歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

北朝鮮「電磁パルス攻撃」の脅威 

2017-09-11 00:02:47 | 産経ニュースから記事を拾う

 

                   

  

  わざと日本に対する危機が迫っていることを伝えるのを、メディアはして居ないのでしょうか。トンデモない事態が北朝鮮によって引き起こされようとしている今。メディアは北朝鮮に忖度して、この危機を伝えようとしていません。

  テレビメディアに出てくる反日タレントは、その発言で嘘が暴かれつつあります。テリー伊藤。池上彰。関口宏 。羊の皮をかぶったオオカミのように、甚割と日本の戦後体制からの脱却を邪魔しています。

       

  わが日本の存亡を北朝鮮に握られているような現状において、北朝鮮を非難せず、こういう状況にしたのは安倍政権の責任だと。見当違いを、日本の国民に植え付けようと、特定アジアの工作は相変わらず巧妙に動いていますが「電磁パルス攻撃」は、次元が違います。

  ほとんど停電など経験せず、電車に乗るのもバスに乗るのも、銀行からお金を降ろすのも、買い物をするときにもカードを使います。そういう生活が普通の状態になっています。

  テレビもその姿は薄くすっきりしました。パソコンもノート型が不通になりました。ここ20年ぐらいの進歩はすさまじい物が有りますが、この「電磁パルス攻撃」を北朝鮮が日本に対してするかもしれないと言う事は、まずテレビメディアでは隠し続けています。

  

  テレビ局の中には多くの特定アジアの採用枠があるそうです。強引に嫌がらせを続け、その枠を勝ち取ったと言います。まだ日本のどの放送局も朝鮮民主主義人民共和国という名前で呼ばなければならないと。GHQから続いた東京裁判史観の名残があったのです。

  あくまでも日本は悪者でなくてはならない、アメリカ軍人の、上層部は日本の真珠湾攻撃に対して尊敬の念を込めてパールハーバーの記念館に、その特攻機や味方の損傷した軍艦を展示しています。そこの記念館の館長は大変な日本贔屓と聞きました。

 

  📶 📶 📶 📶 📶 📶 📶 📶

 

 【産経抄】  産経新聞・平成29年9月10日 付

      北朝鮮「電磁パルス攻撃」の脅威 

  世の中の電源が一斉に落ちたらどうなるか。「スマホでググる」ができないのは諦めがつくとして、電話自体がつながらない。電子マネーが使えない不便には目をつむるとして、現金を引き出すATMが動かない。

 ▼情報通信網や先端機器に覆われた社会は作りが繊細である。厄介なのは暗転が音もなく訪れることだろう。〈「停電が起きた瞬間」とは、「何も起きなくなった瞬間」なんだ〉。今年2月に映画化された小説『サバイバルファミリー』(矢口史靖(しのぶ)著)の一節にある。

 ▼当節は、停電だけに備えればいいという時勢でもない。通信機器の誤作動などを生む太陽フレアに加え、無法者がもたらす脅威も低く見積もるわけにはいかなくなった。9日に建国記念日を迎えた北朝鮮が、しきりに喧伝(けんでん)する「電磁パルス(EMP)攻撃」である。

 ▼上空で核爆発を起こし、強力な電波の一撃で地上の電子機器を麻痺(まひ)させる。いわば「電源が落ちた」世界はコンピューター登場以前に戻り、復旧に数年かかるという。その戦力を北が得たかどうか冷静に見極める必要があるとして、インフラ網の防御は急務だろう。

    

 ▼昨年秋は首都圏で、この夏は大阪で起こった大規模停電が記憶に新しい。ミサイルという甚だ危険で迷惑な挑発も、われわれが踏みしめる地盤の危うさを直視するにはいい機会であろう。要は、国際社会の連携と圧力で押さえ込み、北に何も撃たせないことである。

 ▼きょう書いた原稿が翌朝には活字になってお茶の間に届く。当方は紙媒体というアナログの業界に携わる身だが、便利なサービスが繊細な社会基盤の上に成り立っていることには変わりない。電源が落ち、世の中が暗転しては困る。ガリ版刷りの壁新聞も味わいは悪くないのだが。

  ・・・・・・・・・・・・・・・

  この『産経抄』は9月10日に載った文章です。これに関連した記事が8月27日にすでに出ていました。これがどのくらい日本にとって大変かを、「クローズアップ科学」に詳しく書かれています。ここら辺を日本のメディアは完全に素通りしています。

 

 産経ニュース・平成29年8月27日 付


【クローズアップ科学】


「電磁パルス攻撃」の脅威 上空の核爆発で日本全土が機能不全に

   

  北朝鮮が核兵器や弾道ミサイルで挑発を続けるなか、もう一つの深刻な脅威として「電磁パルス攻撃」の可能性が指摘されている。上空で核爆発を起こし、広範囲で都市機能を破壊するものだ。

