風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

婿殿にもらったデジカメ

2006年06月27日 | チンゲル亭裏日記
TITLE: 婿殿にもらったデジカメ
AUTHOR: すみこ
DATE: 06/27/2006 11:18:23
STATUS: Publish
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去年結婚した娘の連れ合いを、何と呼んでよいのか、日本語には適当な表現が無いなぁ。
モンゴルでは、知り合いのお姉さんでも姉と紹介する世界ですから、当然息子でよいわけですし、しかし、今まで、息子と呼ぶ人が居なかったから、息子と呼ぶには、面映いし。。。

友だちは、婿殿と呼んでいるので、ちょっとまねをしてみました。

前回の滞在中に、2個のデジカメを壊してしまった私は、なんとなく、日本で新しいデジカメを買い損なっていたところに、結婚した娘が、カメラ付き携帯を買い替え、婿殿も最新のデジカメを買ったとのことで、その、2台ともが私の手元に来ることになりました。

赤い携帯電話SH900iとキャノンのIXY Digital 300どちらも2メガの容量があります。
このIXY 電池が古くなっていて、フル充電しても5枚しか写真が取れません。
友だちと、旅に行くにあたって、主人が、ちょうど同じ大きさの携帯電話の充電池を加工して、フル充電で100枚近くの写真が取れるようにしてくれました。(^^♪

おかげで、ハラホリン ソゴート テレルジの写真が、たくさん取れました。

回りの方たちの持っている新型の軽くて性能の良いデジカメは、画面もワイドでクリアな映像が撮れますが、IY300はそれほどでは有りません。
私の腕にあったちょうど良いデジカメではないかと思っています。
婿殿が、使っていたそして私にといってくれた、ことのほか大事なデジカメです。
古いものを大事にして、新しいものを無理して買ってプレゼントしようとしない彼の考え方に、二人で仕事をして十分な収入を得ていても堅実な生活を営んでいくだろうことを、頼もしく思います。

古い型のデジカメであると言うことにちょっとばかり引け目が無いとは言えないのですが、だって、周りの人たちは、みなさん最新型のをもっていらっしゃるんですもの。
だからと言って、新しいのを買う気にはなれないのだから、ぶつぶつは、これを機会に止めましょう。
夫の、工夫で生き返ったカメラを大事にしようと思います。

その前に、私のデジカメの腕を何とかしなくてはね。
私の手は上手にピンをはずしているのは、歴然なのですから。(^_^.)
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TITLE: 花とザザと鼓太郎と
AUTHOR: すみこ
DATE: 06/26/2006 23:26:04
STATUS: Publish
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24日25日は、ザザが幸せに暮らしていることを知って、安心し、ほかほかと胸のうちが温かくて、自然に笑みがこぼれるような、幸せ気分を味わっていました。
大自然の中で、自由に遊び、伴侶を見つけ、夜になると帰ってきて、大事に世話をしてくれる人が居て、飢えることが無い。
毛艶もよくて、猫らしく手入れを怠らない汚れていない姿に、すっかり感心しました。
私のゲルに入りこんできたザザは、抱かれるのにも飽きて、毛布の上で毛づくろいを始め、ついでに私の指までなめてくれました。

ザザと呼ぶと尻尾を大きく優雅に振って反応をするやり方は、あの時のままでした。
同室の知人は、「はと(今はそう呼ばれているそうですが、モンゴル人の一緒に寝ている彼が呼んでも反応は無いそうです)」と呼んでごらんといったので、その通りにしましたら、尻尾の先を少し振りました。
次は、彼女が呼んでみましたら、やはり尻尾を少し振りました。
声に反応しているだけだと、彼女は言うのですが、私の「ザザ」の声には、尻尾を根元から大きく振っていましたもの。。。
別れて半年ですから、覚えていないだろうなぁ、でも、覚えていて欲しいなぁ。尻尾を大きく振ることと、私の指をなめたこととは、道解釈したらよいでしょう。
私的には、「おぼえている」でしょう!

そして、ザザに似た鼓太郎が、娘とお留守番をしている姿を思い浮かべては、お前は、しあわせかい?と尋ねたことでした。
もちろん、娘に大事にされて、幸せだよねぇ。

鼓太郎を思い出したら、花のことを連鎖的に思い出して、今までの、うきうき気分から、とたんに、涙がじわりと出てくるのです。
今日は、花の四十九日。
花のお父さんとお母さんは、どんな気持ちで居ることやら。
花は特別だったから。
娘同然だったから。
花の代わりは、居ないだろうから。

悲しみから、立ち上がれないで居るのではないかと、心配しています。
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TITLE: サクラ ベーカリー
AUTHOR: すみこ
DATE: 06/23/2006 10:46:43
STATUS: Publish
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友達が帰り、片付けも終わり、寂しさがこみ上げてくる頃、モンゴル人の若い人との約束がキャンセルになった。

取り留めの無い気持ちを慰めるには、歩いて1分のサクラベーカリーに行くのが一番。
マスターは日本人、奥さんは日本語ぺらぺら。
何より、おいしいケーキがある。
最近は、シュークリームがおいてあるし。

モンゴル式に、食器が空になり次第下げられ、あっという間にテーブルの上は、空っぽになるのだけれど、お客さんが立て込まない限りいつまでも座っていられる。
窓際には、漫画や本が置いてあり、最近はファッション雑誌までおくようになった。
もちろんすべて日本のものです。

