約1カ月ぶりの更新です。
その間、元号が「令和」になり、それに伴う10連休もありました。
昨日でその10連休も終わり、今日から通常に戻った方が多いと思います。
10連休中は、ほぼ毎日、運動指導に明け暮れておりました。
通年で指導しているお子さんはもちろん、春の運動会時期に向けて練習を始めたお子さんも数名おりまして、まずは運動会へ向けた走り方の練習に励んでおります。
指導している期間によって異なりますが、指導してきたお子さんの進捗状況をちょっとだけご紹介しましょう!
<通年指導>
Aくん:千葉県在住 中2男子、野球部所属
⇒走力を上げたいと依頼があり、昨秋から指導。
基礎的な走り方から持久走まで冬期間にみっちり鍛えました。
50m走のタイムが8.4秒→7.5秒にアップ。本人はもちろん親御さんも大喜び!指導するこちらもニンマリ。
走り方が綺麗になり(無駄が無くなり)タイムアップが望めましたが、想定以上の結果でした。
Bさん:千葉県在住 中2女子、陸上部所属
⇒800m走のランナー。スピードを1ランク上げたいと依頼があり、昨年6月から指導。
身体に負担をかけない(とくに足腰)走り方にマイナーチェンジ(約3カ月で段階的に修正)
もともとの優れていた部分を活かしながら、シャープな走りを実現すべく指導を継続中。
800mで自己記録を大幅に更新(指導当初から13秒アップ)
上級生を上回るレベルまで高めることができ、本人はやる気満々!
最近は練習のし過ぎ(走り過ぎ)がないように配慮している状況。
Cくん:千葉県在住 高2男子、陸上部所属
⇒800~1500m走のランナー。
中学時代から陸上競技をしているが、脚の痛みが頻発し、パフォーマンスが出せない状況だったので、走りを見るところから着手(昨年7月より)
下肢への負担を減らす走法へマイナーチェンジ(約4カ月かけて少しずつ修正)し、10月頃には脚の痛みは出ないようになった。
その後、走力アップをすべく、練習内容の再構築に着手。ただ(今春の)記録会などでの結果にはつながっておらず、本人は軽いスランプ状態。
メンタル面での不安(緊張しやすい性格)があるので、メンタルトレーニング(導入部)を取り入れ始める。
リラックスする走りが定着できればと思って指導継続中。
Dくん:札幌市在住 小5男子
⇒運動が苦手で、消極的な性格なので、前向きにさせたいとのことで指導開始(今年で3年目)
徐々に運動する楽しみを掴みだし、今では本人から「先生、〇〇しようよ!」と言ってくるほどに。
また昨年は自転車に乗れるように目標を立て、じっくり取り組み、始めてから4カ月(補助輪なし)で乗れるようになった。
走ること、ボールを使った運動も積極的に取り組み、性格も指導当初に比べ、かなりポジティブになってきたと感じる。
Eくん:札幌市在住 小4男子
⇒数年前の「かけっこ教室」受講をきっかけに、その後個別指導にスライド。
幼児期からサッカーをしているが積極性に欠ける部分が見られた。本人の強みと弱みを見極め、強み(長所)を伸ばすことに重きを置いた指導へ。
しばらくすると、長所の部分に自信を持ち始め、欠点をカバーして余りあるほど成長が見られた。
体力はもちろん、身体の使い方が柔軟になり、素早い動きにも対応できるようになった。
昨年からサッカークラブの同じ学年でのレギュラーを獲得し、やる気と自信にあふれていて頼もしく映るほど。
あくまでも一例にすぎませんが、通年での指導により明らかなレベルアップが見られます。
できることなら月2~3回の指導を継続していくと、半年後や1年経過後には指導開始当初とは別なお子さんの姿が見られるようになると思います。
指導する我々も、その変化を確認しながら成長していくのを楽しみにしています。
<短期指導>
Fさん:埼玉県在住 中2女子、女子野球クラブ所属
⇒今年6月に野球クラブでのセレクションがあり、それに向けての短期指導の依頼(指導を開始したのは2月下旬。月2回のペースで指導)
基礎的な運動能力は高く、50m走7.6秒(当時中1)の走力がある。※中1女子の全国平均より1.4秒も速い!
