センチに・・・。

まだまだ日中の暑さは厳しいものの、
朝夕 そこはかとなく秋の気配が
漂い始めたように感じます。
こうして一日一日秋に近付いて行くのでしょうか。

実は・・・今日はちょっと感傷的な一日でした。
昨日まで食欲旺盛だったシロが急変しまして・・・。
もう、オロオロ、あたふた・・・。
頭を天井にぶっつけながらパンツも泥だらけにして、
シロの傍に駆けつけたものの、寝床に上半身を突込み、
下半身を外に出したままの状態で動かないんです。
冷たくなってるんじゃないかと、
下半身に触るまではドキドキでした。
温かかったので、寝床から引きずり出し、
顔を見たら、両目とも粘液で塞がってました。
ご飯には見向きもしないし、様子がおかしい。

パニックに陥りそうなのをぐっとこらえ、
すぐにボランティアのＦさんに電話して
事情を説明し、相談。
病院へ連れて行っても点滴と注射しか
なす術がないのは分かっています。
それでも、このままほっとく気にはとうていなれません。
Ｆさんもその辺の事情は分かっているので、
「このまま自然に？　それとも病院へ？　
Ａさん（私）の判断に任せます」と。

・・・やっぱり病院を選択しました。
電話した時点で病院へ連れて行こうと
無意識に考えてたんだろうな。

病院に着くと 「ああ、腫れがひどくなったねぇ」
の先生の言葉が切なくて哀しくて。
「これで元気になってくれるといいけど」と、
脱水症状を補う点滴と抗生剤の注射をしてもらい、
連れ帰りました。

キャリーから出したらまっしぐらに寝床に向かい、
寝床の上にサクラとブチが寝そべっていたので、
躊躇なく寝床の中へ。
今度は頭から入りっぱなしではなく、
中でくるっと回り、頭を入り口にもってきました。
中・・・暑くないか？
暑かったら出ておいでよ、と声をかけて帰ってきました。


↓病院へ連れて行く前のシロ(左)。
寝床から引きずり出し、風の通る寝床の上に。
　　　　　　

↓動物は仲間の具合が悪いのを察知する能力があるのかな？
気がかりな様子でシロを見守るブチ。
ブチは滅多に鳴かない子なので却ってその様子が印象的で。
　　　　　　

↓Ｆさんが車で迎えに来てくれる間、
じっとしておれず最悪のことを考えてました。
シロがいなくなったらここに通うこともなくなるなあ。
そんなことを思いながら、馴染みになった場所を
目に焼き付けて・・・。
生あるものはいつかは死ぬ。
この言葉がグルグル頭の中を回った一日でした。
　　　　　　

　　　　　　

　　　　　　

　　　　　　

　　　　　　

↓野鳥の糞に吸い付いて離れないアゲハ！
　　　　　　

↓身体に必要な栄養素なんでしょうね、きっと。