ぱらぱらとページをめくり、気持ちを紛らわせていたら、知った顔がやってきた。
わぁー、久しぶり、1年ぶりにUBを訪れ昨日着いたばかりの知人に偶然出会った。
テーブルを移動して、おしゃべりに花が咲く。

サクラが近くでよかった。

それに、買ったばかりのオルティンドーのCDを聞こうとしたら、音が出ない。たまにこんなことがあるのです。
それで、奥さんに音が出ないと言うモンゴル語を教えてもらって、交換に行くことにしました。
気の良いマスターが、なんかあったら電話くださいといってくれたので、心丈夫でした。
店では、顔をを覚えていてくれて、「ドー ガラフコイ」と言ったら、直ぐにプレーヤーに入れて確かめてくれました。やはり音が出ません。
いきなり「ぺらぺら。。。」
そこで、伝家の宝刀=携帯の登場、サクラに電話をして、奥様が対応してくださった。
めでたく、CDの交換が成立。(^^♪

ありがたいありがたい。
遠隔通訳が居なくなって、どうしたものかと思っていたら、助けてくれる人が現れた。
捨てる神有れば、拾う神あり。
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TITLE: ティッシュ ペーパー
AUTHOR: すみこ
DATE: 06/21/2006 23:58:51
STATUS: Publish
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BODY:
お友達に持ってきてと注文したもの。
おせんべい、佃煮、本、辞書、Tシャツ、ティッシュペーパーなど。
食べ物は、想像した通りにうれしかった。
食べる順番を決めて、並べて収納し、引き出しを閉めるとき、ウフッとなった。
本は、カバーがかかっているのをあえてはずさないで並べました。
辞書、早速、日本語の試験を受けようとしている人と用事ができたので、中の1冊を選んで、差し上げました。
Tシャツ、ゲル基金か教会に差し上げる予定で、いつでも持ち出せるようにしまいました。

さて、ティッシュペーパー、日本から持ってきたものがなくなり、こちらのスーパーで買ったのですが、紙質は硬く変なにおいがつけてあり、コンパクトではない。
鼻をかむと、痛くてにおいに辟易するのでした。

友人は、購入したものと、コマーシャル入りのものとを、袋一杯に置いていってくれました。
荷物の、詰め物代わりに入れてきてね。とお願いしたのだけれど、そんな些少の個数ではなかった。

出勤時に夫が、ティッシュをと言ったので、早速包装を破いて新しいのを持たせたら、「立派だね」と一言。
そして、夫が出かけた後、コマーシャル入りのティッシュの山を見て、一人ほくそえんでいる私。
さしずめ、ねずみ小僧にもらった小判に喜ぶ、長屋のおかみさんの図?
こんなに、ャPット ティッシュでうれしい思いをするとは思っていなかった。
いろいろあれこれさまざま、あんなものがいいか、こんなものがいいかと考えあぐねて、きっと、モンゴルには無いだろうと考えて、もって来てくれたものたちです。
ありがたいなぁ。うれしいなぁ。面白いなぁ。笑えるなぁ。泣けるなぁ。
けちけちと、時に大胆に食べて使わせていただきます。
旅の、喜びと共に、取り出すたびに思い出すことでしょう。

おおきに ありがとう!
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TITLE: 友だちが帰った
AUTHOR: すみこ
DATE: 06/20/2006 00:06:10
STATUS: Publish
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飛行場に人を送って帰るときの、わびしさ。
今日は、ツォルモンが一緒だったので、少し緩和されました。
そして、帰宅後は、久しぶりに会う友達にお昼を誘われて、とりとめの無い話をして、また、気持ちが慰められました。

そして、ありがたいことに、日本に帰っていった友人から、旅の疲れも何のその、無事付いたと言う連絡とご家族からのお礼のメールを頂いて、大安堵。早速、写真を見て、自然を満喫していただいているとのこと。
写真を現像する時代のことを考えると、帰ったその日に、家族と写真が楽しめるなんて、驚きです。

それはさておき、モンゴルに来なければ、分からなかったかけがえの無いものを、私はたくさん持っていることを知りました。

人って捨てたモンじゃないと思います。

帰った人、ここに居る人、離れても忘れないで居てくれる人、待っていてくれる人。

こんなにも大事なものや人が居るのに、何をあせっていたのだろう。
どうしてあれもこれも時望んだのだろう。
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TITLE: わぁーすごい
AUTHOR: すみこ
DATE: 06/14/2006 13:23:42
STATUS: Publish
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BODY:
「定刻に出そうです。」と言うメールが、友だちの携帯から届いた。
海外から、瞬時に何の操作もなく、メールが届くようになった。
世の中、すごいスピードで、便利になっている。
地球は、どんどん狭くなる。

さて、これから、忙しくなる。楽しくなる。長くなっている首がもっと長くなる。

この地域は、めったに停電など無いのですが、近くで、建物の奏地区をしているため、お湯が止まったり、断水、停電がこの3日間の間に、起こっていました。
大して長い時間ではないので、普通なら、毎度のことで済まされることが、モンゴル初体験のお客さんを迎える直前で、ちょっと気になる。

あればあるように、無ければ無いようにとは、言ってあるのですが。。。
では、ちょっとの間、日記は書けません。
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