  北朝鮮は既に攻撃能力を持つとみられるが、日本の対策はほぼ手つかずで、専門家からは懸念の声が上がる。(小野晋史

    大規模停電の恐れ

   電磁パルス攻撃は、高度30~400キロの上空で核爆発を起こして行う。その際に生じたガンマ線が大気を構成する窒素や酸素などの分子に衝突。分子に含まれる電子がはじき飛ばされて雷のような巨大な電流が発生するなどした結果、強力な電波の一撃である電磁パルスが地上に襲いかかる。

  電磁パルスは送電線を伝ってコンピューターなどの電子機器に侵入。その電圧は5万ボルトに達するため、機器はIC(集積回路)の機能停止で損壊し、同時に大規模な停電も発生すると予測されている。核爆発に伴う熱線や衝撃波は、地上には届かない。

   

  影響範囲は爆発の高度や規模によるが、高度100キロで広島型原爆の3分の2に相当する10キロトン(TNT火薬換算)の場合、日本全土をほぼ覆う半径約1100キロにも達する。

  1962年に米国が北太平洋上空で行った高高度核実験「スターフィッシュ・プライム」では、高度400キロの宇宙空間での核爆発で電磁パルスが発生。爆心から1400キロも離れた米ハワイ・ホノルルなどで停電が引き起こされ、その威力が実証された。

 空から襲う“津波”

  現代社会は電気なしでは成り立たない。電磁パルス攻撃によって大規模な停電が発生し、公共インフラを支える電子機器が損壊すれば、都市機能はまひする。

  電話やインターネットなどの通信やガス、水道の供給が停止。飛行中の航空機が操縦不能になったり、電力を絶たれた原子力発電所が制御不能に陥ったりする恐れも指摘されている。

    

  米国の専門家チームが今世紀に入ってまとめたシナリオでは、10キロトンの核爆弾がニューヨーク付近の上空135キロで爆発した場合、被害は首都ワシントンを含む米国東部の全域に及ぶ。

  損壊した機器を修理する人員や物資が大幅に不足し復旧には数年を要し、経済被害は最悪で数百兆円に達する。電磁パルスは健康に直接影響しないとされるが、食糧不足や病気などで死傷者は数百万人に上ると推定している。

  元陸上自衛隊化学学校長の鬼塚隆志氏は「電磁パルス攻撃は宇宙から襲う津波のようなものだ。被害を完全に防ぐことは難しくても、備えを固めるなどして減災に取り組む必要がある」と強調する。

  「日本は無防備」

  電磁パルス攻撃は地上への核攻撃と違い、ミサイルの弾頭部分を大気圏再突入時の高熱から守る技術は必要ない。小型の核弾頭を搭載したミサイルを発射し、目標上空で起爆するだけだ。

  米国防総省の内部では、北朝鮮が既に核弾頭の小型化に成功したとの見方もある。成功が事実なら、弾道ミサイルや人工衛星を搭載したロケットが上空を通過するとみせかけ、

  日本の真上の宇宙空間で核爆発を起こすことも可能だ。日本の領土や領海に着弾する恐れがない場合、迎撃ミサイル発射のタイミングを逃す可能性は十分にある。

  電磁パルス攻撃は米国やロシア、中国も能力を保有しているとされる。核爆発以外の方法でも可能だ。米露中のほか、北朝鮮や中国の脅威にさらされる韓国や台湾でも、インフラや軍などの防護対策が進んでいる。

   

  これに対し日本は取り組みが遅れている。電子戦に関わる研究開発を担う防衛省の電子装備研究所は、電磁パルス攻撃を受けた場合に「(自衛隊の)指揮・統制機能が無力化される恐れ」があるとして、今秋にも防護技術の動向調査を始める。

  だがその内容は攻撃の脅威に関する調査や、防護技術の実現に向けた課題の明確化など基礎的な検討にとどまる。

  電磁パルスが防衛装備品に与える影響に詳しい企業関係者は「日本には、電磁パルス攻撃への備えがまともに存在しない。社会全体が無防備な現状は非常に危険だ」と警鐘を鳴らす。

 

   📶 📶 📶 📶 📶 📶 📶 📶

 

  思えば、日本は平和な時代を長いこと過ごしました。私などは戦後の食糧難時代位しか、その辛さを知らず、それぞれ様々な戦争による後遺症はありましたが、世界の動乱を横目で見ながら、此処まで来てしまいました。自分たちが動乱の当事者になるなんて考えずに。

   

  今回も何とかなるのでしょうか。しかしこの日本民族という気高い民族と国家は、世界の中で無くしたくないと言った欧州人も居ました。自分からは言いにくいですが、日本という国は地球上における宝と言っていいでしょう。と言ったらパヨクは騒ぐでしょうが。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