みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

ガーコな絵本

2005年07月24日 19時11分30秒 | 日常のあれこれ
ガーコの絵本を見つけたよ~! ヾ(≧∇≦)〃

たっぷどこへいく」(アンナ・ベングトソン・作、オスターグレン晴子・訳、福音館書店)

概要 (同サイトより引用)

海に落ちたゴムのあひるたちの、長い長い漂流物語

たっぷはゴムのあひるです。工場で生まれたばかりです。お風呂で子どもたちと遊ぶあひるになるはずでしたが、ある嵐の夜、仲間たちと一緒に船から落ちて、海に流されてしまいました。たっぷたちはどこへ行くのでしょう。


北太平洋に落ちてしまった何万個ものお風呂のおもちゃが、ベーリング海峡、グリーンランドを経て、10年以上かけてヨーロッパに流れ着いているというニュースが2003年の夏に実際にありました。これは、そのニュースにヒントを得て生まれたスウェーデンのお話です。海の生き物に食べられそうになったり、氷に閉じ込められたり、あひるたちの旅は苦難の連続です。でもたっぷたちは、無邪気にユーモラスに乗り切っていきます。


ピンクと青、または黄と青の縞の海は、とても幻想的です。スウェーデンでは本当にこのように海が見えるのだそうです。この本にあらわされている長くて暗い冬への思い、春の喜びも、スウェーデンの作家ならではです。寒い寒い国から来たお話をどうぞお楽しみください。




(∂_∂) 読んでみたいなぁ。

お風呂でおもちゃのアヒルで遊ぶのは、欧米から伝わってきた文化なのかな。調査したら「ガーコの文化史」なんて論文が書けるかも。

学問の一分野として大学の文学部にガーコ学科ができて、大学院文学研究科ガーコ文化専攻も設立しちゃって、ガーコ学の教授が勢ぞろいして、国際ガーコ学会も主催しちゃって、ガーコ学博士の学位も認定されるようになると学生減少の時代にぴったり。

さらに歴史研究から一歩進んで未来のガーコを目指すガーコ工学へ。人間工学に基づいたガーコの研究からガーコ型ロボットの開発、そして宇宙へ。宇宙人とギリギリの戦いを繰り広げて……

    ぱこっ
(`o´)ノ☆
  ヽ( _ _)ノ

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
面白そうです (matsumo)
2005-07-25 02:32:37
みぃさん、こんばんは。この絵本、色使いもとてもきれいだし、掘り出し物ですね!つい最近発売されたんですね。

おもちゃが10年以上かけて海を渡る...なんて夢のようなお話ですね。事実は絵本より奇なり、です。

ガーコ文化史、じっくり読んでみたいです。
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脱帽です (みぃ)
2005-07-25 23:08:38
外国の絵本は色使いが日本と異なっていて、新鮮な驚きがあります (もちろん、その違いがもとで好き嫌いが激しく出るのも外国の絵本なのですが)。

海難事故でお風呂のおもちゃが海を漂流するなんて、冗談かと疑いたくなるような事故なのですが、その話を絵本にしてしまうところが絵本作家の想像力なんですね。見習いたいものです。

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