風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

さてと、

2006年06月08日 | チンゲル亭裏日記

強烈な、エンストを経験して、これで、もう大丈夫かなぁ。

先週、SAVE THE CHILDRENの授業が無かったせいか、ナンダカ間の抜けた1週間でした。
週に1回の、授業が、生活をピリッと引き締めてくれていたことが分かりました。
今日、2週間ぶりに、子どもたちの顔を見て、ほんとに楽しくて、うれしかった。
期待ではなくて、予想したとおり、8日には持ってきてねといっておいたのですが、1回お休みが入ったせいもあって、5人のうち、たった一人が忘れずにもってきました。
それは、10月から習った歌の歌詞を、歌集にしたものです。
イラストを、切って張りつけたり、色を塗ったりして、ワープロで打った歌詞に思い思いに飾り付けをさせたのです。

2冊のうち1冊は自分のもの、もう一冊はSAVE THE CHILDRENに残しておくことにしたのです。

今日で、ちょうど30回の授業をしました。
物事、30回も続けると、重みを感じます。
闇雲に突っ走って、毎回毎回一回目というような授業でしたが、振り返って、30回を数えると、それなりに、積み重なってきているのを実感しました。

へぇー、私ってやるじゃない。できたねぇ!と、自画自賛しています。

こんな私に、好きですと子どもたちが言ってくれるし、私一人で映っている写真を、私も私もと言って欲しがってくれるし、日本人と言う大きな七光りを背負っているものですから、かなり引き算をしなければなりませんが。。。

しりとりをしながら、「す」が出ると、すかさず「すみこ」と言ってくれたりしたら、うれしくなってしまうじゃない。
そして、「こ」が出たら、「こぶたぬきつねこ」になり、歌が始まる。

最後には、「すみこ ビシ!(だめ!)」と言って、他の言葉を出させることになりました。

すべて、自画自賛で、子どもたちの思いは別のところにあるのかもしれませんが、わたしが楽しんでいれば、子どもも楽しく日本語に接していると言うことだから、それがすべてです。

9月の復活まで、とても長い時間が過ぎます。
また、新たな気持ちで、一からはじめるつもりで、やりましょう。
蓋を開けて、今日まで来ていた生徒たちが、何人残っているかによって、授業の方向も決まってくることでしょう。

新しい、ネタも仕入れてくるとしましょう。
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今学期最後 その2

2006年06月08日 | SAVE THE CHILDREN
             贈り物を頂きました。






今日で、授業の一段落と言うことなのか、よく分かりませんが、ボギーさんが、モンゴルで定番の贈り物を下さいました。

皮製のチンギスハーンの壁鰍ッと、財布です。
財布の表には、やはりチンギスハーンの顔があり、裏には、写真のような馬が有りました。
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今学期最後

2006年06月08日 | SAVE THE CHILDREN
来週から、おやすみを頂くことになっています。
復習をするつもりでしたが、新人さんが、二人、ぜんぜん日本語の分からない生徒だったので、復習をするのは止めました。

幸い、念のために持ってきていた絵カードで、しりとりをしながら、語彙の多い子どもには、単語を思い浮かべさせながら、新人の二人には、日本語の発音を正しく出来るように、ゆっくり、はっきり、私に聞こえるように言うようにしてもらいました。

絵カードは、工夫をすると、新人さんにも、少し言葉の進んだ生徒にも有効でした。
送ってくれた娘に感謝しつつ、使っています。

先々週作った『私のうたの本』は、サインザヤという女の子が一人だけ、忘れずにもってきていました。

いろいろと気使いの出来る、姉御肌のオユマーは、わたしが手に持っているサンプルを見たら、「あっ!」と言って、わたしが、尋ねる前に気が付いていました。

以前KKさんが、お手伝いに来てくださって、たくさんの写真を撮ってくれました。それを、それぞれの名前の書いた袋に入れて渡しました。
オユマーが、来ていない子のをそれぞれに学校で手渡しますと言ってくれました。(と、私の想像では、言ってくれたらしい。)

新人の二人は何も訳の分からないまったくの初めての様子で、あくびばかりしていましたが、私と目があうと一生懸命笑顔を作ってくれました。

オユマーまでもが、あくびをしていましたから、今日は、楽しいけれど緊張の無い授業だと言うのがよく分かります。

やんちゃ坊主のオトゴンチメグは、今までは自分勝手なところばかりを見せられていましたが、やさしいところがあるのを発見。
歌を歌おうとしたとき、いきなり新人の二人のそばに走りよって、自分のノートを見せていました。
それは、モンゴル語で日本語の歌詞の発音を書いてあるページでした。
ベリー グーと言いそうになりました。(なんで?こんなときに?)
こんなとき、日本語ではなんと言ったら良いんだろう?と、思いながらモンゴル語で、「サイン バイン」と思わず言っている私を発見して、よしよし。。。。。

ちょっとおっちょこちょいの、インヒチメグは、ずいぶん遅刻してアイスクリームを食べながら、やってきました。
遅刻しても、教室に入れていますが、食べながらは駄目とドアから押し戻しました。
ずいぶん早く帰ってきたので、きっと外にいた誰かにあげてきたのでしょう。(笑)
写真を早速眺めて、自分が欲しい写真が入ってないと、クレームをつけるあたり、モンゴル人らしくちゃっかりしています。

写真を撮ったときに、来ていなかった子も、私の写真を欲しいとおねだり。
9月に今度来るときに来たらあげるからと約束。
これで、少しは、9月になったら再開すると言うことが、印象付けられたかしら?
子どもたちは、想像力が豊かなので、私の、モンゴル語の単語と、日本語と、それから、サインザヤやオユマーの通訳で、何とか私の言っていることを理解しているらしい。

子どもたちとの、授業に関しては、通訳は要らないように思います。私も、なるべく、モンゴル語を使わないようにしようと思います。


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