今日の吟友草加は、2人。
この二人は、好対照の男性二人です。
ビジターの先輩が最近ご自身の吟詠に確信を持ち始めてきたことで、安定感を
増してこられました。
この先輩からの助言を受けて穏やかに育ってきて、昇段試験を受けられました。
練習では、楽に出る「七」の高さを二度も失敗しました。
体がさぼったとしか思えない失敗に、実感してないという事実を知り。
これからの大きな宿題「体で詠う、体は楽器」ということを徹底しましょう。
更に、私とIさんの間に立って、取次役、解説役をもして頂いている感があります。
高い声が出にくかったのを克服された先輩の声の出し方、体の使い方を、
高い声が何の苦も無く出るのに、出せないという矛盾を解決しましょう。
こんな助っ人がいると言う事は本当にありがたいことです。
日本語を話す日本人でありながら、男女の差なのだろうか、それとも人生経験の
違いなのだろうか、全く私の思いや指示の伝わらなかった人が、何とか通じる
ようになり、最近では、「やっと先生の言っている事がわかりました。」などと
いうことがあり、そうだったんかと手を打ちました。
人数が少なくても、会員さんたちの中にいい意味の層が出来て、良い重なりを
見せている気がします。
どうか、諦めず、先輩として処する楽しみを味わえるようになってください。
そして、Iさんは、先輩のいる事の喜びを感じて欲しいと思います。