ただしベースランニングには苦手意識があるようで、持ち前のスピードが生かされないから、どうにかしたいとのこと。
まず基本的な走り方の確認と若干の修正。短期間の指導で50m走を7.3秒まで短縮(同学年の男子より速いレベル)。
ベースランニングのポイントを伝え、シンプルな練習を繰り返すと、あっという間に理想に近い走りができるようになった。
走り方の改善が野球に必要な下半身の動作にも好影響をもたらし、ボールを投げる際にキレがあがり、生きた球が投げられるように変化した。
セレクションまであと1か月。あと1回の指導を残すのみ。
おそらく走力の面での心配はいらないだろう。
その後の継続は未定。本人は継続したいようだが、セレクションで選ばれると練習の時間が取れるかどうか?
Gくん、Hくん:千葉県在住 小4男子(友達同士)
⇒昨年冬の持久走(マラソン大会)での惨敗を契機に、今春の運動会へ向けて走り方の強化の依頼(1月より指導開始)
短距離走のスピードはHくんの方が上ですが、スタミナ面ではGくんが負けじと頑張りを見せる。
2人のライバル心をくすぐりながら各種練習を重ねてきた。
3月頃からGくんのスピードが上がり、Hくんもウカウカできない状況に。
実はGくん、普段から指導の時に言われたことを意識して走ってきたらしい。内に秘めた負けん気が功を奏したといえる。
対するHくんも、過去3年間なれなかったリレー選手を目指しています。
結果、Hくんは念願のリレー選手に!ものすごく嬉しかったようで、泣いて喜んでました!思わずもらい泣きしそうになりました。
Gくんは想定外のリレー補欠に。来年はHくんと一緒にリレーを走ると、1年後に思いを馳せています。
この2人は、ひとまずあと1回の指導でいったん中断。その後、秋(9~10月頃)から持久走の練習が予定されています。
短期指導といっても数カ月単位(全8回程度)の指導ですが、通年指導ほどではないにしても一定の成果は得られました。
中には成果が出てくるまで時間を要するお子さんもいます。
そのタイミングを見逃さずに、引き出して上げるのも指導者の役割です。
いつもお話していますが、あくまでも「やる」のは本人です。
こちらはレベルアップや目標達成のために手助けすることしかできません。
ただちょっとしたことがきっかけで大きく成長するのも、数多く見てきました。
これからも数多くのお子さんの指導に携わり、成長のお手伝いができればと思っています。
かなり長文になってしまいましたが、ご検討のご参考になれば幸いです。
その間、元号が「令和」になり、それに伴う10連休もありました。
昨日でその10連休も終わり、今日から通常に戻った方が多いと思います。
10連休中は、ほぼ毎日、運動指導に明け暮れておりました。
通年で指導しているお子さんはもちろん、春の運動会時期に向けて練習を始めたお子さんも数名おりまして、まずは運動会へ向けた走り方の練習に励んでおります。
指導している期間によって異なりますが、指導してきたお子さんの進捗状況をちょっとだけご紹介しましょう!
<通年指導>
Aくん:千葉県在住 中2男子、野球部所属
⇒走力を上げたいと依頼があり、昨秋から指導。
基礎的な走り方から持久走まで冬期間にみっちり鍛えました。
50m走のタイムが8.4秒→7.5秒にアップ。本人はもちろん親御さんも大喜び!指導するこちらもニンマリ。
走り方が綺麗になり(無駄が無くなり)タイムアップが望めましたが、想定以上の結果でした。
Bさん:千葉県在住 中2女子、陸上部所属
⇒800m走のランナー。スピードを1ランク上げたいと依頼があり、昨年6月から指導。
身体に負担をかけない(とくに足腰)走り方にマイナーチェンジ(約3カ月で段階的に修正)
もともとの優れていた部分を活かしながら、シャープな走りを実現すべく指導を継続中。
800mで自己記録を大幅に更新(指導当初から13秒アップ)
上級生を上回るレベルまで高めることができ、本人はやる気満々!
