Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 11/5夕 月と金星が接近(南西の空)

Sh2-89,90

2024-08-24 11:01:38 | シャープレス天体アルバム

【Sh2-89,90】
 赤経:19h50m02s(Sh2-89),19h49m13s(Sh2-90)
 赤緯:+26゚29' 10"(Sh2-89),+26゚52' 04"(Sh2-90)
 星座:こぎつね座
 視直径:5'(Sh2-89),6'(Sh2-90)
 他カタログNo.:ー
 ニックネーム:ー
 南中日時(@東京):5月31日03時,7月16日00時,8月29日21時 ※あくまで目安です。


 撮影日時:2023/08/21 00:41
 撮影地:静岡県東伊豆町
 撮影機材:キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,STARRY NIGHTフィルター使用,
             タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
 撮影条件:ISO1600,露出5分×12コマ
 画像処理:Digital Photo Professionalにて現像,ステライメージVer.8,PhotoshopCS3にて処理
             トリミングあり
 メモ:こぎつね座北部に並んでいる星雲です。上の写真で中央からやや右上寄りに写っている赤色の
    星雲がSh2-90、それとは点対称の位置に写っている微かな星雲がSh2-89です。2つとも視直径が
    5~6'程度と小さく、ヒトの目では見え難いHⅡ領域であるため、眼視での確認は困難でしょう。
    すぐ傍に銀緯0゚の線(銀河系回転面の中央線)が通っており、写真ではバックに糠星がいっぱい
    写って賑やかな天域ですが、星間物質が多いエリアでもあるので、もしかすると暗黒星雲など
    で覆い隠されていて、本来の明るさや広がりが損なわれた状態になっているのかもしれません。
    なお、どちらの星雲も形状に特徴が無いせいか、ニックネームなどは付いていないようです。

 星図:


 AstroArts社ステラナビゲータにて作成



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