goo blog サービス終了のお知らせ 

みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

仲良くしてくれて ありがとう

2008年05月13日 19時32分18秒 | 気ままにお出かけ
italiamura023.jpg: 仲良くしてくれて ありがとう
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.2, SS=1/125s), 0.0EV (Matrix metering), ISO1250, WB=Sunny (-2), f=55mm (35mm-equivalent: 82mm)

「仲良くしてくれて ありがとう」

イタリア村本館1階、アクセサリーショップの店頭にて。

しみじみ。

今までイタリア村に何度来たことか。数えてみたら、今日で31回目でした。平均して年10回のペースで訪れていることになります。よく通ったものです。

思い返せば、夕涼みと称しては夜のイタリア村に出かけ、夜景撮影の楽しみを覚えました。気分が晴れないときには村内を歩き回りました。魚眼レンズを買った直後にはテスト撮影をしました。花火の撮り方を教えてくれたのもイタリア村です。開業1年目の夏は花火が毎夜打ち上げられ、何回も花火の撮影を練習できました。

何回も通ったのは、そぞろ歩きをして楽しいからです。

現在、日本の各地で大型ショッピングモールが建てられたり、都心のビルの低層階に店舗が入居したりしています。名古屋駅前にもミッドランドスクエアが開業しました。しかし、どの商業施設も同じ表情をしていて、個性がありません。正直なところ、「またあそこに行きたい」とは思わないのです。

似たり寄ったりの商業施設ばかり開業する中で、イタリア村は突出していました。ベネチアを模した町並みを歩くと、お店に入る前から気分が盛り上がり、お店から出た後も、余韻に浸りながら そぞろ歩きを楽しむことができます。歩いて楽しい町並みをたたえた商業施設が再開発から生まれたのは、名古屋市内で初めてではないでしょうか。

そのイタリア村が今日、在庫処分セールを終えて、再び閉鎖されました。在庫処分セールは最長で18日までと予定されていましたが、在庫品がほぼ売り尽くされたことで、予定を繰り上げて今日 (13日)、3年強の歴史に幕を下ろしました。

もうあの町並みを楽しむことはできません。

しみじみ。

右腕をつかまれて振り向くと、何度となく通ってきたお店の人でした。
「今までかわいがってくださって、ありがとうございました」

店員さんはいい人ばかりなのに、どうして閉鎖になっちゃったの?



カウチピッツァ」 ← イタリア村の前の記事はこちら。
イタリア村の次の記事はこちら → 「雨のイタリア村・1


イタリア村関連の目次はこちら