池上教場の指導者の的確な助言があるのだから、余計なことと思いましたが、このチームは、同じ吟題で、20周年の女性連合吟を務める7人のメンバーのうちの3人ですから、応援も兼ねて、お邪魔しました。

先日の中央会で、20周年の構成吟のトリを飾る吟詠だから、私なりに、組み立ててみたものが、コンクール出場チームのリーダーさんの目に止まり、持ち帰って、検討してくださいました。

はじめは驚かれたようですが、おもしろい、試してみましょうと、前向きな御返事を今日、頂きました。

今いる四人でもいいから、試してみましょうともおっしゃり、やってみました。

一節ずつの合吟は、短いので、緊張感があり、たのしかったと。
危惧したつなぎもスムーズで、違和感なかったようです。

コンクールに出る優秀な人たちですから、タイミングを計るのは、苦ではなかったようです。
あとの、最後に向かって盛り上がっていく構成には、やはりご本人たちの参加した7人メンバーで、試してみたいものですが、吟じた後の感想は、「楽しかった」でした。

思い切りの声が出るようになると、余計に早く順番が回ってきて、自分の吟詠をしたくなるはずです。。
そんな上向きの気持ちで、最後の全員合吟へと結んでいくのは、楽しくない訳がない。

最終的にこの構成吟のプロデューサーが、どのようにおっしゃるかわかりませんから、実行されるかどうかは別として、私の考えたことに、前向きな反応が返ってきたことをうれしく思いました。

そして、この練習は、池上教室の夜の部で「練習場所の提供」という理念のおかげと、感謝いたします。

そしてせっかくの練習ですし、まだ日にちもありますから、忌憚のない意見を申し上げました。

長年思い続けていた「自分自身の詩吟は、聞いてくださる人がいて、そして、ご意見を頂いてこそ完成する」ということを、今日のチームのリーダーさんも、感じていらっしゃると知り、それに力を得たこともあります。

先日の吟道大学で得た知識に、私なりに試したことや、考えたことを加味して、感想をお伝えすると、コンクールに向けて、気持ちが研ぎ澄まされていく過程ですから、面白いくらいに、相手に沁みとおっていくような感覚があり、これこそ、練習だと、思いました。

日頃の着実な練習の積み重ねがあってこそのことですが、たまには、こんな、前のめりになる練習も心地よいものです。

夜遅く、2時間をかけて、帰宅されるリーダーさんは、本当に、詩吟が好きなのねぇと、改めて、知りました。
残念ながら、お稽古だけでお帰りになりましたが、できれば、あとの飲み会に参加してくださって、言いたいことを言った非礼を詫びたかったのに、そして、さらに突っ込んだやり取りがしたかった。

いつもより、少ない人数での飲み会でしたが、かなり盛り上がりました。
何時もいるはずの人がいないことを、寂しく思いました。

これで、いい気にならず、出過ぎたことを反省し、効果のあったことを最大に評価して、一日を終えました。


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