ぶーみんのランニング日記

一大決心して始めたランニング。果たして、継続なるか三日坊主になるか・・。その他、もろもろ徒然なるままに・・・。

火祭りロードレースは、血祭りロードレース。

2007-08-27 19:26:51 | ランニング
雄大な富士の元、毎年行われる火祭り。これを持って、富士登山もシーズンオフ。夏の終わりを告げる盛大なお祭りです。その一環で、行われる火祭りロードレース。別名、血祭りロードレースと言うのですが正しくその名のとおり過酷なレースでした。

まず、気温。30度近くはあったと思います。何名かレース中に倒れてしまいました。そして、コース。高低差300mと言われます。とにかく、登ったり下ったり平地が殆どありません。極め付けが、ゴール手前が6k全て登りなんですね~~。

さて、、そんな中。

0~10k(51”42)
スタート地点にたった時点で、若干の不安あり。富士登山の直後でしたから、足は当然筋肉痛。果たして大丈夫かなと思ったのだけど、とにかく前半は抑えて後半6kに備えようと、思いました。スタート、3kでまず100m登り。ここまでは余裕ありでした。とにかく抑えて抑えて。その後、一気に200m下りです。ここで、飛ばしても良かったのだけど、後半に余力を残したかったのでここでも自重。ただ、キロ表示がないので、ペースはつかめず。この下りでは息が全く乱れないくらいに抑えました。足も不安があったし、とにかく抑える作戦で抜かれても慌てない。焦らない。そして、また下りきって50m登りまた下りで、やっと10kの表示。少し、へばってきた感じ。じわじわと足にダメージが。


10~20k(56”07)
また、ここで細かいアックダウンが続き炎天下の砂利道の登りでかなりきつくなってきた。もう歩こうかと何度も思うが、我慢。また100m下り。下りきったところで・・・。最後の6kの登り。下っている最中も当然最後の登りの事が頭に入っていたので、ちょっと登ったらこれが最後の坂か?と思ったのだけど、その最後の坂が中々来ない。ラスト5kのところで給水を取って、さぁ、これから最後の登りと気合を入れて元気に飛びしたはずが・・・。もうすっかり足がダメージで、すぐに気分も萎える。息は絶え絶え、最高に辛い。全く体が進まない。そこへ持ってきて辛いのは、ここから延々登りだと言う事実。まだかな、まだかなと思いつつ、キロ表示がないので目標がない。もうダメだ、と言う所でラスト3k地点の表示。

一気に萎えた。ここで、歩いてしまう。泣きたい気分。でも、登り。延々続く。歩いた方がよっぽど早く行けそうなくらいのペースで走っていたのに、歩いたとたんどんどん抜かれるから不思議。やっぱり這うようにでも走った方が速いんだな。少し歩いて息が楽になったらまた走る。でも、すぐに苦しくなる。一度歩くと、もうどうでも良くなってまた歩く。その繰り返し。やっとラスト2kの表示からもう体が全く動かない。

フルマラソンを走ったときでさえ35kの壁を知らずにきた私。これがこの状態なのかなと、思いつつ這うように進む。とにかく早くゴールしたい。それだけ考えた。ドンドン抜かれる。もう悔しいとも思えない。どうぞ先に行ってくれと言った感じ。(ラスト3k地点で沿道の方に女性で43番目だよと言われたのだけど、もう何人に抜かれたことか)そして、ラスト1kで見慣れた駐車場に。戻ってきたなと、思うけれどこれがまたキツイ傾斜の坂。競技場に入ってやっと平地だけど、そこからゴールが遠かった・・・。競技場の大きい時計は12時を指していて、スタートが10時だったから、2時間以上掛かったんだなと思っていたら、ゴール間近のデジタルは、1時間47分で嬉しくなって最後10歩は元気でた?倒れこむようにゴール。もう立てない。

絶対、もう走らないこんなコース。と、思った。(トータル1”47”49)


しかし。数分建ったら。もう悔しくて仕方ない。今も悔しくて歯噛みしている。今まで、歩いたレースはない。どんなに辛いと思っても、歩いてしまったら完走ではないと自分に言い聞かせて。だから、今回のレースは完走ではないと思っている。


リベンジ!!絶対来年、リベンジ!

