せかいのうらがわ

君と巡り合えた事を人はキセキと呼ぶのだろう
それでも僕らのこの恋は「運命」と呼ばせてくれよ

星を刈る死神

2007-09-08 23:49:06 | その他
「ねぇ知ってる?人が死んだら星になるなんてうそ。」

唐突にそんなことを言い出すもんだから、一瞬面食らった。大体拘束された状態で言う台詞か、それは。
さ迷っていた視線が銃の照準を合わせるようにこちらを射抜いた。ニィ、と、普段こいつが浮かべ続けている不愉快で吐き気がするような笑みが浮かべられた。

「でもわたし、死んだら幽霊になって彼方を呪いたいわぁ」

うっとり、という表現が正しいのだろうが、こいつの場合そんな可愛らしい表現は死んでも似つかない。

「彼方が見えない敵にじわじわと殺されるの。そして行き場のない怒りを巻きちらすんだわぁ。想像しただけでゾクゾクしちゃう・・!」

狂ってる、としか言いようがない。仕舞っていた銃を取り出して眉間に当てても、そいつは表情一つ変えずにそんな馬鹿なことを言い続ける。

「そうして彼方が死んだら、その上に星を取って来、」
「うるせえんだよ、格下が」

ドン、という重い衝撃と共に、そいつの口は開かれなくなった。うるさい、耳障りな声はもう聞こえない。殺すなという命令だったが、殺してしまったものは仕方がない。転がった死体に向かって、今度は俺が口を開いた。

「死人に人は殺せねえよ」

―――
意味不明な話。っていうかなんだこれまたか。
もっと可愛い話にしようと想ったんだけど・・(笑
十年後のリボーンとこの前の会話メモ主人公です。

うがああああ!!

2007-09-08 16:35:22 | Weblog
すばせかでの実話。

ノイズと戦ってました。私無傷でした。
パートナーはヨッシー(ヨシュア)。
よっしー、ピンチです(危ないよ、ネク君・・)

3秒後

「失望したよ、ネク君」

・・、・・・・。


ドチクショォォォオオォ!!(チョップ!


悪いのはオメーだよ俺じゃねーよ!(内山さん声で(笑
オメーが殺られたんだろうがァアァアアァアァ!!!
俺は間違いなく無傷だったんだよォォォォオオォ!!!
くそ義弥・・・!!いつか絶対殺ス・・!!!(落ち着け

フロワにあだ名が付きました。

2007-09-08 15:34:24 | ネタ張
その名もリジー・ボーデン。
マザーグースの詩の中に出てくる、
実在する人の名前です。

本文
izzie Borden took an axe,
Hit her father forty whacks.
When she saw what she had done,
She hit her mother forty-one.

和訳
リジー・ボーデン斧を手にして
父親40回めったうち
我にかえって今度は母親
41回めったうち


リジーさんは無罪になったそうです。
よかったのか、そうでないのか・・。
無実だったのならよかったです。

フロワはそれ以前に存在を知られては
いなかったので、有罪無罪それ以前。

Humpty Dumpty and mad guil.

2007-09-08 12:41:10 | その他

「痛いのよ、」

少女は些か困ったように顔を歪めて、少しだけ言葉を発した。目の前に居た"ハンプティ・ダンプティ"は、表情の一つも変えずにそれを続けた。ますます困ったように、少女は首をかしげる。

「痛いのよ、ハンプティ・ダンプティのお兄様。いい加減止めて下さいな」

その些か威張りくさった態度から、少女は彼を"ハンプティ・ダンプティ"と呼んだ。少女を仲間として引き入れたのは、マ・メール・ロワ。すなわちマザーグースと呼ばれていた。
彼女はフランスの生まれだった為、はじめはハンプティ・ダンプティを知らなかった。だからこう、解釈していたのだ。

"リトルマン・オブ・リトルマンは、自分を待って吸い込まない
リトルマン・オブ・リトルマンは、次第に口ごもる狂った女"

「ハンプティ・ダンプティのお兄様。傷口を指で抉るのは、いい加減止めて下さいな」

許容している少女も勿論おかしかったが、それ以前にその行為を行っているハンプティ・ダンプティ自体がおかしかった。
そもそも少女がそうして血を流している原因を作ったのはハンプティ・ダンプティの方なのだ。理不尽な理由をつけては、ハンプティ・ダンプティは少女を殴ったり銃で撃ったりしていたのだ。(そしてそれを誰も、咎めない)(あの、マザーグースでさえも)

「痛いので、止めて下さいな」

次第に声が小さくなっていく。それでも、死ぬことはない。
ハンプティ・ダンプティは少女に決して死ぬような撃ち方をしなかった。もちろん、敵に対しては容赦なかったが。

「痛いから・・」
「いい加減黙れ。"次第に口ごもる狂った女"」
「・・ごめん、なさい・・」

そう言って、少女はハンプティ・ダンプティの言葉通り口ごもった。
少女は以前、ハンプティ・ダンプティに対してこう零していた。


『あの方ってハンプティ・ダンプティのようね!言葉を使うときに、あの方が選んだ意味、それ以上でもそれ以下でもなくお使いになるのよ?それにこれは、みんな人に言えることではあるけれど、人は死んでしまっては元には戻せないものね!それにあの方、小さくて丸くて卵みたいじゃない!』


――
(ハンプティ・ダンプティと狂った少女)

「リトルマン・オブ~」はwikipediaからの引用。
すげえやべえかなり違えという印象を受けました。
元がそんな変な詩じゃないので少し笑えた。

あの方が誰なのか気付かなくてもいいです。
だってハンプティ・ダンプティはなぞなぞだから。
なぞなぞって程問題がないんですがかっこわらい。
強いて言うなら「小さくて丸くて卵みたい」ですかね?


これわかった人が居たら素晴らしいと思う(笑