【柏市のリトミック・音楽教室】フォリア・ミュージックダイアリー

千葉県柏市で総合音楽教室を運営しています。声楽やリトミックのレッスンを通しての、毎日の発見や感動、思いを綴っていきます。

何してあそぶ?

2012-09-30 19:46:42 | 日記
関東地方、台風の雨風が強くなってきました。

気をつけましょうね。


今日は、発表会のプログラムノート(解説)を書いていました。

発表会では、リトミックを初めてご覧になる方もいらっしゃるので、

「何のために何をやっているのか」をおおまかに書いたノートをプログラムに挟むのです。


内容だけではつまらないので、発表する子どもたちの横顔がわかるように、ちらっとのせます。

といっても、写真ではないんですけど

今年は、テーマはが「あそびの風景」なので、

ひとりひとりに、何して遊ぶのが一番好きかきいてみました。


とってもかわいいんですよ。

これを見るだけでも、こどもが成長にともなって、何を好むのか、何を求めているのかが読みとれます。


2歳児・・・歌って踊る。走る。

      が、断然多いです。とにかく、「走る」ことが遊びなんですね。

      体全身でエネルギーを発散させるのが、一番の遊びであり、
 
      これが、知らず知らずのうちに身体のトレーニングにもなっています。

      広いお教室に入って、走り回るのは、ごく自然な行動。

      落ち着きがないと心配するお母さまもいらっしゃいますが、ぜーんぜん問題ナシです。

3歳児・・・ごっこあそびが大人気。

      電車ごっこ。おみせやさんごっこなどなど。

      3歳児は、模倣期とも言われています。

      まわりの人の真似をするのが楽しくてしかたありません。

      良いお手本をみると、なんでも上手にまねっこします。

      このころは、あまりゲーム性のあるもののみで遊ぶのは好ましくないとも言われています。

4歳児・・・個性、嗜好が顕著になってくるようです。

      折り紙、絵を描くなど、手先を使い、集中することを好む子も見られます。

      また、鬼ごっこ、おままごとなど、役割を決め、簡単なルールがあるものも好きなようです。

5歳児・・・サッカー、リレー、ドッジボールなどが挙がりました。

      さらに、ルールがある遊びにおもしろさを見いだし、またグループで連携する事も楽しいようですね。

小学生・・・ここでも球技がダントツ人気でした。

      でも、そろそろDSなどゲーム系も出始めますね。



好きな遊びは、その時その時の子どもの育ちに必要なものを自然に行っているんだなあ

と、おどろきました。


総合音楽教室 フォリア・ミュージックルーム





レッスンノート Step4

2012-09-29 13:23:09 | リトミック
こんにちは。

台風が噂されますが、こちらは風もなく心地よい日です。


昨日、嬉しい発見があったので書きます。


リトミックのレッスンに綿密な指導案づくりは書かせません。

でも、多くの先生は作ってきた指導案+その日、その場で急にひらめいたことを

レッスンに下ろした経験があるのではないのでしょうか。

私も、レッスンの最中にアイデアがひらめいて、すぐその場でやってみることが多いです。

昨日の年中児のレッスンで、一つおもしろい試みができたので、ちょっとご紹介します。


今年の年中児は、春からレッスンは子どもだけでやることにしました。

その方が、集中できるように思ったからです。

でも、お母さま方に内容の流れを見ていただきたいので、毎月最終レッスンは教室に入っていただくことにしました。

昨日はその日。


「拍子」と「拍子の聴きわけ」の課題をしました。

せっかくのお母さん参観デーなので、おかあさんの肩をたたくという活動でやることにしました。

2拍子は、トンパ、3拍子はトンパッパ、4拍子は・・・というふうにたたき方を変えるのですが、ここで実験。

2拍子は自分のおかあさんをたたきますが、3拍子は(ひとりずれて)隣のおかあさんの肩をたたきます。

ですから、拍子が変わるたびに、あっちこっちのお母さんの間を右往左往で大騒ぎ(笑)

