せかいのうらがわ

君と巡り合えた事を人はキセキと呼ぶのだろう
それでも僕らのこの恋は「運命」と呼ばせてくれよ

電波受信ー!

2007-10-26 06:47:29 | ネタ張


虹を掛けるよ 君の手の上
きっと守って みせるから
泣かないで


いや、リボーンのOPは吹いたわ(今更!
何で骸ジェットコースター?(爆笑)
キモいんスけど(そっち!?)

十代目、あいつ殺りましょう!(待

ゆらゆらと 再誕

2007-10-15 18:44:50 | その他
気が付いた時には私はもうそこに居て、忘れた頃に私はもうそこに居ないのだと思い出した。笑いながら走っていく子供が"私を"通り抜けて、どこかへ走っていく。
―・・ああ、そろそろ鐘が鳴る頃だ。


ローレライ Side


歩くような感覚で、けれど実際は浮遊するように軽い体を滑らせながら、その町並みを眺めた。天とはこんなにもあの街に似ているのか。それとももう一つの世界とやらは地球と同じ形をしているのか。あるいは、私は思念なのかもしれないが。
立ち止まって、ゆるりと自分の手を見た。・・いや、地面を見た。俄かに、とは言い難いほど薄く、ガラスのように透けた手が夢のように思えた。けれどどことなく確信をもって言える。私は死んだのだ。
かと思えば何故か此処にいる。どうしてかと問えば幽霊としか言えないのだからお笑い草だ。けれど私に未練などあったのか。どうにもこの世は可笑しなことばかりらしい。

そして私は、思いを馳せるとそれが見えるらしかった。できれば生前からこうであって欲しかったと思うと、思わず笑いが零れた。生きていれば不審な目で見られただろうが、今や私は誰にも見えていないのだからその心配もなかった。人の心が誰にも覗けはしないように。


初めに浮かんだのは私の尊敬すべき師であり、隊を総統されていた方だった。
ぼんやりとした視界から、徐々に見えてきたところで、思考は凍りついた。やはりというべきか、体中に巻かれた包帯に縛り付けられるようにして、横たわっていた。動けないのだ、迅速の剣術を使いこなし、全てを力でねじ伏せてきた隊長・・スクアーロは。

「ローズ」

声が響いたことで、生前の癖か敬礼の姿勢をとってしまった。生きていようがいまいが見えはしないというのに。此処に存在する"居ない"私に、尚もスクアーロはうわ言のように言い続ける。

「そろそろお前の所に逝けそうだぜぇ」

なんと嘆かわしいことか。そう思って閉じた瞼の裏に、二度とその光景は見えなくなった。


次に見えたのは、男であり女であるという、四六時中混乱させられた人だった。
私が死ぬ前、常のようにしていたことを、また鏡の前で繰り広げながら、一度回ってみたり、と。一人で行うファッションショーだと言っていたか。けれど以前のようにその横に居たはずの私の姿はない。

「やっぱりこっちの服の方がいいかしらぁ」

楽しげにゆたいながら服を取っては投げ、取っては投げ、とするうちに、部屋の中は強盗でも入ったかという様な有様になった。溜息を吐いた。それを片付けるのは私の役目だったからだ。

「・・マリーちゃんにも着せてあげたかったわ」

肩を竦めると、そこには柄にもなく眉を下げるルッスーリアの表情が映っていた。思わず目を見開いて後ずさると、その光景は消えてしまった。


意図せずしても思い浮かんだのは、金色のゆるい線と銀のティアラ。
いつになく大勢を切り裂いたらしいベルフェゴールの服と顔は真っ赤に染まっていた。こんなに荒れているということは、誰かと口論にでもなったのだろうか。・・いや、今までこんなことはなかったはずだ。

「ローズマリー」

背筋が凍る思いをした。服の内側へ氷を投げ入れられるような、そんな冷たい声。常に楽しげだった"王子"の面影は、今や見る影もなかった。そこに居るのは、"Prinse The Ripper"、"切り裂き王子"そのものだった。

「帰って来いよ。王子の言うこと、聞けないわけ?」

その声に、私は返すことができないのだと思うと、絶望に視界が歪んだ。


意図して思い浮かべたのだ。武器を幾重にも背負った背中。
そこは私が死んだ場所だった。いつになく真剣な表情はやはり、我が君の笑みのためなのだろう。それを踏みにじった私を、レヴィ・ア・タンは許さないだろう。