最近は練習のし過ぎ(走り過ぎ)がないように配慮している状況。
Cくん:千葉県在住 高2男子、陸上部所属
⇒800~1500m走のランナー。
中学時代から陸上競技をしているが、脚の痛みが頻発し、パフォーマンスが出せない状況だったので、走りを見るところから着手(昨年7月より)
下肢への負担を減らす走法へマイナーチェンジ(約4カ月かけて少しずつ修正)し、10月頃には脚の痛みは出ないようになった。
その後、走力アップをすべく、練習内容の再構築に着手。ただ(今春の)記録会などでの結果にはつながっておらず、本人は軽いスランプ状態。
メンタル面での不安(緊張しやすい性格)があるので、メンタルトレーニング(導入部)を取り入れ始める。
リラックスする走りが定着できればと思って指導継続中。
Dくん:札幌市在住 小5男子
⇒運動が苦手で、消極的な性格なので、前向きにさせたいとのことで指導開始(今年で3年目)
徐々に運動する楽しみを掴みだし、今では本人から「先生、〇〇しようよ!」と言ってくるほどに。
また昨年は自転車に乗れるように目標を立て、じっくり取り組み、始めてから4カ月(補助輪なし)で乗れるようになった。
走ること、ボールを使った運動も積極的に取り組み、性格も指導当初に比べ、かなりポジティブになってきたと感じる。
Eくん:札幌市在住 小4男子
⇒数年前の「かけっこ教室」受講をきっかけに、その後個別指導にスライド。
幼児期からサッカーをしているが積極性に欠ける部分が見られた。本人の強みと弱みを見極め、強み(長所)を伸ばすことに重きを置いた指導へ。
しばらくすると、長所の部分に自信を持ち始め、欠点をカバーして余りあるほど成長が見られた。
体力はもちろん、身体の使い方が柔軟になり、素早い動きにも対応できるようになった。
昨年からサッカークラブの同じ学年でのレギュラーを獲得し、やる気と自信にあふれていて頼もしく映るほど。
あくまでも一例にすぎませんが、通年での指導により明らかなレベルアップが見られます。
できることなら月2~3回の指導を継続していくと、半年後や1年経過後には指導開始当初とは別なお子さんの姿が見られるようになると思います。
指導する我々も、その変化を確認しながら成長していくのを楽しみにしています。
<短期指導>
Fさん:埼玉県在住 中2女子、女子野球クラブ所属
⇒今年6月に野球クラブでのセレクションがあり、それに向けての短期指導の依頼(指導を開始したのは2月下旬。月2回のペースで指導)
基礎的な運動能力は高く、50m走7.6秒(当時中1)の走力がある。※中1女子の全国平均より1.4秒も速い!
ただしベースランニングには苦手意識があるようで、持ち前のスピードが生かされないから、どうにかしたいとのこと。
まず基本的な走り方の確認と若干の修正。短期間の指導で50m走を7.3秒まで短縮(同学年の男子より速いレベル)。
ベースランニングのポイントを伝え、シンプルな練習を繰り返すと、あっという間に理想に近い走りができるようになった。
走り方の改善が野球に必要な下半身の動作にも好影響をもたらし、ボールを投げる際にキレがあがり、生きた球が投げられるように変化した。
セレクションまであと1か月。あと1回の指導を残すのみ。
おそらく走力の面での心配はいらないだろう。
その後の継続は未定。本人は継続したいようだが、セレクションで選ばれると練習の時間が取れるかどうか?
Gくん、Hくん:千葉県在住 小4男子(友達同士)
⇒昨年冬の持久走(マラソン大会)での惨敗を契機に、今春の運動会へ向けて走り方の強化の依頼(1月より指導開始)
短距離走のスピードはHくんの方が上ですが、スタミナ面ではGくんが負けじと頑張りを見せる。
2人のライバル心をくすぐりながら各種練習を重ねてきた。
3月頃からGくんのスピードが上がり、Hくんもウカウカできない状況に。
実はGくん、普段から指導の時に言われたことを意識して走ってきたらしい。内に秘めた負けん気が功を奏したといえる。
対するHくんも、過去3年間なれなかったリレー選手を目指しています。
結果、Hくんは念願のリレー選手に!ものすごく嬉しかったようで、泣いて喜んでました!思わずもらい泣きしそうになりました。
Gくんは想定外のリレー補欠に。来年はHくんと一緒にリレーを走ると、1年後に思いを馳せています。
この2人は、ひとまずあと1回の指導でいったん中断。その後、秋(9~10月頃)から持久走の練習が予定されています。
短期指導といっても数カ月単位(全8回程度)の指導ですが、通年指導ほどではないにしても一定の成果は得られました。
中には成果が出てくるまで時間を要するお子さんもいます。
そのタイミングを見逃さずに、引き出して上げるのも指導者の役割です。
いつもお話していますが、あくまでも「やる」のは本人です。
こちらはレベルアップや目標達成のために手助けすることしかできません。
ただちょっとしたことがきっかけで大きく成長するのも、数多く見てきました。
これからも数多くのお子さんの指導に携わり、成長のお手伝いができればと思っています。
かなり長文になってしまいましたが、ご検討のご参考になれば幸いです。