楽しかったなあ。


この課題には、「拍子を聞き分けてそれにあった動きをする」という音楽的なねらいをクリアする他に、

越えなくてはいけない課題があります。

「自分のおかあさんでない人と活動する」という社会性の基礎です。

1~2歳の頃の活動は、ほとんどおかあさんとします。

3~4歳のこの時期、おかあさんとしていたことをお友だち同士でできるようになりました。

今度は、他の大人の人とやる。

これは、さらに成長です。

他のおかあさんとやるとき、子どもたちは、いつもよりちょっと上手にやります。

不思議とふざけません。

こどもたちなりに、「他人と関わるときには気を使う」ということを表現していて、とてもほほえましいです。

それから、おかあさん方も、他の子の間違いを正すときは、少し優しめになるし(笑)、

子どもたちも、注意を素直に聞くのです。


もちろん、この活動は、急にできるわけではありません。

今まで何年か、共にクラスを過ごしてきて、自分の子の成長も、他の子の成長も、

同じように喜びとして感じてくださったお母さま方。

クラスの雰囲気あってのことだと思います。


リトミック研究センター フォリア・ミュージックルーム






嵐ふきすさむ 渡るこの浮世 母の祈り込め 永遠の花さかそ

2012-09-27 22:49:14 | お母様へ
この童神という歌を知ったきっかけは忘れたのですが、

歌詞がすばらしいので

いつか お母さま方の前で歌ってみたいなと思っていました。

その機会が、先日訪れました。

おかあさんのためのリトミックの最後に歌わせていただいたのです。

でもね、未熟者なので、本当に気持ちを入れると泣いてしまうのです。

だから、ちょっと抜いて歌ってしまいました。

特に、ぐっときてしまうのが 3番の冒頭の歌詞


嵐吹きすさむ 渡るこの浮世

母の祈り込め 永遠(とわ)の花咲かそ


子どもたちを待ち受ける人生は、凪ばかりとは限らない。

それを強く乗り切ってほしいという 母の思いを歌う歌詞に

どうしても 声が詰まってしまうのです。


・・・というお話をしていたら、

「先生、涙もろいですよねですよね。この間の発表会の最後も泣いてましたよね」

と、お母さま方からするどいつっこみが・・・

でも、今年はもっと泣いちゃうかもしれないな。

だって、この「童神」を発表会のステージでおかあさんコーラスで歌うことにしたんだも

の。

今、各クラスのリトミックのレッスンの最後の10分間に、おかあさんの歌の練習もしてい

ます。

おかあさんコーラスをやること自体初めてなのですが、楽しみだなあ。


童神 Warabigami  夏川りみ


音楽のレッスンを通して、少々困難なことがあっても乗り越えられる、たくましい子になっ

てほしいというのが、私の一番の思いです。

そういえば、リトミックって、そういうトレーニングでもあるんですよね。

おさんぽしてると、必ずサプライズに出会うでしょ。

その想定外の出来事に即時反応して、ふさわしい動きをする。

たくましくなるはずですね。

リトミックStep1クラス開講のご案内

2012-09-26 19:31:11 | おしらせ
こんにちは。

今日は、楽しみにしていたStep1クラスの入会説明体験会でした。

おかあさんに連れられたお友達が、ひとりふたり。。。とお教室にやってきます。

初めは緊張気味だった子どもたちも、レッスンが進むにつれきゃっきゃと大騒ぎ。

楽しそう。

おかげさまで、来週からの新クラスが成立、開講することになりました。

8名の定員までまだ若干空きがありますので、体験にいらっしゃれなかった方もぜひお問い合わせください。

開講クラスの中で、体験が受けられます。


新クラスのご案内

リトミック Step1クラス(H.22.4.2~H.23.4.1生まれ)
      
      10月3日(水)開講

      毎週水曜日 10:20~11:20
      

担当は、ピアノ専攻のきょうこ先生(リトミック研究センターディプロマA取得)と

バイオリン専攻のけいこ先生(リトミック研究センター上級取得)です。


お問い合わせ 04-7147-0338

またはフォリア・ミュージックルームホームページのお問い合わせフォームからどう

ぞ。

写真は、関係ありませんが、先生方の今日のおやつです。

誰が食べたんでしょうね。

 

まねっこあそび・・・の前に

2012-09-25 18:59:22 | リトミック
そろそろ 発表会の内容をレッスンにおろす時期になりました。

私の発表会のこだわりは、

作り込まない。

即興性を大事にすること。

こどもたちには、段取りを教えることなく舞台に乗せ、

普段のレッスンそのままの形をお客様の前で見ていただくという形です。

でも、まったく初めてのことを舞台にのせるのはチャレンジしすぎなので、

当日やることを 少しずつレッスンの中に混ぜていきます。

今年のリトミック発表のテーマは

「あそびの風景」

その大テーマの下に、学年ごとの小テーマを設定し、中身を練っているところです。

今日はSTEP3のレッスンでした。

テーマは「まねっこあそび」

・・・と、本題に入る前に大きな課題が・・・

STEP3(年少児)からは、できれば子どもたちだけで舞台に立たせたいと思っています。

そのための、第一関門


おともだちとてをつないであるく


そう。

今まで、「おかあさんとおさんぽ」だったところを 

今日から 「おともだちとおさんぽ」にしたのです。


最初は、照れて、いつもより強くお母さんにくっつく子どもたち。


そこで提案。

「おともだちとおさんぽだから、おかあさんもおともだち(つまりお母さん同士)と手をつないでおさんぽしてください」

お母さんがお母さん同士でおさんぽをしはじめてしまったので、

こどもたちも(初めは、しかたなく)子ども同士手をつなぎはじめました。

やってみたら、楽しいことに気付いた子どもたち。

さっそうと歩きはじめました。

「別の人と」

「まだやってない人と」

との声がけにも、スムーズに反応できて、

組み替えてメンバー全員と手をつないで活動することができました。

あ、お母さま方も 上手に組み替えして、歩いてくださいました。

ありがとうございます!!!

おかあさんたちがすてきなお手本を見せてくださったおかげで、

ちよっぴりお母さん離れできた今日のレッスンでした。


あれ?まねっこあそびのびっくりの反応を書こうと思ったんでした。

話が脱線してしまった。

時間切れなので今日はここまで。帰らなきゃ。

また、いつか書きます!ごめんなさいっ!!


リトミック研究センター フォリア・ミュージックルーム