「くそ、何故あんな奴の為に!」

やはりな、と目を閉じた。顔を歪めるその表情は見るに耐えない程怒りに震えていた。武器を握る手も、心なしか硬い。

「何故、ローズが死ななければならなかった!」

どく、と波打った心臓の音に、その光景はかき消されてしまった。悲願に歪んだ表情を、私は忘れることなどできないだろう。


ふと浮かんだものは小さく、けれど大きな存在感を持っていた。
小さ過ぎる彼にとって、その廊下は果てしなく長いように感じられた。けれど浮遊していく速さはいつにも劣らず、よく会話を交わしつつ歩いたものだ。彼が・・・マーモンが覚えているかどうかは、わからないのだが。

「この廊下は長いね」

静まり返った廊下に、ひとりごとのような、それでいて人に語りかけるような、そんな声が響いた。ふと止まった顔が、こちらを向く。・・いや、振り返っただけなのだろう。けれどあまりに的確にこちらを見ていて、そう錯覚した。

「君が居ないと暇で仕方がないよ、ローズ」

また背を向けて進みだした背中は滲んで消えた。・・そうか、私は。


ゴーラ・モスカ、並びに我が君を視ようとしたとことで、ふつりと視界が事切れた。
目に浮かんだそこは、ホワイトノイズの飛び交う暗い部屋だった。違和感を覚えつつも、何故か動かしているという感覚のある手を眺めた。透けていない。けれど、感覚もない。一体自分はどうしてしまったというのだろうか。
不安を覚えつつもその名を口にしようとして、また噤んだ。どうしてだろうか。私は"その名を知っている"のに、"知らない"のだ。言葉にすることができない。

「・・ボ、ス」

かろうじて出した声は機械的で私の声ではないように思えた。今更ながら、息をしているという感覚もない。私は一体、どうしてしまったというのだ。ゾンビにでもなって、蘇ったとでもいうのだろうか!

「何だ」

恐怖を覚えるほど機嫌の良さそうな表情が目の前に見えた。その横には、ゴーラ・モスカ。何故。何故だろう。何故私は此処にいるのだろう。何故、"私は生きているのだろう"。

「・・どうして生きてんのかって顔だな?」

声を上げて笑った彼の名を私は今だ思い出せずにいた。ただその表情が何かを思わせたのか、ふとある名が浮かぶ。けれどこんな名前ではないはずなのだ。

「答えは簡単だ。俺がお前を生き返らせた、ただそれだけだ」

あまりに支離滅裂な答えだった。けれど何故か頭は納得し、体は勝手に動いた。その膝元に跪いて、私のものとは明らかに色の違う黒髪を零しながら声を発した。

「・・・ローレライの思惑のままに」

こうして私は再誕し、ローレライと"出会った"のだ。

―――
(ゆらゆらと 再誕)

もう意味わかんない(二度目)
でも勢いに任せて書きました。
・・・がんばったよ、僕(何

我が名はタナトス

2007-10-12 23:44:35 | その他
かつかつと、まるで背中を押されているような速さで床を踏む。ローファーの底に仕込まれた鉄が床を傷つけないよう、細心の注意を払いながら、それでも早足に歩いていく。けれど決して、走りはしない。
自分は一度死んだのに、と考えつつ、扉を叩いた。

「入ります」
「・・・」

無言、それでもいつものことだ、と思い、特に気にする風もなく扉を開けた。その直後、頬を掠ってナイフが壁に刺さる。それを緩く受け流しつつ、にこり、と笑う。

「パウア・ディ・モーテ。テメェ、"向こう側"に居たそうだな」
「前から申し上げている通り、"私は見方じゃない。けれど敵ではない。貴方のものでは、決してない"と…何度言えば伝わりますでしょうか、ローレライ」

彼女の名前は記憶の彼方、どこかに捨ててきてしまった。それは彼なりの皮肉であり、そして彼女の真実でもあるのだ。けれどそこに存在する彼女は、虚実。存在こそが真実を紛らわす擦りガラスのようなものだ。
あからさまに顔を歪めて、彼女の言う"ローレライ"は口を開く。

「ふざけるな」
「いいえ。私を"死の恐怖"とお呼びになるのですから」
「・・・、」

舌打ちをして、結局ローレライが降りた。彼女くらいだろう、ローレライを言いくるめられるのは。
そもそも、彼女はローレライが居るからこそ存在しているのであり。彼女が居るからこそ、"ローレライ"でありうるのだ。けれど彼女は、"決して貴方のものではない"という。

