FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

20190822

2019-08-22 06:00:30 | 映画
ハリウッドでは焼き直し リブートというか
昔の題材を再映画化するのが大流行ですが
TVもまあ似たようなものですな
地上派ってほとんど見なくなってケーブルで
洋ドラマか時代劇見てます
追いついていないので
あまりよく見ていないけど
SAWTというシリーズ
主演のシェマー・ムーアをクリミナルマインドから引き抜いて制作された
特別狙撃隊SWATのリメイク



すげえ気になるのは「舞台を現代に移して」という下り
まあ特別狙撃隊は1970年代の作品だけど
70年代の現代劇でアンタッチャブルみたいに当時から見て過去の時代を
描いたものではなかったんで
どうにも違和感があります。
それと、完全映画化とか完全リブートって表現をよく使うけど
「完全」ってなに?
ブロフェルドやスペクターの設定画使えない007は不完全??

元ネタの特別狙撃隊SWAT、制作は1975年で
日本では1976年9月 - 1977年6月28日
までの放送
これ、突入作戦にシーンがあるので
「暴力的」とアメリカで論争になり人気があったにもかかわらず
2シーズンしか制作されなかったらしいです
当時から言われていたんですが、SWATって訓練は受けますけど
普段は普通のおまわりさんで、そういうシチュエーションが発生すると
召集されて、配置に付くのだそうです。
LAPDのハナシなのでLAオリンピック以降編成が変わっているかもしれませんが
日本のGUN雑誌でもレポートされた、コンバットシューティング系のチャンピオンが
LAPDの警官になってSWATにも登録した。という記事がありましたから
今でもそうだと思います
で、リブート版もSWATも専任なんですね。
SWATとして私服で捜査なんかしたりしてます
まあ面白いから良いんですが(笑)
特別狙撃隊の方は今見ると残酷描写はさほどでもなく
突入作戦で相手を射殺するシーンはあるけど全体として当時の警察ドラマの典型
キャラクターの構成やストーリー、ラストのコントみたいなやり取りとかね
やっぱ、突入作戦で警告なしに射殺するってのがまずかったのかしら

もう1本
ワタシの心のふるさとサンダーバード

フルCG
フルCGでキャプテンスカーレットをやっているんだけど
これがいまいちだったので、このラインは無いなと思ったんだけど
サンダーバードで来たか
まあね、フルCGは不気味の壁ってのがあって、どうしてもキャラクターが
気持ち悪くなるのね
それをどう越えるのか
元の人形の造形に、ピクサー風のアレンジを加えているんだけど・・・
それとどうにもは言っていけないのが
ミンミン/Tintinがいなくなって、Kyoとかいう
はねっかえりの、太陽にほえろで言うと
シリーズの最後で殉職してしまう若手刑事
見たいなキャラクターがいて
これがやたらと世界を守りたがる。
フッドの存在を救助隊が知っていたりしてね
ジェフとフッドに因縁があって
なんと、このシリーズにはパパが出てきません
なんじゃそりゃ


サンダーバードは家族のハナシと言う側面があるんだけど
そこらへんは、割とおざなり
それで良いのか??
オリジナルのユーモラスな点は
救助隊の活動のなかでフッドは自滅してトホホとなってしまい
フッドにすらユーモラスな側面を与えているということなんだけど
そこらへんがね
ペネロープ(ペネロピ)の上流階級っぷりもなぁ
あとパーカーが下町の出だって辺りも無視されていて
イギリスの階級社会を描いている部分が抜け落ちてるですよね
オリジナル版の面白いのは1960年代が見ている未来だってコトで
メータなんかアナログだしそういった1960年代と2060年だが混じった世界ってのが
すごく魅力的なんだけど、リブート版は現代との接点がなくて
逆にどこか空虚な気がします。


コメント (1)
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