今日はその第一歩と思って、足は辛かったけれど走った。待ってろよ~~、火祭り。

富士登山。

2007-08-27 10:50:06 | ランニング

行ってきました、富士登山!今回は、ツアーに参加。結果的にこれが大吉と出ました。

まずは5合目から山頂を。ここからスタートです。ツアー参加者は28名。添乗員さんと、ガイドさんとが付きます。偶然に、子供連れのご家族が合ったので(ラッキー)小学生の子供に合わせたペースで歩くようにガイドさんが考慮してくれて、皆さんも協力してくれました。

 

 

7合目の山小屋「日の出館」に泊まります。囲炉裏があって風情と暖がある。なんせ、寒いんです!!これは、日の出館からの正しく日の出。朝、5時30に出発です。登った方は、分ると思うんだけど8合目が一番長くて辛い。登っても登っても8合目、と言うのが、我が家の子供達の感想(笑)ここで、ツアー参加の女性が高山病で1名リタイヤ。ガイドさんのアドバイスは、「とにかく、蝋燭の火を消すような腹式呼吸で、階段は必ず2歩以上かけて」です。これを実践しながら牛歩の如く、進んでくれたので、顕著な高山病症状が出なかった~。ただし、7合目出発とほぼ同時に、葵葉の元気がなくなり、おかしいなと思いすぐに酸素。すると、とたんに元気回復。早めの対処が良かったみたい。(後から効いたら、朝起きたときから、具合が悪かったらしい)

 

その後は、子供達みんな元気で登る。私ら夫婦も取り合えず、日々運動の成果か余裕あり。

 

とにかく快晴。前日に土砂降りだったようで、道も空気も澄んで綺麗だったのです。山小屋も、登山道もさほどの混雑もなく快適。本当にラッキーづくし。

 

9合目からはなぜか子供達パワー全開、歌まで歌いながら登る余裕。ガイドさん曰く、歌ったりおしゃべりしたり、笑ったりが一番高山病の予防にいいんだとか。ここまで来ちゃったら、子供の方が有利なんだって。体重が少ないからね。

 

そんでもって、

無事登頂~!!(カメラがダンナだったので、4人での写真)知らなかったのだけど、気圧が下がると、顔がむくむんだね~~。記念写真も恐ろしいほどに、みんな笑顔がむくんで怖かった(笑)

 

さて・・・。登頂はよかったのです。目標があるからね。問題は、下り。山登りって当たり前だけど、登ったら降りないとダメなんだよね~~~。これが、辛かった。なんせ、登りみたいに何合目とかの目標がないし、同じような道で単調だし飽きるし、傾斜がきつくて足に来るし、砂埃でコンタクトの目が開かなくなるし・・・。(7合目でメガネに変えた)子供達も飽きて来るし・・・。

 

と、言いつつ午後4時には5合目に到着。(7合目から各自のペースになったのです)1時頃から下山したので、ゆうに3時間は掛かったね~。

 

何よりも、家族揃って登頂できたのは本当に良かった。小学3年生以下の登頂率は、1/3、高学年~中学校の登頂率は1/2と、最初にガイドさんに言われたけれど、良くぞ頑張ってくれた。(ちなみに、ご一緒した子連れのご家族も無事に登頂しました。最後泣き泣きでしたが・・・。小2と小4の男の子でした)

 

まず、この企画を提案してくれたダンナに感謝。子供に合わせてくれたガイドさん、ツアーの方々に感謝です。子供達には大きな自信になると思います。本当に忘れられない夏になりました。