「私はこれから"向こう側"に参ります。そのご報告に参りました」
「訳は」
「訳?・・訳などございません」

半ば嘲笑うようにして、パウアは呟く。

「"全ては運命(さだめ)の思惑通り"、全ては私の気まぐれ」


―――
(我が名はタナトス)(絶望に打ちひしがれよ)

「全ては運命の~」っていうのは、昔作った歌詞です。
「全ては運命の思惑通り」「人は運命の遊び道具」
「全ては運命の思惑通り」「人は舞台の出演者」
っていう。・・・暗!(殴

ちなみにこの話で言うところのパウア。
紅です。(どーん)
死の恐怖は・・.hack//のハセヲですな。ふは(何
ローレライにとってパウアの死は恐ろしいのです。
だから生き返らせた。皮肉にも死の恐怖と名付けて。
紅も一度死んでるんですよ( 爆 弾 発 言 !

ローレライ?・・・グッb(笑顔)(何!
まあ、口調でわかると思いますが。

あんたは一度でも、

2007-10-08 18:34:12 | ネタ張


「人を愛したことがある?」


元は「散三龍華(仮)」の沖田のせりふ。
・・・の予定だったもの(オイィィ
散三龍華(名前)に向かっての問いかけだったはず。
分岐モノだったんですよね確か。沖田と高杉と銀?
どっちかっていうと、生か死かみたいですけどね。
沖田だと内通っていう罪名で笑って粛清されるし、
高杉だとナチュラルに殺されます(お前が殺されろ
銀・・っていうか万事屋edだと、銀時恐怖症(殴
が、紅桜事件で完治して、高杉との縁を切って(殴Ⅱ
真撰組を抜けて万事屋の方に入って・・だったと。
てか散三龍華書かなきゃ・・・(今更!


リボーン系の話。
セッタンタセッテの声がデカイマフィアランキング。
此処に宣言します(せんでええがな


私は絶対にスクアーロより声がでかい(黙れ


間違いない。ていうかボスの鼓膜破れる自信がある(∑
スクアーロの鼓膜だってなんのその。
私は鼓膜クラッシャーだ(何かが激しく違う
・・・、桐たん(∑)友達でいてくれてありがとう・・(ほろ

あと「とある休日の物語」と長編をリンクさせよーかな、と。
ていうかなんかいい台詞が浮かんだんだよねえー。
「空がなくて、天気なんて存在できると思う?」って。
まあ、

つまり十年後の話ですが(死ねばいいと思うよお前

・・なんで黒曜編とかじゃないの・・・(しくしく(キモ!


小説の話。
最近はなんか純愛小説みたいのが浮かんでます。
「焼け野ヶ原」っていうタイトルにしよーと
思ってるんですけど・・書きたくない(ちょ
なんか、大切な人が帰ってこなかった主人公は、
小高い緑生い茂る丘の上に立てた小さな家に
火を放って自殺するんです。ありがち(何
・・てか起承転結の結だけじゃわかりませんね(笑
そんな場面に使いたい文章のメモ。
「私が放った火はうねりながら、二人の思い出を燃やしてゆきました。けれどそれは目の奥の幻で、ほんとうは貴方様が微笑みながら手を差し伸べて下さっているのではと思うのです。そうして私はその手をとって、貴方様と同じように微笑みながら、いつかと同じようにどこか遠くへといけるのではと思うのです。目の奥にゆらめく炎は私の目の前まで迫ってきました。」
 ( 中 途 半 端 ! ) 

あとは買った本の感想。5千円も出てゆきました(泣
でも後悔はしてません。面白かったから(・・・

・"文学少女"シリーズ
「~道化」は面白かったけどその他がイマイチ。
でも全部買ったけどね。続きが気になるから。
流人はかっこいいけどうざいわあ(お前が な!
千愛は私に一番似てると想う。でも私と違ってかぁいい。
そして何より遠子先輩、ね!大好きだ!かわいい!
物語を食べるって・・・私のも食べて・・!(腹下すわ

・鳥籠荘の今日も眠たい住人達
さすがに新人賞をとった人ってだけあって質が違った。
とりあえず、主人公がヌードモデルってのは吃驚した。
いやでも・・・由起くんかっこいいなーヘンタイだけど(笑
変人どころかヘンタイだけど。・・・まあ、恋は盲目?(違!
いやでもやっぱ、よっしーかっこいいよ(∑誰








ローレンは世界に絶望して死んだんだと思う(∑何!