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びわの種の炊き込みご飯

2005年06月26日 23時09分28秒 | デイリーお気楽グルメ
実家でびわの実がたくさん穫れました前回のびわの実レポートでは、お茶にするびわの葉を洗いましたが、葉が乾燥するまでに時間がかかるので、今回はびわ種の炊き込みご飯を作ってみます。

びわの実って、どうしても甘い果肉よりも中の種のほうが多いような気がします。実のほとんどを占める種を捨ててしまうのももったいない話です。びわの種にアミグダリンとかいう物質が含まれていてガン予防効果があるとか健康にいいとかいう話はともかく、自然の恵みを無駄なくいただくことにします。

この前調べたびわ種の炊き込みご飯の作り方を再掲します。


(「田舎の便り」より引用。一部表記を変更しました)

※ 京都府船井郡で開業医をなさっている先生から教えていただいた種の摂取方法です。

種の皮をむいてご飯と一緒に炊きます。

我が家でもやってみましたが、ご飯に違和感はほとんどなく、種はポクポクとしていて栗のような食感です。粉にする手間がいらず、美味しく召し上がれる素晴らしい方法だと思います。お試し下さい。


ふむふむ、なるほろ。

まずは種を用意しましょう。

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ひとりが食べたびわに、こんなに種がありました。たくさん楽しめそう。

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種を覆っている皮をむきます。取り出したばかりの種はヌルヌルしてて手が滑りやすく、作業しにくいので、いったん種を水洗いしてヌルつきを取っておくと皮をむきやすくなります。皮は意外と薄くて、取っ掛かりさえできれば簡単にむけます。爪が汚れちゃうのが難点ですが、楽しい作業です。

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今回の炊き込みご飯にはこれくらい入れましょう。残りの種はびわ種粉にします。

皮をむいてて気づいたのですが、ギンナンの皮むきに似た作業です。種がたくさんあるので、簡単に皮をむく方法があると便利なんですが。

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ゆでるとむきやすくなるかな?

ギンナンはゆでると皮をむきやすくなりますが、びわの種はゆでても特に変化はありませんでした。残念。

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アク抜きのために水にさらしておきます。

この後、研いだお米と一緒に炊飯器に入れるだけ。

o(∂_∂)o わくわく♪

しばらくすると……

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びわ種ご飯の出来上がり! ヾ(≧∇≦)〃

炊き上がったびわの種は栗みたいな色をしています。

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いよいよ試食です。

びわの種独特の香りがあります。びわの種の食感は栗のようで、ギンナンのような苦味があります。好き嫌いは分かれるかもね。苦味があるのであまりたくさん食べられませんが、目安としては1日2粒食べればいいから、これで十分。1日2粒が適量ってことは、入れすぎちゃったかな。多すぎる種は別の容器にとっておいて、明日から少しずつ食べましょう。



びわの実レポートの目次は → こちら (葉や種の利用法も紹介しています)
びわの葉茶を作る・2 (葉を洗って干す)」 ← 前のびわの実レポート
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制作:
モデル (手タレ): みぃ母
撮影: みぃ