Entrance for Studies in Finance

人手不足

人手不足 2017年2月の完全失業率は2.8% 前月比0.2ポイントの下落(1月3.0% 12月3.1%) 1994年6月2.8%以来22年8ケ月ぶりの低水準 有効求人倍率1.43倍が前月と同じ(1月1.43倍 12月1.43倍) 15歳から64歳までの生産年齢人口は1997年8699万人がpeak 2017年2月7620万までおよそ1000万減少 女性や高齢者の就業者の増加賀この減少を一定程度補っている

物流危機とも。ヤマト(宅配便シェア国内5割 年間20億個とされる 佐川・日本郵便で90%以上の寡占なのに競争激しく運賃低下招く 宅配便全体では15年度で37億5000万個前年度比3.6%増 ヤマトじゃ7.9%増)値上げ方針固める(2017年3~4月→9月にも実施)→ 米国もUPS,フェデックス、米国郵政公社の寡占は日本と同じ。しかし毎年UPSとフェデックスは収益を重視して値上げしている ⇒ 値上げに応じない顧客の切り捨てが必要かもしれない。

宅急便 ネット通販(2015年13兆8000億円 小売全体の4.8% 割引料金で採算も悪い 米国のネット販売は16年に3939億ドル42兆9000億円 前年比15%増 小売全体の8.1%

 )の拡大 ➡ 宅急便 高頻度高速輸送に人手不足(⇔労働環境の悪化、全産業にくらべ賃金安く 労働時間長い 従業員の長時間労働 残業代未払い サービス残業問題)の壁 再配達の割合は20% 米国は再配達せず置いてゆくとのこと  利便性の追求 重さ サイズにあわせ料金の適正化が課題 ヤマト:佐川や日本郵便に比べサービスの質に評価 日本通運:企業間物流に軸足

           ヤマトは6月19日から昼の時間帯指定サービスを廃止。ヤマトの宅配便を利用する各社に影響が及んだ。各社では自社配送を含め、代替策を検討している。

    時間指定サービス 

    当日配送サービスからの撤退 ヤマトがアマゾンの当日配送受託からの撤退を表明 徐々になくして将来は撤退へ(2017/04)背景:大口割引のため運賃を割り引いており採算が悪い。配達員の長時間労働の一因になっている。

    背景 長距離運転手(大型免許取得者の不足深刻 物流業界で取り合い 背景に高齢化 平均賃金が低いことから若い人材が少ない)だけでなく 配達・仕分けでも人手不足(主婦層も含む女性も動員したものの 熟練作業員のニーズ高い) 

    メーカーの間(味の素 カゴメ ハウス食品 日清フード)での共同配送会社設立(2017に共同出資会社 2019年にも物流子会社統合へ2016/12)も一つの背景はドライバー不足(共同配送拠点 配送の効率化)

    一方では 値上げ交渉 ポイントは大口客の割引率縮小 

    初回受取にポイントを付与して再配達削減を促す 楽天―日本郵便(2017/04)

    再配達サービスの有料化 再配達の場合の料金を高くするべきとの意見は多い

           宅配ロッカーを駅や商業施設に整備する

    マンションにはすでに普及している宅配ロッカーを今後は戸建てにも普及させる 

    コンビニなどで受け取れるようにする ヤマトーファミリーマート アマゾン―ローソン、ファミリーマート

駅ビル レストラン 外食産業 など 営業時間の短縮

レストラン ドリンクバーへの切り替え

ホテル ロボットの導入

    自動両替機の導入

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