1月3日深夜から翌4日未明にかけてしぶんぎ座流星群が極大を迎えました。
今年は月明かりの影響もなく、活動ピークが日本時間で3日23時ごろとの予想があり、
かなりの好条件とされていました。また、太平洋側で好天が期待できそうということで、
これはもう撮りに行くしかないと思い、山梨県北杜市某所まで出掛けました。
今年はコンデジとデジイチの2台を赤道儀に載せて星空の一角を切り取るようにして撮る
いわゆる星野写真の形で流星群を迎撃。
デジイチの方で捉えた最も明るかった流星がこちら↓
キヤノンEOS60Da+28-75mmズームレンズ(@28mm),F3.5,ISO1600,60秒露出,赤道儀使用
北斗七星の方向を写野にして400コマ以上連写しましたが、暗めの流星が多かったのか
はっきりと写ったのはこの1ショットだけでした。んー、今年の運勢はイマイチかも?
一方、コンデジ(ソニーRX100M3)では「スタートレイル」を使って微速度撮影動画を撮りました↓
昨年夏のペルセウス座流星群では三脚にカメラを固定して星の日周運動と一緒に写しましたが、
「スタートレイル」機能の残像効果により流星が動画上で確認しやすくなる一方で、
光跡残しのパラメーターを低めに設定しないと星像が長く伸びてしまって見映えが悪くなるという
デメリットがありました。今回は赤道儀に載せて電動追尾することで星像が伸びたりしない筈なので、
流星の残像を長く見せようと思って光跡残しのパラメーターを高く設定してみました。
ところが途中から雲が流れてきて、それが写野から消え去っても残像がなかなか薄くならず、
思わぬ逆効果になってしまいました。いやー、なかなかうまく事は進まないものですねぇ。
それでも数個の流星がはっきり分かる動画が得られたのは収穫でした。
この後、しばらくはメジャーな流星群活動はなさそうですが、
また同様な撮り方で目論見どおりの動画をものにできる日が来ることを夢見てます。
私も時間が許す限り肉眼で頑張ってみてましたけど、ひとつも見れず寒さに耐えきれず
降参して自宅へ逃げ込みました。
渥美半島も街を外れれば十分に星を見れるところではありますが・・・。
ここで見れてよかった。ヽ(^o^)丿
しぶんぎ座は知りませんでしたが、白くさっと立ち込めるのが雲なのでしょうか。
星空は隠れますがオーロラみたいでこれも綺麗ですね~♪
しぶんぎ座流星群は三大流星群の中で最も地味な上にアタリ・ハズレが大きくて、
捉え難い印象があります。季節的に寒い時期というのも残念な感じです。
今年は条件は良かったんですが、さほど盛大ではなかったので、かなり退屈でした。
やっぱり12月のふたご座流星群が一番のオススメですね。
今年はまずまずの好条件ですので、随分と先の話になりますが、
12月13日の宵から翌14日明け方に注目です。
一方、8月のペルセウス座流星群は月明かりの影響があって悪条件なのが残念です。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
このところ金星が夕方の南西の空高くで目立ってますね。
日没前に見えることもあって、あらためてその明るさに驚かされます。
ところで「しぶんぎ座」って今は無い星座ですが、この流星群に限っては何故か使われてます。
動画の画面を埋め尽くす雲がオーロラみたいで綺麗とのコメントに何か救われました。^^;