ポップロックバンドとして1970年代から1980年代を中心に世界的な人気を博したフリートウッド・マックの
メンバーだったクリスティン・マクヴィーさんが先月末に亡くなったことを今夜になって知りました。
バンド内ではピアノ/キーボードを担当し、ソングライターとしても重要な役割を果たしてました。
数々の作品を残しており、その中でも個人的なお気に入りが "Don't Stop" という曲です。
1977年発表の超大ヒットアルバム "Rumours"『噂』からシングルカットされ、全米チャートで3位を記録。
過ぎ去った昨日のことはいいから明日のことを考えていこうっていう前向きな姿勢を綴った歌詞内容で、
聞くと元気になるような曲調にも好感を持ちました。
ちなみにウチにはそのLPレコードがまだ残ってます。ジャケットの裏面はこんなのでした。
大きい写真で右端に写っている女性がクリスティンで、左端には元旦那のジョン・マクヴィーが写ってます。
で、同アルバムには、しっとりと歌い上げるこんなバラード曲も収録されてました。
当時、メンバー間の不和により、バンド解散の危機を迎えていたところを救った賛歌だったんだとか。
さらに、80年代に入ってから個人的に印象に残っているのはこの曲。
1987年リリースのアルバム "Tango in the Night" からカットされた3枚目のシングルで、全米最高位は4位。
少し愁いを帯びた曲ですが、同アルバム内では最大のシングルヒット曲となりました。
なお、80年代中盤のバンド活動休止中にはソロアーティストとしても活躍し、こんなヒット曲を出してます。
イントロが印象的で、全体的にも耳に残りやすいメロディはソロでも健在って感じでした。
行年79歳。ご冥福をお祈りいたします。