タイのアユタヤ方面で大洪水になっているらしい。あちらは所謂「雨季」なのだが、上流で降った大雨が下流の都市部で氾濫をおこして、首都バンコクに向かって移動中とのこと。
要するに北側から洪水のカタマリ(琵琶湖の何倍もあるらしい)が徐々に南下している。。。まさに「自然の脅威」である。
何で、こんなコト書くかというと、ウチの会社はタイにも工場がありまして、見事に水没したとのコト。。。。(ホンダとか大手日系企業も被害にあっているようだが・・・)
情報によると3メートル近く浸かったらしく、製造機械はオシャカだろうし、金型・治工具類も新しく作った方がマシな状況である・・・・、まさに「東日本大震災」の災難の再来である。
あの時と違うのは、「日本の全国的な災難」ではなく、「ウチの海外工場の災難」なのである。そこで製造している百種類近くの製品は、日本をはじめ中国・米国・欧州で使われているのである・・・モノが間に合わなくなるのは時間の問題である。
災難のスケールもグローバル化して我が身に降り掛かって来る時代になったモノである。(そ~言えば「リーマン兄弟のバカヤロウ」の時もグローバルな災難だった・・・)
あんまり、「会社ネタ」は使いたくないのであるが、次の情報をどうしても伝えたかったのであります・・・。
現地駐在員からの報告に、「近所のワニ園が水没し、ワニが1800匹ほど脱走・放流された・・・。それに、普段は草むらに潜んでいるコブラが何匹も水面を泳いでるのが見えた・・・」とのこと。。。復旧のメドは立っておりません。
ちなみに「タイが大変だ!」のフレーズは、会社では禁句となっております。。。。
我らがチームメイト「キング・ミヤザキ」は高台の御殿にいらっしゃると思うので水没の心配はないとしても、ワニやコブラとの戦いが心配です。。。