みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

満帆の笑顔

2006年10月30日 18時54分30秒 | 明日への一歩
ship023.jpg: 帆船「海王丸」のヤードに実習生が展開
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=8.0, SS=1/1000s), ISO200, WB=Sunny (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

帆船「海王丸」の寄港3日目には展帆訓練が行われました。実習生がヤード (帆桁) に登り、帆を縛るロープを解いていきます。一番高いヤードは40m以上あるでしょうか。今回は港に停泊して展帆しますが、洋上では波に揺られながら作業することもあるはずです。勇気のいる作業です。

解帆した後は、甲板でさまざまなロープを引き、帆を展開していきます。ワッショイ、ワッショイと太い声が岸壁に響き渡ります。ときどき甲高い女子実習生の声も。

ship024.jpg: 帆船「海王丸」。帆を張り終えて整列
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=8.0, SS=1/640s), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

総帆展帆まで約1時間。展開された帆が、南からの陽光を受けて温かい生成り色を帯びます。

ship025.jpg: 満帆の帆船「海王丸」。陽光を透かす帆
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=8.0, SS=1/640s), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

満帆のマストを下から見上げると壮観。

ship026.jpg: 帆船「海王丸」の実習生たちと陽光を透かす帆
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=8.0, SS=1/500s), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm), Shadows brightened

実習生が岸壁に降り、記念撮影を始めました。

「よし!」

掛け声に合わせて指差しや敬礼でポーズ。危険な作業を完遂した実習生の顔は自信で満ちています。

シャッターが切れると、実習生の間に屈託のない笑顔が広がります。緊張の波間に見せた素顔。彼らが次代を担うなら、日本の未来は明るい。思わぬところでパワーをもらいました。

今回の反省


実習生の集合写真 (ship026.jpg) で、後列左から2人目の実習生のあごの部分が色飽和を起こしてしまっています。この写真は撮影後に暗部を持ち上げて仕上げましたが、画像処理前の写真で既に階調が失われていました。撮影時にはコントラストを最も弱い-2に設定していましたが、彩度も落としておいたほうがよかったでしょうか。

会心の一枚なのになぁ……。



帆船「海王丸」関連記事の目次は → こちら


蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年10月30日の記事は → 「鳴門・高松旅行記・14 (渦潮を見に小旅行)

2004年10月30日の記事は → 「物事は良くなると思えば必ず良くなる

【みぃのつぶやき】 このときは、鳴門駅前から渦潮スポットの鳴門公園までつり橋、海岸沿い、山道を走り、変化に富む景色を見ることができました。途中の道も楽しいもの。

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