リト研教員養成校の卒業式

柏市のリトミック&音楽教室 フォリア・ミュージックルーム 田口葉子です。

今年も、リトミック研究センター教員養成校東京校の卒業式に参列させていただきました。
毎年この卒業式で心を洗い直していただく気がします。

私が学んだ20年前と、先生方がお変わりないのも驚くし、学生さんたちが本当にいろいろな分野から集まり、その才能を花開かせて卒業していくさまは、先輩として誇りに思います。
そして、また初心に帰ってがんばろうという気になります。


この養成校で学べたことは、人生が変わるほどの大きな宝でした。リトミックを志す人には、ぜひここで学んでいただきたいと思っています。

お花は、1年夜間部の皆さんの発表の過程でいただきました。嬉しいです。



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時間割づくり

今日は自宅研修日。
ただいま、家のピアノを調律中です。


なので、私は別室でパズルのような作業中。


みなさんに出していただいた希望票をもとに、４月からの時間割を組んでいます。
いろいろ、いろいろ、難しいです。
が、なるべくご希望にそうよう、がんばります。

ものつくり

レッスンのない三連休は、ものつくりに没頭しています。
あまり、得意じゃないけれど・・がんばります。




何に使うかは、まだ秘密。

ピアノも安全対策を

今日の14:46は、ちょうど東急ハンズにいたので、そこで黙祷しました。
フォリアに残るあの日の痕跡は、グランドピアノがすべった日灼け痕です。

ピアノは、上部がとても重いため(特に鍵盤側)先に上の方からグラグラ揺れます。
小さな地震の場合でも、まず弾いている手元が揺れて気付きます。
フローリングに置いていたものは、インシュレーターが滑ったことで、かえって衝撃を吸収したようですが、下が絨毯などですべらないと、ピアノ自身がインシュレーターから飛び出して自走してしまう場合もあるようです。
アップライトピアノの場合も、揺れの方向によっては、重さがある鍵盤手前側に倒れやすいので注意が必要ですね。
敷板の上に直接車輪部分を乗せているご家庭もあるかと思いますが、やはりインシュレーターを噛ませたほうがよいのではないでしょうか。
家庭にある 最も重い物の部類ですから、安全面も見直したいですね。

「リトミックに入れてください。」

新年が明けて、早くも7日がたってしまいました。
たくさんのお年賀状をありがとうございました。
普段会える方からの改まった賀状も嬉しいですし、卒業した生徒さんからの賀状も嬉しいです。

そんな中、一際目をひいた、着物姿のお嬢さんの写真年賀状。
「4月から社会人です」の書き込みに、もうそんなに経つのか…と胸が熱くなりました。
Yちゃんと初めて会ったのは、3歳の春。可愛らしくて、おとなしいお嬢さんでした。
お母様と一緒にリトミックの体験レッスンにいらっしゃいました。
体験を終えて、「よろしかったら新学期からいらしてくださいね」とお母様にご挨拶して見送りました。
その後、レッスンの後片付けをしていたのですが、しばらくして、先程の女の子が1人で部屋に戻ってきました。
「どうしたの？」と尋ねると、意を決したように私の目を見て、
「リトミックに入れてください」ときっぱり言ったのです。
それは、もう、いわゆる幼児決断に見てとれました。
後から、お母さまも入ってきて、体験の後、Yちゃんと話して、「リトミックやりたい」というので、
自分で先生に言いに行きなさいと言ったそうです。
おかあさまも、すばらしいと思いました。
その後、Yちゃんは、リトミックを幼稚園卒園までがんばり、小学校からはピアノを始めました。
声がきれいだったので、中学からは声楽も始めました。
音楽専門の道には進みませんでしたが、自分のペースでレッスンを続け、高校卒業まで通ってくれました。
この春、晴れて大学卒業。
たくさんのことを学び、素敵な社会人になってください。
20年前の、貴女のまっすぐな眼差しを思い出すたび、私は励まされています。ありがとう。