昨年末に起こった木星と土星の超大接近の撮影以来、出番が遠退いているCMOSカメラベースの
撮影機材について、ちょっとだけシステムを変更するため弄ってました。
元のシステムは以前の記事で紹介していますが、全長があまりにも長いのが気になっていて、
少しでも短くできないものかなぁーって考えてました。
そこで今回、微妙なフォーカス調整に便利だと思って入れていた直進ヘリコイドリングと
52mm径のUV/IRカットフィルター保持用の接続リングを取り払い、約65mmの短縮化に成功。
実物はこんな感じ。
上は4つの主要ユニットを分けて撮った写真で、左から順番に2インチ→1.25インチ径変換リング類、
2.5倍バローレンズ、ADC(大気分散補正ウェッジプリズム)、UV/IRカットフィルター+CMOSカメラ
になります。これらを全部接続すると下の写真のようになり、この状態で望遠鏡に接続します。
システム再考にあたり、1.25インチ径のUV/IRカットフィルターを新調しました。価格は¥1980也。
少し短くなったことで、100均で売ってる衣類用圧縮袋(Mサイズ)に収まるようになり、
しばらく使う予定がないこともあって、カビ防止剤と共に密封しておきました。
さらに、いざ使おうとした時にすぐ持ち出せるよう、100均の持ち手付き巾着袋に入れて保管です。
各ユニットを別々に保管してもイイんですけどね、ADCを付けると撮影時にカメラとの接続角度を
都度調整する必要があったりして、なるべくなら全部つないだ状態にしておきたいんですよねー。
何と横着なヤツって言われそう。
以上、今回はマニアックな機材ネタでした。
難しい内容なので(^_^;)💦返信はご無用です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8933e0198b080e37b31e58dd40a3e6e0e422d3a8
と、ありました。
木星で超音速の風が吹いてるところがあるとはビックリです。
地球のジェット気流とはレベルが違いますね。