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FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

契約と滲入とワタシ

2025-04-11 06:00:00 | 43
電動過給機の話は10年位前に聞いたことがあります
どこかのメーカーが鋭意開発中とのうわさをいくつか聞きました
ただ自動車のトレンドがハイブリッドでモータアシストになって
F1ですらモーターの補助
果ては完全EVという流れだったので
結局放棄されたものと思ったら
HONDAが投入してきましたか
伝統の赤ヘッド
いやホンダでシリンダーヘッド(というかヘッドカバー)を赤くしたバイクってってないだろう
シビックのTypeRにあったけど
伝統というほどでもない
Ferrariは結晶塗装で赤いヘッドカバー付きの車を売ったことがあるけど
250のポンツーンフェンダーもよろしいが
500の4気筒が好きです
なんだこの記載


2stの場合は3気筒だと120°の等間爆発にできるから
3気筒でも振動少なくスムーズになります
MVXみたいにとちくるって
2番シリンダーのピストンコンロッドを1,3番の倍の重さにすると
一時振動がゼロになりますけど設計者は一生笑いものになります
4stは少しややこしい
片側奇数気筒のエンジンは振動が出る
F1のV10エンジンも振動対策が結構大変だったみたいです
3気筒の場合はMVがGPマシンに採用して結構な実績を上げたこともあるので
メリットは大きいのだろうけど
何かね振動は位相クランクで対処するのかしら

日本のモーターじゃーナリズムの稚拙さは、今に始まったことではないのですが
この解説・・・
従来だったら必要だったインタークーラーが不要になり・・・
インタークーラーは圧縮した空気熱を持つので(義務教育の理科な)
それを冷却してやるもの
スーパーチャージャーでもそれは場合によっては必要になります
例えばマスタングP-51Dは2段2速の機械式過給機ですが
一段目と二段目の間にインタークーラーを入れています
乗用車だって初期のターボはインタークーラーはついていない
これはどちらかというと機械式の過給機の動力を
エンジンからではなく発電された電力から得るというもので
比較するなら、ターボではなく機械式と比較して
機械損失がどちらが少ないかを論じるべき
まあ開発側は電動ターボって言ってましたけどね
電動過給機のメリットは
ターボがエンジンの排気ガスを使って過給するものだから
排気熱に関して対策が必要なのだけれどこれはそれが不要
タービン自体がなくコンプレッサーのみ
タービンが1000℃の排気熱にさらされないから
このあたりに熱対策が不要ということで
インタークーラーの要不要とは別問題です
この場合熱対策は主には潤滑ですね
熱でオイル切れを起こさないようにすること
ターボタイマーって今付けなくなりましたけど
あれは、昔はインペラの軸受けに冷却水を回していなかったので
エンジンを切ると、オイルポンプが停止して
タービンの周りが急激に冷やされて油膜が切れて
焼きついたり、抱き着いたりするんですね
いまその部分に冷却水を回しているので
そういうことが起きないのでターボタイマー入らなくなったんです
以下は
IHIが2011に出した技報に乗せている
伝導でターボをアシストするシステム

コメント
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