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■ドラマ:キイナ VS ガリレオ■2009.04.15

2009年04月15日 | 日々是、テレビ

犯罪小説は多種多様な側面で描かれてきた。キイナ、ガリレオは共に天才が事件を解決するという面から描かれたテレビドラマだ。

キイナ~不可能犯罪捜査官~

脚本家:吉田智子によってテレビドラマ用に書かれた作品。キイナ放映後、スピンオフドラマがネットで配信されたようだ。
この手のドラマ、最近のドラマのほとんどと言えるが、ゲスト出演者が豪華。海外ドラマもこの手の手法が多い。
ドラマの内容はガリレオを見た視聴者なら「似てるなぁ」と思うだろう。キイナが犯罪の核心に迫る考察(図書館などで関連本を片っ端から読み漁る場面)がガリレオ:湯川が物理数式を所構わず書きなぐる場面と同じ表現を使っている。

第1話 記憶する心臓
第2話 憑依された少女
第3話 蘇る死者
第4話 死を鑑る占い
第5話 病院の幽霊
第6話 呪いの人形
第7話 偽りの記憶
第8話 死者からのメッセージ
最終回 神隠し

この手のドラマで取り上げられやすいであろう2つの事象「ポルターガイスト」「テレポーテーション」がキイナでも描かれている。
脚本家が吉田智子ということで、各エピソードのエンディングでは涙を誘う仕上げ方になっている。
個人的にすきなのは、塚地武雅が演じた工藤真一郎。主人公キイナの元彼として登場しているが、キャラが面白い。ドラマ終盤で死に別れた奥さんとの間に3人の子供がいることが発覚。意に介さないキイナが面白い。
エピソードでは最終回「神隠し」が1番面白い。小早川教授:加藤雅也の襟足の長い演技は存在感があっていい。スペシャル版や映画化されたら天敵として再登場させてもいい。
残念なのはガリレオ後発ということ。比較されやすいガリレオにあまりにも似ているため非常にもったいない。私はガリレオを後に見たのでキイナに親近感を持ったが、大半の視聴者はガリレオのほうを先に見ているはず。これがもったいない。ガリレオがなかったらキイナもなかったのかもしれないが・・・ww

ガリレオ

いわずと知れた東野圭吾の描いた「探偵ガリレオ」を元に複数の脚本家の手によって描かれ、複数の演出家の手によりテレビドラマとして放映された。希望としては同じ月9枠で無名の役者でドラマ化してほしかった。ドラマとしての質だけを追い求め、役者に頼らない演出であってほしかった(ま、どうでもいいことかw)
湯川が事件の核心に到達すると数式で理論固めする場面が水戸黄門のようで心地よい。毎回登場するゲスト出演者が犯人と言うことははじめからわかっていることで、その事件がどういったものか解読する湯川の印籠がドラマの核となる。

第一章「燃える」
第二章「離脱る」
第三章「騒霊ぐ」
第四章「壊死る」
第五章「絞殺る」
第六章「夢想る」
第七章「予知る」
第八章「霊視る」
第九章・最終章「爆ぜる」

この手のドラマで取り上げられやすいであろう2つの事象「ポルターガイスト」「テレポーテーション」がガリレオでも描かれている。
ポルターガイストでは「共振だろう」とすぐにわかってしまうところが残念(キイナを見ていなくてもわかる)もっと他の事象によるポルターガイスト現象であって欲しかった。テレポーテーションを話題としたエピソードでは過去の事例を列挙する湯川がキイナと同じような切り口を見せていて面白い(苦笑いw)
ガリレオでの収穫はテーマソングだろう。ドラマの内容を楽しく、かっこよく演出している最大の原因がこのテーマソングにあった。思わず口ずさむ心地よさ。秀逸だ。



勝負の行方・・・

キイナもガリレオも一見不思議な事件を理論的に可能な事件として犯人を見つけ出すというドラマ。各エピソードが完結するようになっているのが少々残念。最終回に登場するであろう姿の見えない天敵を各エピソードに散りばめる脚本だったら面白かった。そして、CSIラスベガスとFBIがクロスオーバーしたように、キイナとガリレオのクロスオーバードラマが見られたら最高にワクワクするだろう。
個人的にはキイナのほうが好き。ガリレオのほうが先発だが、抜群の記憶力とか、想像力とか、理解力かも、を駆使するキイナに軍配を上げよう♪

しかし、もっと普通にある駐在や研究室を再現して欲しかった・・・残念♪

PS:キイナ、ガリレオともiPhoneでVeoh視聴したものです。


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