FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

20190829

2019-08-29 06:00:13 | どうでもいいこと
新訳
ぽつぽつと、昔の本の新訳が出ております

宇宙の戦士

新訳
これはなぁ、がっかりしました(笑)
なんというか、荒々しさがぜんぜんなくなって
日本のライトノベルみたいだった。

で早川文庫

007カジノロワイアルの新訳であります
なかなかよろしい

ヴェスパーとボンドが食事するシーン
ヴェスパーは野いちごにクリームを掛けたデザート
ボンドは フレンチドレッシングを掛けたわになしをたのむ
新訳では、「わになし」はアボカドになっている。
今でコトスーパーでいつでも買えるアボカドだけど
訳された当時はアボカドと言っても分からなかったんだろうなぁ
でも、わになしと言ってもワカランと思うが(笑)
井上一夫氏の独特の言い回しが、軽減され
良いのか悪いのか分かりませんがさくさく読めます

ル・シッフルにカード負けて、作戦がワヤになって
どうにもならなくなっているボンドにCIAのライターが
資金を渡すんですが
新訳では
マーシャル復興援助資金
旧版は
マーシャルプラン援助資金
これは、旧約のほうが正解と思う
マーシャルプランは正式名称
欧州復興計画(European Recovery Program, ERP)
で、これは教科書にもでてくる。
今ないのかな

面白いと思ったのは奥付で
2019年8月23日初版発行
ふつう、発効日と発売日は、一致しないものですが
今回は8/23に入荷しました。
早川というか取次ぎの案内も8/23発売だったみたいです

ミステリー、SFの海外文学の翻訳で知られる
早川と創元ですが不思議なことに、007は
両方から同じ訳者の筆で出ております
ネットでいろいろと集めてみました






そうそう。ボンドがさらわれたヴェスパーを”救出”に行くシーンで
ベントレーのグローブボックスから
大型の拳銃を取り出すんですが
これが旧訳では。銃身の長いコルト
日本では

M1911の長銃身版と思われておりましたが
原文の記載は
long barreled Colt Army Special .45
新訳ではちゃんとコルトアーミースペシャル
となっておりまして一安心
まあ前にも書きましたが、アーミースペシャルには
45口径のバリエーションはなくて

M1917に代表されるニューサービス

をフレミングがの誤認したもの思うのですが
ニューサービスはWW2のころも英軍で広く使われていたので
WW2に従軍経験のあるボンドの銃としては納得が出来るものです
ニューサービスの動画
Maeちゃんがかわいいのだが

射撃の方法にはちと疑問が

おまけ



まだ買ってもいない 夏への扉の新訳

おまけの2

生産中止の報がでたときはオークションで高値を呼んだ
「森永」のチョコフレークですが、メーカーの計画通りなら
6月末に生産が終わっているはずです
今はもう生産中止品なのに売れ残っているという(笑)


コメント
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