飼い猫になったセイちゃんとは
二度と会うことはなかろうと
思っていました。
それが、幸運なことに
昨日再会出来たのですよ。
クロにご飯をあげていたら
感じのいいご夫婦が敷地内に入って来られ、
「ここにいたセイちゃんの里親になったＴです。
よろしかったら、
セイちゃんに会ってくださいませんか。
家はすぐそこですから。」
と誘われました。
もちろん喜んでお邪魔しましたよ。
命にかかわるほどのフン詰まりになり、
外の暮らしは無理と診断され
保護されていたセイちゃん。
フン詰まりで食事制限あり投薬ありと
今後も病院通いが続くであろうことを承知で
貰ってくださったＴさんご夫妻。
ご夫婦とも慈愛に満ちた
穏やかな表情の方です。
６年前にここに越してきて以来、
セイちゃんのことが気にかかっていたと言います。
部屋には過去に撮られたのね。
セイちゃんの写真が大きく引き伸ばされて
あちこちにピンナップ。
セイちゃん、片目が開かなくなってました。
全身麻酔をかけて便を掻き出す際、
ついでに逆まつげを抜く手術までしたらしいのです。
それが失敗したのか分かりませんが、
塞がってしまったようで･･･｡
私のことを憶えていて
手や腕をペロペロ舐めまくり。
セイちゃん！と呼ぶとウンニャ♪とお返事。
それを見て奥さま、
寂しかったのねぇ、と
涙ぐんでおられました。
「セイちゃんが喜ぶので
これからもぜひ、
いつでも会いにいらしてください。」と
携帯の番号を教えてくれました。
