トールペイントギャラリー Forest Root

大好きなトールペイントを紹介しながら、
ペイント仲間が増えたらいいなと思っている
シャインです。

ベルリン・ポツダム

2017-04-06 | 2017 ドイツ
ベルリン・ポツダムは見たものが多すぎて、何を載せていいやら・・・
今思うと、よく一日でここまで観光出来たもんだと感心します。

午前は世界遺産の「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」の中から、
サンスーシ宮殿と新宮殿を見学
サンスーシは宮殿の中には入らずお庭だけです

バスを降りてまず目に入ったのは風車、何故ここに風車?

どう見ても宮殿と合わないでしょう
その頃王様はフリードリヒ2世、もちろん風車を壊せ~と
なったそうですが、風車の持ち主「粉や」の主人は
仕事を取り上げないでくれと反論したんですね。
王様は結局壊す事はやめて、その時の風車がそのまま・・・だそうです。
ちょっと王様に興味が出てきました

サンスーシ宮殿の全体写真お借りしました 上から見たところ

お庭がほとんどで、宮殿は上の方の部分だけです


プロイセン王国フリードリヒ2世(在位1740年から86年)の夏の離宮として
建てられた宮殿ですが、結果的に居城となります(1745年から2年で造った宮殿です)
宮殿の前に見える段々は階段となっており、その側面にはブドウといちじくが
植えられています
宮殿前から下を見ると・・・・こんな感じ

階段を全て降りると噴水があり、そこから上を見上げたところが有名な景色です

そう、シーズンオフに来るとこんな残念な景色に
緑が茂った時はこんな感じになるらしい(画像お借りしました)

噴水周りある女神達の像も木の箱に入れられて、見られません
で、でも素敵なところでしたよ~ハハハ
フリードリヒ2世のお墓も宮殿の横にあります

戦争であちこち回されたそうですが、最後は遺言通り、ここに埋めてもらえたようです
政略結婚で奥さんがいたのですが愛せず、ずっと別居状態。
ここのお墓も愛犬たちと眠っています。
いつもジャガイモが供えられているそうですが、
フリードリヒがジャガイモ栽培を国民に奨励したそうです。
可哀そうな幼少期から青年期、マリア・テレジアとの関係、
この王様にますます興味が出てきました

このサンスーシ宮殿から約2km離れたところに新宮殿があります。
もちろん歩かずバスで移動です

新宮殿は1763年~69年に建てられ、200以上の部屋があるそうです。
新宮殿の前には

こんな建物がふたつ対照的にあるのですが、ひとつは召使の建物、ひとつは台所
現在はポツダム大学のキャンバスにもなっています

新宮殿の中はガイド付きで回りました

写真はお金払えば撮ってもいいんです(3ユーロだったかな・・・?)
光りが足りなかったせいか、ピンボケばかりの写真を膨大に撮りましたとさ
なのでカットして次はブランデンブルク門、ベルリンの壁、ペルガモン博物館の見学です

ドイツ統一の象徴ブランデンブルク門

ここをくぐったところにもベルリンの壁跡がありました

門の広場はこの時期でも観光客が多かったです
ガイドさんが「皆さん、このホテルはご存知のはずですよ、
テレビで見たことあるんじゃないでしょうか」と広場にあるホテルを指さします

はて、見たことあるかなぁ?
そう、マイケルジャクソンが子供を宙吊りにしたことが報道されたことありましたよね

(画像お借りしました)あ~そんなことありましたね、ここのホテルだったんですね

壁が残っているところにバスで移動します(ポツダム広場に近いニーダーキルヒナー通り)
たぶんベルリン市内で一番長く壁が残っているところのようです

これがベルリンの壁・・・想像していたより薄かったです
壁の上部には人が手をかけられないよう、丸みのあるものがくっつけられていますね
壁を側面から見ます

この辺はゲシュタポ(ナチスの秘密警察)の本部があったところ

この壁の地下にはゲシュタポによって逮捕された人々が入れられた牢獄も見る事ができます。
さらに「テロのトポグラフィー」、ヒトラーの恐怖政治の歴史を
写真で追う事ができる資料館もあります、無料で入れました。

今日最後、ペルガモン博物館の見学です
無料で日本語イヤホンガイドを貸してくれますが、ひとつの説明が長すぎ
ここももっとゆっくり見たかったな
ペルガモンとは今のトルコのベルガマのことだそうです。
でもトルコの遺跡だけではなく、ギリシャ、ローマ、ヘレニズムやイスラムの美術品なども
展示されていますが、巨大なものが多く、展示品と言うには・・・スケールが違います

見所は3っつ「ゼウスの大祭壇」「イシュタールの門」「ミレトスの市場門」
ところが「ゼウスの大祭壇」は修復中で、2020年まで見られません、残念
「イシュタールの門」は紀元前6世紀バビロニアで建てられたものを構築しました

青と黄色の煉瓦が美しい


「ミレトスの市場門」



何かを修復中


添乗員さんがドイツとトルコは仲が良く、ドイツ人はよくトルコに旅行するし、
また反対にトルコ人もドイツに来るそうです。

ここら辺には5つの博物館、美術館があり「ベルリンの博物館島」と
呼ばれているところで、世界遺産に登録されています。
そのひとつがペルガモン博物館なんですが、
時間が無さ過ぎて、満足には見られませんでした。
でもいっぱいいっぱい、これ以上は無理だぁ






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